ギリシャのパトモス島、ロードス島、メテオラ旅行記、6日目。嵐の中ロードス島へ上陸。
目次
上陸・ロードス島
ロードス島は雨でした。
ロードス島滞在は旧市街のど真ん中にあるアパートメントの一室。
こんな感じで、おしゃれで居心地良い部屋でした。
ロドスタウン、人がいない
さてここでクリスマスも目前というのに、人が一掃されたようにひっそりと静まり返ったロドスタウンをご覧ください。
もう笑っちゃうくらいシャッター商店街。
でもさすがにパトモス島よりはポピュラー観光地です。観光客らしき姿はちらほら見かけました。
それとおそらく、出稼ぎ勢ではなくてこの旧市街に住んでいる住民らしき人達も見かけました。が、人よりも猫の数の方が多く見たかもしれない。
ちなみに雰囲気の良い旧市街の道や門はちゃんと機能しています。
この門をくぐるといきなり現代の街。
ちなみに新市街はフツーに人がたくさんいて、商店街とかにぎわってました。旧市街との落差が激しいです。
あとロドスタウンのマンホールがかわいかった。
振り向いて立ち止まる、見返り鹿。
中世の要塞都市はとてもイタリアとかっぽい
人がいないのは置いといて、この要塞都市はとても西ヨーロッパっぽいというか、イタリアのどこかを歩いているような錯覚に陥りました。ギリシャにいるはずなのに、なんか全体的にイタリアっぽい。まさにその時代の西側諸国の騎士団が作ったものだから、当然と言えば当然なのですが。
ジオゲッサーでこの広場に落とされたら、ここがギリシャかどうか迷うと思う。。。ギリシャ文字じゃないし、英語しか見えないし。
特に冬の雨に濡れたこの感じなんかは、北イタリアの各ルネサンス都市(ヴェローナとかフェラーラとか)と言われても違和感ないです。
こうやって写真を見返しても、冬に訪れた(ものすごい寒かった)北イタリア各都市を思い出してしまう。
完璧に綺麗なリブヴォールトに、ゴシックアーチ。
エーゲ海のど真ん中、トルコと目と鼻の先のギリシャ正教とビザンティン教会の国で、ルネサンス期の北イタリア感が不思議な感じでした。
なおイタリアっぽいと思うのは、過去にイタリアに行きまくってた自分の記憶と照らし合わせてのあれなんで、フランスっぽいと思う人もいるのかもしれない。
救いの営業飲食店
ゴーストタウン然とした旧市街で営業しているレストランやカフェ。こんな時期に旧市街に宿を取ったうっかり観光客にとっては救いのお店です。ありがたい。
このレストランはワインとシーフードがすんごく美味しかったです!ちょっと高級なお店でした。
それから、旧市街の真ん中でぽつんと営業中だったパン・クッキーのお店。
夜の真っ暗な旧市街の中でほんとにここだけ灯りがともってました。店員さんおすすめのお菓子を買って、部屋で味わった。なかなか美味しかったです。
(続く)
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