2023年12月。クリスマスホリデーのシーズンに、聖ヨハネが黙示録を書いたパトモス島に行くことにしました。せっかく船に乗るのでロードス島も観光することにしました。ホリデーついでにメテオラとアテネも観光することにして、ギリシャホリデー欲張りツアーが完成。
目次
- ギリシャでまだ見ぬビザンティン教会を見たい
- パトモス島の聖ヨハネ修道院
- パトモス島に行くならロードス島も行こう
- メテオラのビザンティン教会群
- アテネ(主にアクロポリス周辺)
- ギリシャ欲張りホリデー旅行マップ
ギリシャでまだ見ぬビザンティン教会を見たい
ギリシャ、そこはエーゲ海のリゾート、古代ギリシャ、神話の世界・・・などなどロマンあふれる旅行先です。でもそこに加えて、ビザンティン教会好きにとっても魅力的でたまらない国であることをお伝えしたいところ。
ギリシャでビザンティン教会を堪能できる街はたくさんあって、これまで以下のような街と修道院・教会を旅行してきました。
そして、今まで行きたいと思いつつも、日程の都合で行けてなかった修道院・教会が以下です。
今回の旅行ではクリスマスのホリデーシーズンに合わせて、今まで行きたかった、でも行けてなかった場所を中心に旅行を計画してみることにしました。
パトモス島の聖ヨハネ修道院
パトモス島はドデカニサ諸島の端っこ、一番アテネ側にあります。この島は空港がなくて、アテネからだとフェリーで8時間かかります。
どうもここはエーゲ海クルーズで寄港するのが一般的な観光ルートみたいですね。。。クルーズに参加しない場合、最っ高にアクセスが悪いのです。(今まで行けてなかった理由のひとつ。)
Saint John the Evangelist on Patmos by Hieronymus Bosch, 1505
パトモス島の聖ヨハネ。byヒエロニムスボス
パトモス島はローマに追放された聖ヨハネが黙示録を書いたとされる島で、洞窟と修道院が世界遺産になっています。
ヨハネの黙示録といえば、終末の予言とか意味深なことがいろいろ書かれていて、中世ヨーロッパで流行した千年王国思想とか、現在でも数々の映画のテーマになっている終末思想とかの元ネタ。解釈も様々な謎に満ちたあれです。。。聖書のなかでも最も中二心をくすぐられる文書。
この内容の神の啓示を受けて、それで書いた場所というのがパトモス島の洞窟なのだそうです。それを見に行きます。
パトモス島に行くならロードス島も行こう
せっかくアテネから8時間かけてパトモス島まで行くんだから、とんぼ返りはもったいない。そんな気がしたので、さらにフェリーに乗って、同じドデカニサ諸島の有名観光地、ロードス島にも上陸してみることにしました。
ロードス島には空港があるので、帰りは飛行機でアテネまで飛べるのが便利です。
ここは特に見たいビザンティン教会とかはないけれど、ロードス騎士団が創った中世っぽい要塞や、中世らしい旧市街が楽しめそう。のんびりホリデーを過ごしたいです。
メテオラのビザンティン教会群
メテオラは言わずもがなの有名観光地です。これまで何度か検討したんですが、微妙にアクセスが悪く、日程的な都合とかの事情で行けてなかったもの。奇岩の上に建つビザンティン教会を鑑賞したいです。
具体的に行ってみたい修道院は以下の8カ所。
アテネ(主にアクロポリス周辺)
アテネといえばアクロポリス。今までのアテネ滞在ではスルーしており、ちゃんと観光していません。
今回はのんびりホリデー旅行なので、こうしたギリシャっぽい観光もしたい。
(ちなみに有名なパルテノン神殿やヘファイストス神殿は、ビザンツ帝国時代にはそれぞれ教会にコンバートしてた歴史があります。)
またアクロポリスの周辺にも11世紀、12世紀前後に建てられた小さなビザンティン教会が点在していて、どっちかというとそれらを見に行きたいところ。
具体的な教会マップが以下です。
これはByzantine Legacyというサイトから拝借したマップなのですが、過去に自分が観光したところだけ赤いピンに変えています。
地図からわかることは・・・主に繁華街(エルム通り沿い)にあるビザンティン教会は観光済みで、アクロポリスとその周辺、それからコロナキエリアにある教会が未観光です。アクロポリスも含めて、これらの教会を見に行くつもりです。
ギリシャ欲張りホリデー旅行マップ
行きたい街をピックアップした欲張り旅行。赤いピンでそれぞれ示したところです。
・・・マップにしてみて驚きましたが4カ所の離れ具合がほぼ等間隔。これはすごく効率悪いかもしれない??
でも行くことを決めてしまったのでこの欲張りセットで行きます。12月でシーズンオフだけど、フェリーに乗って島もめぐります!メテオラとロードス島では気温差も激しそう。
詳しい行き方と観光ルートは次の記事で。
(続く)