超個人的★ヨーロッパ旅行のHow To

ヨーロッパに住んでいる旅行好きです。バックパッカー、キャンプ、ユースやドミトリー泊などはしません・・・。公共交通機関(やタクシー)ばかり利用してきた、これまでの個人旅行記録と旅のHow To。

【ウズベキスタン旅行記】11:最終日のタシケント。バザール、旧市街、メドレセなどを見る

ウズベキスタン旅行最終日、タシケントの観光旅行記です。2日目はチョルスー・バザールから旧市街のメドレセなどを見て歩きました。

 

目次

 

 

  

 

 

 

 

チョルスー・バザールに行ってみる

いつのまにかウズベキスタン旅行も最終日。タシケント1日目は新市街を見たので、2日目は旧市街に行ってみることにしました。

大混雑!日曜のバザール

この日は日曜日でした。まず、チョルスー・バザールの建物の周りからして人・人・人&人で、大変なことになってました。

認識が違っているのかもしれませんが、「チョルスー・バザール」という屋根付きの建物を目指していたのに、その周り?を取り囲む何重もの露店に阻まれて、建物が見えず、目指す方向もわからない状況。この露店もチョルスー・バザールの一部なんですか?そうなんですか?!

写真が撮れたのは人がマシなところに出られたからで、そのため人がマシなところしか撮れてないですが、実際は露店と露店の幅1.5メートルもないところを、2方向に動く人にまみれて団子みたいになりながら移動してきた感じです。

子供服や洋服がぶら下がってるのをかき分けて通ったと思ったらなんか料理の焼いてる臭いがしたり、けっこうカオスでした。

ガイドブックで見た建物発見

これが目指していた建物です!チョルスー・バザール(の本拠地)ということで良いでしょうか。

内部は広々としていて、壁際に2階がある。外の露店と違ってとっても清潔・整然としていました。

売られているものが、ちゃんとエリアごとにまとまってます。肉売り場らへんを歩くのがおもしろかった。

屋内はいいとして屋外にも店があって、しかも同じものを何店舗ものお店が出ているのに、ここに買いに来る人はどこに何のお店があって何が売られているのか、把握してるんでしょうか。。。やっぱり食堂とかレストランとかやってる人は、どこどこのお店でしか買わない、とか決めてるのだろうか。

外に出てしばらく歩いてみるとバーベキュー広場みたいなところがありました。

煙がもくもくと出てて、座席はかなり埋ってました。どのお店でもシャシリクを山盛り焼いてる。美味しそうとは思ったけど、人に疲れたし、なんか空いた席も見たところなさそうだったので、見て満足しました。

バザールから出る

露店のテントの列がつくる道なき道を辿って、なんとかバザールの裏手から道路っぽいところに出ることに成功しました。

カフェで一息

モスクっぽい屋根が見える、旧市街の道に出ました。

あれ・・・なんだかいい感じの道です。

石畳の道にドアの彫刻もなんか素敵。いくつかはゲストハウスのようでした。

カフェを発見。

店内。パン屋です。ここのパン屋は英語の表示がありませんでした。グーグルレンズを使って力技で翻訳し、ラム、チキン、ツナのサモサと、緑茶を注文。(店員さんは英語は話せないけど、グリーンティーとかの単語は通じました。)

サモサ3種類。注文すると温めて出してくれます。なかなか美味しかったです!

パン屋を出てしばらく歩くと、門がありました。

左が門の内側、右が外側。こんな門から始まる道沿いにさっきのパン屋があります。チョルスー・バザールにも裏側から入る感じになりますが、ここから行けます。

なにやら建設中の巨大施設を目指して歩いて迷う

そのままハズラティ・イマーム・コンプレックスを目指し、グーグルマップの経路検索の誘導のとおりに歩いていきました。ハズラティ・イマーム・コンプレックスというのは、なんか広場にいくつかのモスクとメドレセと、あと世界最古のコーランを保管している博物館が集まっているところです。

民家が並ぶ道。

ホテル?のベランダ。エアコンの室外機カバーがおしゃれ。

前方に、巨大な青いドームが見えてきました。

あれが目指すところに違いない・・・

あれ、よく見るとすごい工事してる。というか何か作ってる?

そしてグーグルマップで示された道はフェンスで無情にも通れなくなっている。

このあとは高い塀に囲まれたすんごい狭い道を、なんとなく方角をたよりに曲がったり曲がったり行き止まりを見たりして、迷いつつ歩きました。

元来た道全部引き返さなきゃならないかと思いました。が、人が1人かろうじて通れるほどの狭い道を通ると、幹線道路沿いに出られました。良かった。

ハズラティ・イマーム・コンプレックス

到着しました!観光客がぞろぞろこっちに集まってくるので、ここで間違いなさそうです。ちなみに、さっき見た建設中っぽい建物は、やっぱりなにか建設中の巨大施設のようでした。

何ができるんですかね・・・?

ここの中心はだだっ広い広場になっていて、子どもが遊んでたり、観光客が写真を撮ったり、ウズベク民族衣装の撮影なんかが行われてました。

ラク・ハン・メドレセ

広場の一番奥にあるメドレセ。中庭はお土産屋さんです。

ハズラティ・イマーム・モスク

広場の一番道路側にある、大きな現役モスク。

中庭の木造の回廊が素敵でした。

モスクの入り口前で、ザクロジュース的なものを売っていたので飲んでみました。ちょうど喉がかわいてたので美味しい。右の写真は、中のフルーツはどうする?となったときに、食べれるよ!というジェスチャーをするおじさん。

世界最古のコーラン

ここに世界最古のコーランがあるというので、お金を払って見に行ってみました。

観光客はけっこう高めの料金を払った記憶あり。。中は撮影禁止です。巨大な本で、昔の書体で書かれていてオーラを放ってました。

凧揚げが人気

広場では小さい子供たちが凧揚げで遊んでました。ここに来る途中に道に迷った住宅街でも、電線に絡まった凧を見た。

1人、突出して高いところに揚げてる、しかも長時間そのままのスペシャリストの男の子がいて、しばらく凧さばきに見とれてしまいました。

スペシャリストの子は友達にやらせてあげたり、自分より年下の子にも持たせてあげたりして、優しくてジェントルマンでした。

ウズベキスタン最後の夜

いつの間にか夕方。夕食はティムール広場の少し良さげなレストランに行ってみることにしました。

ちょっと高級レストラン

この国ではこれまで入ったことのない高級な店構え。

サモサと、ショルパだったかマスタヴァだったかのスープ。ウズベキスタン料理では、この熱々サモサとスープの組み合わせがすごい好きになりました。

ラム肉の煮込み料理とラグマン。美味しかった!

デザートも食べました。高級店らしくホスピタリティも良くて、最後に大満足。

maps.app.goo.gl

ホテル・ウズベキスタンのライトアップ・・・というか宣伝?

タシケントの夜。

というか・・・ホテル・ウズベキスタンの夜。

めっちゃ企業の宣伝ボードと化してる。。。

社会主義国時代の、国の威信をかけたナンバーワンホテル、というようなところだと思ってたんですけど。ここまで広告宣伝やってるのを見ると、これでいいのか?と他人事ながら思ってしまう。

でもちょっとおもしろい。

ちなみに宣伝だけじゃなくて、ウズベキスタン国旗もありました。こっちの方がいいですね。

楽しかった!ウズベキスタン。最初に一番遠くのヒヴァに行って、ブハラ、サマルカンドタシケントと、だんだん都会に移動していくルートも良かったです。

あと料理が本当に美味しかったので、身近にウズベキスタン料理屋が増えてほしいと思いました。