セルビア旅行記、ベオグラード編の2日目。丸1日を使って、ベオグラードの歩いて行ける定番観光地を訪れた記録です。
目次
- ベオグラードのホテル
- ルビツァ公妃の館
- カレメグダン要塞公園
- セルビア軍事博物館
- 街歩き中で見つけたビルなど
- Pelivan(スイーツ)
- 聖サヴァ大聖堂
- NATO爆撃ビル(旧ユーゴスラヴィア国防省)
- Zavicaj(レストラン)
- Cafe Antiquariat(カフェ)
ベオグラードのホテル
ホテルは、こちら。
2泊しました。旧社会主義国が威信をかけた最高級のホテル、といった雰囲気が随所に感じられる立派な内装でした。
客室の廊下には、過去に泊まったらしい偉人・有名人の顔写真が並ぶ。
エレベーターホールの応接セット。
カフェのメニューにも、このホテルを利用したらしい有名人について数ページにわたって掲載されています。高級ホテルだけあって、居心地よかったです。
ルビツァ公妃の館
内装のデジャブ感がすごいです。カストリア(ギリシャ)で見たお屋敷とそっくり。
この、天井ドームみたいな構造は良かったです。↓
カレメグダン要塞公園
次は歩いて、要塞公園に来ました。
天気が良くて公園日和です。
セルビア軍事博物館
ここで行ってみたかったのが軍事博物館です。
特に期待もしてなかったのですが、予想に反して大充実の展示内容で、流し見ではあったものの、かなり楽しめました。とはいえ、英語の説明があんまりないので、雰囲気で楽しむところが多かったですが。
中世セルビア建国から始まり、近代を経て二度の大戦、ユーゴスラヴィアと今のセルビアまでの歴史を徹底的に軍事面から説明した充実の展示。
豚の紋章が面白くて撮ったもの。
特に第二次大戦中の内容が濃かったです。虐殺現場やボディの写真とかもたくさん展示されていて、予想外にショックな内容。
反逆者であることを公言し、その努力を呼びかけ、あるいは破壊工作を準備し、あるいは実行して、国の平穏を乱す者は、今後、慈悲なく死刑に処する。 という注意文書。ドイツ語とセルビア語で掲示されていた。
クラグイェバツの虐殺についての掲示。第二次大戦中、ドイツ兵が1人死んだら、共産主義者やその他民間人を100人(負傷者1人については50人)殺したという、あの有名な話です。セルビア人2300人以上が殺されたらしい。
外には戦車がずらりと展示されてます。
街歩き中で見つけたビルなど
ヨーロッパらしい美麗な建物。
よくわからない塔が見えた。
スターバックスの綴りでキリル文字を学ぼう。C=S、P=R、K=Cということね。
ベオグラード大学。
黄色くてスラブっぽい屋根がかわいい建物。
車の古本屋さん。この通りにたくさん停まってました。
Pelivan(スイーツ)
さらに歩いて、ベオグラードの老舗スイーツのお店へ行く。
雰囲気ある店内。1851年からあるみたい。
店内のテーブルに印刷されていた絵。当時のお店の様子らしい。
ケーキとコーヒー。美味しかったです!
聖サヴァ大聖堂
1935年から建築が始まり、今もなお内装工事中の巨大な大聖堂。内装はほぼほぼ完成しており、圧巻のモザイクでした。
モザイクをじっくり観察したので、そのあたりは別記事にて。
NATO爆撃ビル(旧ユーゴスラヴィア国防省)
さらに歩いて、NATOが空爆した旧ユーゴスラヴィア国防総省を見に行きました。青空に廃墟が映える。
観光資源としてあえてそのままなのか、ただお金がなくて取り壊しができないのかは不明。。
Zavicaj(レストラン)
この日の夕食レストラン。
あとで調べてみると、有名レストランでした。セルビア料理のレストラン。
Cafe Antiquariat(カフェ)
この日の夜食。
アンティークランプや絵画がたくさん置いてある店内で、夜までお酒とコーヒーが飲める。
デザート的にアイスを食べました。
(続く)
≪セルビア旅行計画≫
- ストゥデニツァ修道院・ジチャの修道院・グラダツ修道院
- ペトロヴァ教会・ジュルジェヴィ・ストゥポヴィ修道院・ソポチャニ修道院
- アリリエの聖アキレリウス修道院・ミレシェヴァ修道院
- リュボスティンヤ修道院・カレニッチ修道院・ラザリツァ教会
- ナウパレ修道院・聖ニコライ聖堂・セルビアの東武ワールドスクウェア
- ラヴァニツァ修道院・マナシヤ修道院+旧ユーゴ時代のSpomenik
- ベオグラード観光①・あてどなく街歩き編。夜食も食べる
- ベオグラード観光②・定番観光地編。夜カフェも行く ⇐今ココ
- ベオグラード観光③・最終日、博物館編。
- ベオグラードのビザンティン・リバイバル建築巡り
- 聖サヴァ大聖堂の教会モザイクを実物と比べてみる