超個人的★ヨーロッパ旅行のHow To

ヨーロッパに住んでいる旅行好きです。バックパッカー、キャンプ、ユースやドミトリー泊などはしません・・・。公共交通機関(やタクシー)ばかり利用してきた、これまでの個人旅行記録と旅のHow To。

【ソフィア旅行記】4:1日乗車券とバスで行く、ヴィトシャ山の麓の国立歴史博物館

ブルガリア旅行の最終日です。ソフィアに戻って、行ってなかった国立歴史博物館へバスに乗って行ってみた記録です。

 

目次

 

国立歴史博物館に行こう

ブルガリア旅行も最終日。わりと余裕を持った計画だったおかげで、特に大きな予定変更もなく、ソフィアプロヴディフヴェリコ・タルノヴォルセネセバル、と順調に見たいところを存分に見たいだけ見て、ソフィアに戻ってきました。

ホテルは最初にソフィアに泊まったのと同じホテルに宿泊。

余った1日はヴィトシャ山の麓にある国立歴史博物館まで、公共交通機関を使って行ってみようと思います。

ちょうどボヤナ教会の手前にあるのが国立歴史博物館。いろいろなバスや地下鉄ルートがありますが、乗り換えがないトロリーバス2番というので行ってみようと思います。

maps.app.goo.gl

 

公共交通機関の乗り方

ところで海外旅行で現地のトラムやバスに乗るのって色々ローカルなルールがあってハードル高いですよね。いろいろ調べて、計算がめんどくさくなさそうな、一日乗車券というのでバスに乗ってみることにしました。

乗車券はクレカのタッチが主流、というかそれが当たり前ぽい

一日乗車券をどこで買えばよいのか。ホテルのフロントに聞いてみたら、「(そんなものを買わずとも)クレカで乗れますよ?」と一言。

そうですか、そうですよね、コロナ禍を経てクレジットカードといえばタッチ決済が当たり前になってますもんね・・・!!

しかしながら今回の旅行には、タッチ機能付きカードを持ってきてませんでした。買い物とかレストランの会計が少し面倒*ですが、まあそれくらいなら許容範囲、と思ってたのですが。

タッチ画面を向けてくる店員さんに「インサートさせてくれ」と毎回言って、カードリーダーに挿入して暗証番号をピッピッしなきゃならない

公共交通機関がクレカ対応の国や都市が増えていることもなんとなく知ってましたが、電車とかに乗ることをあまり考えてなかったのです。

 

ホテルのフロントのお姉さんに、タッチ機能がないクレカなんです。一日乗車券を買いたいんです。というと、多分地下鉄駅で買えると思う、と教えてくれました。

なので地下鉄駅、一番近いセルディカ駅で購入してみようと思います!

もしソフィアで公共交通機関に乗るなら、タッチ機能付きのクレカを持ってくることをおすすめします。

一日乗車券はカードタイプ

ネット検索して出てきた一日乗車券の画像を窓口の人に見せたら、それは古い、と言う。それで買えたのがこちら。

どうも「Sofia City Card」のデイリーパスというものになるみたい。

デイリーパスは大人1枚4レヴァでした。

https://webportal.sofiatraffic.bg/en/products/documents

これはオンラインでも購入できるみたいなので、ソフィアに長く滞在したり、バスや地下鉄に乗りまくる予定の旅行者はここからオンライン申請すると便利かもしれない。

買える場所は地下鉄駅が確実

ホテルの人も言ってたけれど、小さいバス停なんかだと購入できるのかどうかよくわからないので、現地購入するのなら最寄りの地下鉄の有人窓口にいくのが確実だと思います。

 

地下鉄

セルディカ駅から、トロリーバス2番の停留所があるNDK駅まで一駅、乗ってみる。

到着したNDK駅は国立文化宮殿の真下っぽかった。

入るときはカードでピッとタッチするけど、出る時はバーのみ。

 

トロリーバス

街なかを走るトロリーバスはこんな色です。

ここにタッチする。

揺られること30分~40分、終点で降ります。

向こうに見えるのがヴィトシャ山。


見ごたえある国立歴史博物館

バス停からは信号を渡って歩いてすぐです。

ここでチケットを購入。

この博物館は建物がかっこよかったです。

展示フロアは1階~3階で、古代から現代までの様々なものが展示されていました。

近代エリアで見たポスター。

発掘されたコインの展示エリアで見たローマ時代の金貨。

それから、2階の吹き抜けになったエリアで企画展をやっていました。

An exhibition at the National History Museum recalls the European ethnic maps of Macedonia - National History Museum

現代の北マケドニアという国が抱えるアイデンティティ迷子っぷりに悲哀を感じていたので、この展示はなかなか興味深かったです。

ドイツやフランスなどの列強各国が作った、バルカン半島の民族分布地図が時系列でたくさん展示されていました。

どの地図もエリアごとに国、民族、宗教で色分けされている。

現代北マケドニアのエリアは時代によってセルビアだったりブルガリアだったりに取り込まれているのがわかって面白かった。

こういうところでやってました。

天井が美しい1階のホールではローマ時代~の発掘品が展示されていて、こちらも見ごたえがありました。

ガラス工芸。9世紀、第一次ブルガリア帝国時代のものです。

そんなこんなで全部で2時間くらいでした。

展示はなかなか良かったですが、お土産コーナーはあんまりおもしろいものはなくて残念な感じでした。企画展のパンフレットとかもあれば見てみたかったのに。。。

 

帰りのバスで検札に遭遇

帰りも2番のトロリーバスでソフィア市街地まで戻ります。

ところで、この路線バスの途中で私服の職員による検札に遭遇しました。

これまでバス・トラム等の検札は制服を着た職員によるものしか見たことなかったので、その辺のおじさんおばさんみたいな人達がいきなり乗り込んできて検札を始めたのはびっくりしました。

でも、ソフィア住民たちはわかるようで・・・検札が行われる停留所に着いたとたん、複数の乗客がものすごい速さで降りていったのですが、要するにあれは無賃乗車だったのでしょう。

乗るときに端末にかざしたクレカやシティカード、我々は一日乗車券を職員の手持ち端末にかざして終了です。罰金はいくらなんだろう。職員たちが走って逃走した乗客を追いかけるそぶりはありませんでした。

 

ブルガリア旅行終了

今回ブルガリアに来たのは、バルカン半島のビザンティン教会を見たくてブルガリアにも足を伸ばした。。。という理由なんですが、ビザンティン教会関係なくめいっぱい楽しんでしまいました。

どの街も個性豊かな観光地ですごく良かったです。

ソフィア空港内で飲んだカフェのカップが、黄色地にソフィア名所のイラストでかわいかった。

バラの花が有名な国なので、5月とかお花の季節に行くともっと魅力度アップかもしれないな、と思います。

 

ブルガリア旅行計画≫

  1. バラとヨーグルトの国、バルカン半島のブルガリア周遊 
  2. 真夏のブルガリアで観光都市をめぐる、行き方と観光ルート 

ブルガリア旅行記

1.ソフィア旅行記

  1. 所要2時間で!市内の主な教会観光、街歩きルート 
  2. 世界遺産を1日で2つ見るツアーが便利!リラの修道院とボヤナ教会 
  3. 中心部の美術館・博物館めぐり(4時間) 
  4. 1日乗車券とバスで行く、ヴィトシャ山の麓の国立歴史博物館 ⇐今ココ

2.プロヴディフ旅行記

3.ヴェリコ・タルノヴォ旅行記

4.ルセ旅行記

5.ネセバル旅行記