北マケドニア旅行記、1日目。首都スコピエのビザンティン教会を見に行きます。
目次
スコピエ空港からタクシー
スコピエに到着したのは、ちょうど昼頃。
市内行きのバスの時間まで、40分待たなければならない状況でした。
この後、お昼ご飯を食べて、ホテルにチェックインして、ホテルにタクシーを依頼して、暗くなるまでに微妙に距離のある3つの教会を回る予定です。つまり、あんまり時間がない。
バスを待っている時間がもったいない!ので、タクシーにしました。固定料金で20ユーロ。
噂どおり、彫像が乱立する街
スコピエは、ロンドン払い下げの赤い2階建てバスが走る街でした。
ホテルの目の前の商店街から、アレキサンダー大王の巨大彫刻が見える。
どこを見ても巨大な彫刻・彫像が乱立してます。
アレキサンダー大王の立派な彫像を見ながら思うのですが、この北マケドニアって国は旧ユーゴスラビアで、つまり国民はスラブ民族ですよね。
スラブ民族って、6世紀ごろにバルカン半島に移住してきた民族なんですが、なんで古代マケドニア王国のアレキサンダー大王を崇拝してるっぽい国づくりになってるんでしょう。
たしかに土地は古代マケドニア王国があった場所だし、その土地の偉人には違いないです。でも、このアレキサンダー大王の持ち上げっぷりが、まるで自分たちの祖先、国としてのアイデンティティがアレキサンダー大王だと言ってるように外国人からは見える。
違うと思うんだけど・・・?古代マケドニア王国の末裔は一応お隣のギリシャ人ってことになると思うんだけどどうなんですかね。(そりゃギリシャも文句も言いたくなると思う)
すごい不思議です。小学校などで、自分たちのルーツをアレキサンダー大王と絡めてどんなふうに教えてるんだろう。
オールドバザールでランチ
巨大アレキサンダー大王のマケドニア広場を通って、オスマン時代の石の橋を渡ったら、トルコ風のオールドバザールです。
ケバブを焼いてる適当な店に入る。
安くて美味しかった。
スコピエ城壁とか、山の上のミレニアム十字とかが見える。内陸国っぽい風景です。
スコピエのビザンティン教会めぐりはメータータクシーで
ホテルに戻って、フロントに行きたい教会リストを見せて、タクシーチャーターをお願いします。この交渉にちょっと時間がかかりました。
何しろ行き先がバラバラなんですよね。山の上、山の向こう、山の反対側っていう。
フロントのお姉さんはけっこう長いことタクシー会社と電話してましたが、どうも、全部回っていくら、という風には決められないそう。
金曜の夕方で、道が混む時間帯だから。ずっとメーターを回してるならいい、とのこと。でも合計いくらになるのかはわからない、教会の見学中もメーターは回しっぱなしになる、と。
マケドニアは物価の高くない国だし、この教会を見るために来たようなものだから、連れてってくれるなら何でもいいです。一応、80ユーロくらいが上限かな、と思ってました。空港から市内までが20ユーロだったことを考えると、何とかなりそうな気もする。
ということでタクシーを呼んでもらいました。
その後も、お姉さんが何度も、合計金額がいくらになるかわからないと繰り返すので、値段が高くなってもあなたの責任じゃないです、と言って安心してもらいました。
そんな親切なホテルはこちら。
★が4つついてますが、アメニティは壁に備え付けられた液体ソープだけだった。笑。でも湯沸かし器と冷蔵庫と、冷蔵庫の中には有料ドリンクも入ってました。
すぐ向かいにマザー・テレサ記念館があって、バルコニーからはこんな教会が見えます。
教会めぐりの様子は次の記事で。
(続く)
≪北マケドニア旅行計画≫