超個人的★ヨーロッパ旅行のHow To

ヨーロッパに住んでいる旅行好きです。バックパッカー、キャンプ、ユースやドミトリー泊などはしません・・・。公共交通機関(やタクシー)ばかり利用してきた、これまでの個人旅行記録と旅のHow To。

歌劇場★ハンガリー国立歌劇場(Magyar Állami Operaház)

ハンガリー国立歌劇場(Magyar Állami Operaház)は、ハンガリーの首都ブダペストにある歌劇場です。19世紀に建てられた歴史ある劇場です。

2017年頃から再建工事でしばらく閉まっていましたが、2022年にリニューアルオープンしました。リニューアル後も歴史ある建物のファサードや内装は当時のまま残されており、見るだけでも目の保養になる美しい建物です。

歴史的にはグスタフ・マーラー音楽監督を務めていたり、バルトークの初演が行われたりするなど音楽的な歴史も豪華。ブダペストフィルハーモニーの本拠地となっており、オペラ、バレエを始めとして数々の演目が上演されています。

実際にチケットを取って、行って観てきた感想です。

 

 


1.場所

ハンガリー国立歌劇場は、ブダペストではドナウ川の右岸(東岸)、Pest地区にあります。観光客にも有名なアンドラーシ通り沿いにあり、観光にも便利な立地です。地下鉄、バスではその名もopera駅が最寄り駅です。

 

2.チケット購入

ハンガリー国立歌劇場のホームページをチェック。英語に切り替え可能です。

https://www.opera.hu/en/

トップページの上部に出てくるカレンダーの日付にマウスカーソルを置くと、その日の演目が見られます。

ほかにも、上の方のProgrammeをクリックするとシーズン中に予定されている演目がずらりと確認できます。

ここで注意したいのは、プログラムの左端のバーの色。いわゆるオペラハウス、ハンガリー国立歌劇場での公演は、赤色でHungarian State Opera と書かれているもののみです。

緑色はEiffel Art Studios、水色はErkel Theatre。いずれも別の場所、別の建物です。歴史的なオペラハウスで観劇したい方は赤のHungarian State Opera での公演を選んでください。

行きたい日にちと演目を選んで Ticket ボタンをクリックして進むと、座席指定のページになります。


上側がステージ。真ん中部分は平土間席です。適当にクリックしたり、Ctrlキーを押しながらスクロールすると拡大・縮小ができます。平土間席を拡大するとこんな感じ。

右側と左側からそれぞれ1番、2番・・・と番号が振られているタイプの座席。希望の座席にカーソルを合わせると金額が出てきます。価格の単位はハンガリーフォリントです。

ここでボックス席を拡大してみると「Boxes are sold as a unit.」の注意書き。ボックス席は1ユニット(4人席)単位でしか販売していません。

2人とか3人とかでボックス席を取りたくても、4人分の支払いが必要です。ちなみに上の図の半円形のマークは、「視界に制限あり」の席です。

 

ここで好きな座席を選択したら、「To Basket」を選択して、購入手続きへ進めます。

画面を見てわかるとおりe-ticketしか選べません。紙のチケットを持っている人も見かけたので、歌劇場内のチケットボックスで買うともらえるのかもしれません。

支払方法の下にあるPayment with credit card を選択して、日本のカードで決済できました。カード決済の際にメールアドレスや住所の登録が必要でした。

 

3.座席

劇場内の座席図は、上記のとおりオンラインでのチケット購入時に表示されます。購入手続きまで行かずに座席を見る場合は、トップページ上部の Useful Information → Concessions のページに行くと、その中のSeating Chartから確認できます。ボックス席はユニット単位(4人分)での販売になること、3階の座席と立ち見席は視界に制限あり、との注意書きがあります。

なお、各座席への行き方について、「See how you can get to your seat」のページから動画で確認できるようになっていました。なかなか親切でおもしろいです。

See how you can get to your seat. - Opera

 

