ギリシャ欲張り旅行、5日目。パトモス島で何もしないを楽しむホリデー。
目次
オフシーズンのパトモス島・スカラ
アテネから8時間かけてパトモス島に来ましたが、観光は滞在初日の午前中に「あっ」という間に終わりました。そのまま次の行先に移動したいところですが、翌日の夜中にならないと船は来ません。
ということで、寝たり起きたり、食品店でビールやハムやお菓子を買ってみたり、ホリデイらしくただ歩いたりぼんやりカフェで海を眺めたりして過ごしました。
遠くの山の上、左の方に見えるのがさっきまでいた聖ヨハネ修道院とChora(ホラ)の街。
海沿いにテーブル席があるカフェ。
スカラはホラの街よりは人が外を歩いているし、お店も開いてるけど、やっぱり全体の9割くらいは閉まってます。
この通りは夏は全部レストランみたい。ほぼ閉まってるけど。夏はどれだけ人が来るんだ。
数少ない、営業しているレストランで晩御飯。地元の人もけっこう来てました。
オフシーズンのパトモス島・スカラ2日目
さらに2日目。めちゃくちゃたっぷり寝て、午後からまた海沿いを歩いて猫を見たり、カフェをはしごしたりしました。
クリスマス仕様のフラッペ。
浮かれっぷりがすごい・・・観光シーズンじゃないときに見るとちょっとテンション間違ってる感じの、謎のアイスクリームキャラ。
海にゆらゆら浮かぶ鳥。
天気が良いです。
冬なのに太陽が眩しい。あったかくて風も気持ちいい。。。
海は透明度高くて、魚が透けて見えた。
島流しされた聖ヨハネは、こんなにきれいな海と空と太陽の下で、あの終末思想、黙示録を思いついたのでしょうか。←否、神から啓示を受けたのでしょうか。
住民たちは夏はクルーズで押し寄せる観光客相手に頑張って稼ぐんだろうけど、冬の今は自分たちのためのクリスマスに向けて、のんびりしつつもほんの少しそわそわした雰囲気でみんな楽しそう。それにこの気候。
なんかこの能天気な空気感とヨハネの黙示録がどうも結びつかなくて、ここで書かれた黙示録というのが説得力ないなぁ、とか思いました。
嵐の夜に出航
ところがですよ。深夜のフェリーに乗る夜からは大雨。日中ののんびり能天気具合はどこへやらの、雷が近くでピシャーンピシャーン鳴るし光るしのすごい嵐になりました。
道路も広場もその面積のままのでかい水たまりと化してました。。。
・・・なるほどー!
こういう、空と海がダイレクトに襲ってくるような悪天候の夜に、黙示録は書かれたのかもしれません。雷が岩を(物理的に)3つに割ったのかもしれません!
フェリーは深夜2時、時間どおりに来ました。他の乗船客と一緒に、皆びしょ濡れになって走って乗船しました。
揺れた。。。かもしれないけど、酔い止めを飲んですぐ寝たのでよくわかりません。
悪天候のせいか1時間半ほど遅れて午前11時、ロードス島に到着。ロードス島も嵐ではないけれど、雨でした。
ロードス島観光は次の記事に続きます。
(続く)
- アテネ市内のビザンティン教会いろいろ+アクロポリスなど
- アテネ市内、アテネ郊外のビザンティン教会いろいろ
- フェリー(8時間)でパトモス島へ行こう。ピレウス港ではタクシーを使おう!
- オフシーズンのパトモス島で聖ヨハネの洞窟と修道院を見る
- 何もしない・冬のパトモス島ホリデー ⇐今ココ
- 雨上がりのロードス島。イタリアっぽい中世の要塞都市を街歩き
- 冬のロードス島旧市街、1日観光記録
- どう行っても登山になる絶景メテオラ、拠点の街カランバカに到着
- クリスマスの大混雑メテオラは日本でいうところの初詣感覚(たぶん)
- メテオラ観光の最後はカランバカのビザンティン教会
- 歩くアテネ。考古学博物館とベナキ博物館に行こう