超個人的★ヨーロッパ旅行のHow To

ヨーロッパに住んでいる旅行好きです。バックパッカー、キャンプ、ユースやドミトリー泊などはしません・・・。公共交通機関(やタクシー)ばかり利用してきた、これまでの個人旅行記録と旅のHow To。

【ウズベキスタン旅行記】10:首都タシケントで名所めぐり。プロフを食べて博物館に行く1日目

ウズベキスタン旅行、最後の都市はウズベキスタンの首都・タシケントの観光旅行記です。1日目は有名プロフセンターや博物館めぐり。

 

目次

 

 

 

タシケント到着

夜8時ごろ、タシケントに到着です。

ホテルにピックアップを頼んでいたんですが、このとき迎えに来てくれた運転手さんが日本で働いた経験のある人で、いきなり日本語で名前を呼ばれたのでびっくりしました。やっぱり日本人ってすぐわかるものなんでしょうか。

ホテルはこちらです。

最後の都市では綺麗目ヒルトンを選んでみました。

www.booking.com

きれいな部屋とバスルームで良かったです。

お部屋の冷蔵庫がなんか見たことないメーカーでかわいかった。

名物プロフを食べに行く:central asian plov centre

タシケントには超有名なプロフのお店があるのです。

人から教えてもらったんですが、これはぜひ行ってみよう!と思ってました。

よくよく調べてみると観光客に有名なお店らしく、ガイドブックにも載ってるし、ネットの情報ではお昼は待ち時間が発生する、とも。

そこで観光する前の午前中に、Yandexタクシーで行ってみることにしました。

11時過ぎに着いたんですが、けっこうお客さんが入ってる。団体ツアーも多かったです。現地民っぽい人もいたけど、ふつうに食べに来た人・・・なのかな。

名物の大鍋の調理場は誰でも通れるところにあるので、調理中の写真も撮り放題・見学し放題で楽しい。

すごい迫力。

これは相当な肉体労働です。

肉をカットする調理台や、パン焼き釜のコーナーもありました。

肉をカットする従業員。

そしてお待ちかねのプロフです!

鶉の卵とホースミートトッピング。おいしい~。昨日の日本語を話せる運転手さんは、プロフはタシケントが一番うまいと自慢気に言っていた。たしかに!

あと、ヒヴァやブハラプロフが好きって人はあんまりいないね。。。とも。今まで4都市でそれぞれプロフを食べてきたけれど、味けっこう違います。個人的にはタシケントのが一番好きでした。(ちなみに同行者の一番のお気に入りはサマルカンドプロフ。)

また、この名物センターで名物調理を見ながら、名物料理を食べた!という満足感が凄かったです。

プロフセンターの近くのタシケントテレビ塔を見ながら、最寄りの地下鉄まで歩く。

途中に見た旧ソ連風のかわいい団地。

帰りは地下鉄でティムール広場まで帰ります。

ティムール広場周辺

ティムール広場に面してそびえたつ、かっこよいホテル。

建物の全景はこんな感じ。ティムール広場にはもちろんアミール・ティムール像があります。躍動的な騎馬像でかっこよい。

アミール・ティムール博物館

変わった形の博物館に入ってみる。

吹き抜けになったところが豪華ですごかった。

壁のところのティムールの絵は、サマルカンドのウルグベク・メドレセで展示されてた絵だった。これが元絵かな~。

サマルカンドでたくさん見たティムールの肖像画がここにもあった。

ウルグベクの肖像画もあったので、撮りました。ほかにもティムール一族の肖像画が並んでいました。肖像画、といっても想像図・・・?想像の肖像画。早口言葉みたいですね。想像の肖像画

ほかに気になったものでは、ウルグベク天文台の復元模型がありました。しかも断面図付き。

断面図のあの円弧部分にミニチュア人形を置いてくれてる!

こういうのすごい好きです。

この天文台内部で何やら研究するウルグベクの絵。これも良かったです。

ウズベキスタン歴史博物館

次に行ったのは、ウズベキスタン歴史博物館。ここはガイドブックで読んでたのですごく楽しみにしてました。

シルクロードの国らしい、国・文化圏が混然とした、けったいな姿かたちの発掘品とかがたくさん見れて楽しかったです。

こんな感じで、説明とかちゃんと読まなくても見てるだけで面白いです。

この写真は19世紀、タシケントに設立されたヒヴァ大使館の記念写真。

ブハラやサマルカンドの昔の写真とかではみんな頭はターバンなんですが、ヒヴァではこの、一瞬アフロヘアに見える黒いもこもこ帽子を被ってるんですよね。民族、文化がだいぶ違うんだな。

タシケントの12の門の鍵。なんかゲームっぽくてそそる。

ナヴォイ劇場周辺

博物館を出たあと、近くのカフェで休憩。

ナヴォイ劇場のすぐ近くにあります。

ナヴォイ劇場

こちらがナヴォイ劇場。美しい建物ですね。

この日のバレエ公演あったら見に行こうかな、と思ったんですが、ちょうど公演のない日だった。残念。

正面ファサード前。素敵です。



公園面積が広い・・・花粉が飛び交う

素敵・・・素敵なんですが、じつはこのナヴォイ劇場見学あたりから、鼻水とくしゃみが断続的に出てきました。

公園エリアを抜けて、次の目的地・工芸博物館に歩いて移動してたんですが、鼻水とくしゃみが止まらない・・・これは明らかに何かが舞っている。

よく見ると周辺でもくしゃみしてる人がちらほら。タシケントは公園面積が広くて、歩いて移動するのになんて恵まれた環境なんだ、とか思ってましたが、花粉が舞ってるとなると話は別です。

それからはなるべく木々からは距離を取って、花粉の出してなさそうな街路樹の道を選んで歩いていきました。。。4月にタシケントに来る人は花粉に気を付けてください!

ウズベキスタン工芸博物館

邸宅を改造した民芸品、工芸品の博物館に来ました。

スザニの展示などを見られます。

邸宅そのものも豪華で美しいです。

ミニアチュールもいろんなものがあって面白かったです。

サマルカンドペーパーに描かれていたらしい。

仮装してたり、和気あいあいと歩いてたりして楽しそう。

地元料理の食堂とカフェとタシケントの街

夕食は近くにあったウズベキスタン料理のレストランに入ってみました。

巨大食堂という雰囲気。

サモサが食べたかったけど売り切れでした。

プロフとボルシチ、サラダと、ペプシ柄の皿に盛られたシャシリク。お腹空いてたので美味しかったです!

帰りはタシケントの幹線道路沿いをホテルまで歩くことにしました。幹線道路は公園ほど花粉がひどくなくて歩きやすかったです。

都会、タシケント

建物の感じも旧ソ連ぽいものとか帝政ロシアっぽいヨーロッパ風のものとかいろいろで面白いです。

途中でコミュニティコーヒーバーというお店で食後のコーヒーを飲んだりしました。

コーヒーはまあ美味しいけど、やっぱりこの国はお茶の方が美味しいですね。

 

(続く)