座席用語

Zsöllye 平土間席
Páholy ボックス席
Zsöllye Páholy    0階(日本で言う1階)ボックス席
I. Emeleti Páholy   1階(日本で言う2階)ボックス席
II. Emeleti Páholy  2階(日本で言う3階)ボックス席
III. Em. Középülés 3階(日本で言う4階)中央席
III. Em. Közép J     3階(日本で言う4階)中央席右側
III. Em. Közép B    3階(日本で言う4階)中央席左側
állóhelyek 立ち見席
jobb 右
bal 左
szék 席
sor 列
Korlátozott látást biztosító hely 視界に制限のある席

 

実際の座席

ステージ側から見上げてみた写真です。

手前に並んでいるのがZsöllye(平土間席)です。その周りをぐるりと取り囲んでいるのがZsöllye Páholy(0階ボックス席)、その上が I. Emeleti Páholy(1階ボックス席)、II. Emeleti Páholy(2階ボックス席)、一番上にIII. Em. Középülés(3階中央席)です。

次に平土間席後方からステージ側の写真。

3階席のステージ真横辺りが、állóhelyek(立ち見席)になります。手すりが見えるところです。

この日の座席はZsöllye後方のbal側。ステージはこのような視界となりました。

座席表を見るとわかるのですが、Zsölly(平土間席)は左右から1,2,・・・と同じ番号が振られているので、Jobb(右)とBal(左)を間違えて座る人が多発。ハンガリー語になじみのない外国人旅行者は、案内の人に聞くのが良いと思います。

4.クローク

クロークは入口からまっすぐ進んだところにあるコート掛けスペースと、Zsöllye席の入り口手前にカウンターがあります。

なお、Páholy(ボックス席)にはそれぞれにコート掛けがあるので、クロークはあまり混雑しませんでした。終演後も行列もなく、スムーズでした。

5.字幕

字幕はステージ上部のモニターに2列(例:上ハンガリー語、下英語)で表示されました。

他に前の座席の背もたれにも字幕画面が付いているのですが、これを見るには舞台を見つめる視線を下に向けなければならず、ほとんど見ませんでした。



6.チケットとパンフレット

チケットは電子メールに添付して送られてきます。またQRコードも送られてきます。念のため印刷したものを持っていきましたが、スマホでQRコードを見せて入っている人たちもたくさんいました。
そして、パンフレットは場内で販売も配布もされていませんでした。よく見るとメールで、サステナブルのためパンフレットは印刷せず、ホームページに載せるのみとするとの記載がありました。

ということでプログラムの内容を熟読したい方は事前にホームページをチェックしていくか、スマホにダウンロードして当日座席で読むとかそういうことになるようです。
今はほかの劇場もこんな感じなんでしょうか。

7.休憩時間

劇場のアンドラーシ通り側あるドリンク・軽食カウンター。天上が高くて豪華な空間です。このカウンターの奥からアンドラーシ通りに面したバルコニーに出られます。上の写真は開演前の空いている様子。

実際の休憩時間はこちら。人であふれてます。

バルコニーの様子です。この日は厳寒の夜のブダペスト。バルコニーに出ている人はそんなに多くはありませんでした。

初夏の時期だったらもう少し賑わうのでしょう。

8.その他

すごくクラシカルで豪華な、これぞ都といった素敵な劇場でした。ウィーンよりも小規模ですが、金ぴか装飾は負けず劣らずです。

また、観客の服装もドレスコードがしっかり守られ、とてもきらびやかでした。男性がスーツやタキシードの方ばかりなのはもちろん、女性の服装の「なんか光ってる率」が高かったのも印象的でした。すごいドレスとかを着ている人もいるし、そうじゃなくてもパンツが全部ラメとか、ジャケットやワンピースがスパンコールとか、とにかく若い人もお年を召した方々も、やたら光ってる服を着ており、見ていて楽しかったです。年末の祝祭感にぴったりでした。

冬の、特に夜の公演では気合を入れてしっかりおしゃれしていくと楽しいかもしれません。

 

 

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