何度も訪れているギリシャで初めてのフェリー体験。ピレウス港からフェリーでパトモス島へ行く。
目次
乗船に向けて・・・アテネからピレウス港
アテネ(ピレウス港)からパトモス島行きのフェリーは、旅行3日目の夕方18時発。フェリーで8時間、パトモス島に着くのは深夜2時です。
ところがその日の午後に、出航が1時間遅れの19時になるとメールがきました。パトモス島の到着も1時間遅れの深夜3時。フェリーってこういうのけっこうあるんでしょうか?早まったとかじゃなくて良かった。
前日までにしたこと(予約・Webチェックイン)
前の記事に書いたのですが、フェリーはブルースターフェリーという会社のウェブサイトで予約。
ウェブチェックインは乗船日の2日前から可能です、という予約メールが来ます。スマホからチェックイン。チケットはQRコードで、特に印刷が必要とかの指示はなく、スマホ画面をそのまま見せて乗船しました。
パトモス島の到着が深夜なので、その日の夜から入れるアパートメントを予約してます。
鍵の場所の最後の確認について、アパートメントのオーナーとWhatsAppでやり取り。万が一のための電話番号もゲットしておきました。
ピレウス港に行こう
ピレウス港へはメトロ1で行きました。アテネの地下鉄は落書きだらけで乗車中もなかなかスリルがある。
アテネ公共交通機関のワンデーパスでピレウス港まで行けました。
パトモス島行きフェリーはピレウス港では一番遠くにある、E1というゲート。
バスかタクシーで行く距離っぽかったのですが、時間があったので歩いてみました。(これは大間違いです。E1ゲートはたぶん歩いて来る人のことを想定していない。)
ちょうど夕暮れ時の港の様子。
港ならではの少し殺伐とした怪しげな雰囲気がすごい、いい感じです。
しかし・・・当初は順調だった徒歩での道のりも、歩道が途中でなくなったり、車通りが激しいのに横断歩道も信号もなくなってきました。
今いる場所が本当に歩いていい場所なのかわからないまま歩くことに。
だんだん暗くなっていく港。極めつけに、E1ゲートが見えてきたところでフェンスに阻まれました。さらに出入口は南京錠で施錠されてました。
近くにいた港湾職員の手を借りてフェンスを乗り越えたりしたので、これは絶対に正規ルートではないです。
大人しくバスかタクシーで行きましょう!
8時間の船旅・BLUE STAR 2 の様子
これが今回乗る船です。
入り口でスマホのQRコードを見せてからエスカレーターでデッキまで上がります。受付でもう一度QRコードを見せると、キャビンまで案内してくれました。
キャビンの様子
フェリーでは2ベッドの窓ありキャビンを予約してました。せっかくだからいい部屋にしようと思ったので。国内航空券くらいの値段でした。
部屋はベッドと机とクローゼット、トイレと洗面所とシャワーブース付き。洗面所には「水を無駄使いしないで」の掲示。
冷蔵庫に水やコーラのボトルが4本とフルーツが入ってました。
ありがたくいただきました。
しかし、今回の運航は出航18時、到着深夜2時という時間帯。窓から見えるのは真っ黒の窓ガラスのみ。この時間帯だったら全然窓なしの安い部屋で良かったかもしれない。。。
個室で館内アナウンスは聞こえませんが、目的地到着の30分前にモーニングコールがかかってきます。ベッドで寝ていても大丈夫。
その他船内の様子
キャビン(個室)エリアの廊下はこんな感じ。
シートエリアは船内の真ん中の方にあって、シート席の乗客はほとんどカフェのソファ席を陣取ってました。パソコンを広げて仕事してるっぽい人も多数いる。
オープンデッキエリア。タバコはここで吸えます。
深夜便のため、すでに営業時間が終わりクローズしているお土産ショップ。
あとVIPラウンジとかありました。
それから、インターネット(Wi-Fi)は有料でした。ギリシャ国内で使えるe-simを入れてきたので有料Wi-Fiは使ってません。海上では若干不安定になるものの、一応繋がります。
揺れとか音について
エーゲ海はほとんど揺れない、と事前にネット情報で見てきたのですが…?冬の海は荒れるようです。
特に個室キャビンは船首の方にあるんですが、これがけっこう揺れて、慣れるまで時間がかかりました。
(なおシートのみのエリアやカフェエリアは船の真ん中らへんにあって、そこを歩きまわった限りではほとんど揺れは感じられませんでした。)
それから、音。パトモス島行きのフェリーは要は各駅停車。目的地に着くまで何か所かに止まりながらの移動です。どこかの島に到着するたびに、車を出すためなのか、すごい音が響いてきます。。。
贅沢に個室にしてベッドで揺れを我慢するか、節約してシートにして、荷物に目を配りながら仮眠を取るか。次回予約するとき(そんな機会があるのかわかりませんが)の参考にしようと思います。
到着・パトモス島
降りるときは階段でした。スーツケースの人は大変そう。
深夜2時のパトモス島スカラ港。
歩いてすぐのアパートメントにしておいて良かった!すぐに場所を探し当て、鍵を開けて、再び眠りました。
(続く)
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