【ウズベキスタン旅行記】8:ウルグベク天文台跡とバザール、日没後のレギスタン広場。サマルカンド2日目後半。
サマルカンドブルーを見たくてやってきたウズベキスタン。歩いて行けるとこまで行ってみた2日目後半は、ウルグベク天文台を見たあとバザールを楽しんで、そのままレギスタン広場の日没とライトアップを見ました。
目次
ウルグベク天文台跡
てくてく歩いて街はずれに到着した、ウルグベク天文台跡。駐車場には観光バスがたくさん止まっていた。
ウルグベクの銅像。
入場料を払った先では、下の写真みたいに二つの入り口が向かい合わせで建っています。
右の地下鉄の入り口みたいなのがウルグベク天文台跡。
初見でこれだけ見てもなんのことだかさっぱりわからないはずなので、先に左のウルグベク博物館に入るのが良いと思います。
ウルグベク博物館。これマンガで見たぞ(2回目)
内部はウルグベクさんの天文学の功績に関する小さな博物館になっています。自分は天文学はさっぱりだし数学も全然ダメなんですが、ちょっとここは興奮しました。
これが天文台の在りし日の姿だという。今は入口しか残っていない。
あっ・・・。これ知ってる。マンガで見たやつ。(ヒヴァぶり2回目)
どうやって使って何が測れるのかさっぱりわかんないけど、この漫画の表紙っぽく持って使う、アストロラーベっていうやつじゃないですか。
確か中世ではイスラム社会の方が科学が進んでて、キリスト教社会はイスラム社会からギリシャ哲学とか数学とかを逆輸入したんですよね、天文学もそうだったのかも。
ウルグベクの書いた天文学の本が翻訳されてヨーロッパ社会に出版されている。ということを展示したコーナー。何冊かありました。
照明の写り込みがすごいけど、星座の絵。なんか見たこともない絵柄だったので撮ってしまった。
この博物館は小さいのですが、団体観光客とガイドが複数入っていて、どの展示物の前も混雑してました。ここら辺で天文台跡の本物を見に行ってみます。
学問のために作られた巨大建造物のロマン
入口です。そして中です!
?? これがどこをどう使ったら天文台なんだと・・・?
天文学の知識ゼロでさっぱりわからない。笑。天文台の解説を見に、もう一度混雑する博物館に戻りました。
天文台の断面図がありました。さきほど見てきたのは、巨大な四分の1円弧のうち、地下部分になってたところ、だと思う。
それで天文台の計測方法のイラストも発見。
ほほう。。。これでもまだわかんないけど、なるほどこういう使い方だったわけですね。
防衛砦でもなく住居でも劇場でもない、学問研究のためだけにこんな巨大施設をつくったというところに、ロマンを感じてしまいます。
外にあった、日時計的なもの。多分。
どんなふうに見ても、何をどう見たら何がわかるのかが、さっぱりわかりませんでした。基礎的な知識がなさすぎて。
ここはガイドと来てちゃんと説明を聞いたらもっと面白かったんだと思います。
ショブバザール
ウルグベク天文台で、見たかったサマルカンドの観光名所はほぼ見終わりました。
観光地の一番外れにいるので、Yandexタクシーでショブバザールまで移動。
夕方、人で賑わうショブバザール。
あまり見たことない盛り方でイチゴが売られている。
サマルカンドナンも山盛り積まれている。
りんご飴。
生絞りざくろジュースのお店。
ペットボトルに入れてくれる。美味しかった。その場で全部飲み切るのが良いでしょう。(ホテルの冷蔵庫に1日置いたやつはなんか微妙に発酵したような味がした。同行者はそれを飲んで、その後全部戻してました。)
ドライフルーツのお店では時々鳥がつまみ食いに来る。
デーツとか、デーツの中にくるみが入ってるやつとか。ホテルや列車旅の最中につまむおやつにちょうどいいです。
サマルカンド名物、サマルカンドナンもひとつ買ってみました。ずっしり重い!
ホテルでナイフを借りてカットして食べてみましたが、噛むほどに味が出てけっこう癖になる味。置いてあるだけでふんわりいい匂いもしてくるので、なんだかんだで手が伸びてしまいます。
ちなみにタシケント行きの電車乗り場で、この巨大なパンをビニール袋に入れていくつも持っている人を何人か見かけました。ウズベキスタン人としてはサマルカンドに来たらお土産はこれ、と決まっているのかもしれない。
衣料品や布製品は、食品エリアのテントの外の通路にずらっと並んでました。
お土産を物色している観光客、生鮮食品を買う住民など、たくさん人で賑わっていましたが、そこまで大混雑というほどでもなく買い物しやすかったです。
レギスタン広場の日没と夜
帰りは徒歩でレギスタン広場に寄りました。
ちょうど日没の時間帯。周辺のベンチや、ゆるい段差になったところにたくさん人が座っていたので、同じように腰かけて休憩。
だんだん暗くなっていく様子。
だんだんライトアップが目立っていく様子。
一番奥のティラカリ・メドレセの装飾の金ぴか具合が照らされて、綺麗です。
暮れました!幻想的。
観光客込みで撮るとこんな感じ。
さすがウズベキスタンで一番の観光地といったところ。昼よりも夜の方がかっこよくて雰囲気もあって、大満足です。
日没後のグーリ・アミール廟
ちなみにグーリ・アミール廟も煌々と照らされてました。
立派です・・・。
(続く)