2023年12月、ギリシャのパトモス島、ロードス島、メテオラに行った旅行記です。これらの観光の合間を縫って、アテネ市内のビザンティン教会を観光。
目次
アクロポリスがビューできるホテル
１日目に引き続き２日目もまだアテネにいます。このとき泊まってたホテルが、アクロポリスが見えるホテルですごく良かったです。
建物自体は古いホテルですが、屋上の朝食エリアからアクロポリスがバーンと見えて、遮るものがなくて素敵でした。
朝食メニューも美味しいし。
オープンエアかな～寒いのはやだな～と思ってたら、ちゃんとガラスで覆われた温室風ゾーンで、暖かくて眺めも良くて◎でした。
アテネ市内のビザンティン教会めぐり
前日に引き続き、気になっていたアテネの街中のビザンティン教会を見て回リます。「アテネ市内のビザンティン教会いろいろ」その３、ラストです。
その１はこちら。
その２がこちら。
１日目で大体見たいところを見れたので、２日目はアテネ郊外の修道院に遠征。アテネの地下鉄とバスを駆使して、まずは山の中のケサリアニ修道院へ。
Holy Monastery of Kaisariani（ケサリアニ修道院）
行き方は224番のバスに乗り、終点で降りてから40分ほど歩きます。
「終点で降りてから40分ほど歩く」一行で表すとこうですが、「40分ほど歩く」の道が歩道だけではなく山道だったりするので、すごく大変でした。
前方の舗装された道路は車道で、岩と土がむき出しのところが歩道です。
平坦な歩道ゾーンも一応ありました。
全体が緩い上り坂になっているところを４０分ほど歩きます。
傾斜を撮りました。わかります？
夏は汗だくになると思うので、バスルートはあまりお勧めしません。タクシーがいいと思う。
ようやく到着です。
山の中の修道院です。入場料はひとり２ユーロ。現在は教会としては使われていないようです。
がんがん頭を擦り付けてくる来る猫が歓迎してくれました。
フレスコ画は18世紀のポストビザンティン時代のものですが、一面に描かれたものが残っていて、見応えあります。
良い〜。
建物は11世紀のもので、良き形。。。
後陣の角ばった感じも良いです。
山の中のこじんまりとした敷地で、教会建築自体も良いですが、修道院の生活が想像できるのも楽しい。下の写真は台所の煙突。
オープン時間が短くて、15時でクローズします。
すごく良かったです！
Petraki Monastery（ペトラキ修道院）
次はバスで市街地まで戻って、コロナキエリアにあるペトラキ修道院を訪問。
塀で囲まれた立派な修道院の敷地内にあるので、外からはわかりにくいのですが、観光客でも入れます。
建物の形がかっこ良い。。。！
木々に囲まれてて全体が見えにくいですが、逆からのこの角度が格好良いです。
後陣部から見た様子。半円柱美しい。。。
特にドームの形が波打った八角柱みたいな造形！他に見ない形でとても良いです。
すごく良い。
内部のフレスコ画はポストビザンティン時代のものだそうですが、工事の櫓がほぼ全て覆っていたためよくわかりませんでした。
ちなみにカタカナの「ペトラキ修道院」でグーグル検索すると、コカイン使用で懲戒処分の決まっていた司祭が府主教たちに硫酸をかけて逮捕されるという、なんかすごいニュースが出てきてびっくりしました。
ちなみにペトラキ修道院の道路を挟んだ向かい側に大きな病院が建ってます。硫酸かけられた人たち、みんなここに運ばれたんだろうなあと思いました。
（続く）
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