超個人的★ヨーロッパ旅行のHow To

ヨーロッパに住んでいる旅行好きです。バックパッカー、キャンプ、ユースやドミトリー泊などはしません・・・。公共交通機関(やタクシー)ばかり利用してきた、これまでの個人旅行記録と旅のHow To。

【北マケドニア旅行記】5:スコピエ旧市街~城壁~新市街の街歩き

2度目の北マケドニア。3日目と4日目にスコピエを拠点に教会観光をしましたが、余った時間はスコピエ市内をがっつり観光しました。

目次

 

 

 

スコピエは彫像だらけの街Ⅱ

前回も書いたのですが。

やっぱりスコピエは彫像だらけの街です。

前回よりじっくり観光しているせいか、今回は廃墟のままの建造物などが目につきました。例えばアートブリッジ。

橋の両脇に芸術家の彫像が並んでます。立派そうにみえるけど、ネームプレートがごっそり外れてるところが多くて、それが修理されずにそのままになってます。

 

オールドバザール

オールドバザールはトルコ風の旧市街エリアです。

やっぱりスコピエに来たらここは観光しないとですよね。ちょっと足を踏み入れただけでも、入り組んだ路地やお店がたくさんあって面白そう・・・!前回もちょろっと訪れたけど、今回はじっくり観光します。

カフェ

とにかく暑かったので、まずはカフェ探し。

カフェもたくさんあってどこに入るか迷う。。。

色々探し回って、ここにしました。

陽気な青年が接客してくれました。オレンジエスプレッソ。

初めて飲んだけどおいしー。

ムスタファ・パシャ・ジャーミィ

すごく立派なモスクがあるので見に行ってみる。

15世紀の建造らしいです。

ビザンティン教会も美しいけど、それと同じようなレンガと石積みの端正なモスクも非常に美しいと思う。この壁のこういうところ。

撫でてほしそうな猫がいたので、ごろんごろんひっくり返してたくさんなでなでしてきました。

良い姿のモスクでした。

 

聖スパス教会

トルコ人街であるオールド・バザール内に教会があるというので、グーグルマップで探して行ってみました。すごくわかりにくい場所にあって、平屋だった。このレリーフはなんかかっこいい。

中には入りませんでした。でもこの後陣部のふくらみがまぎれもなく教会という感じで、良い。

 

庶民エリア

オールドバザールは奥の方にいくと普通に近所の人が買い物に来るような、露天とか適当な衣料品のお店が集まっていて、そのローカル感も楽しいです。

お店の種類ごとにエリアで固まっていて、金銀ジュエリーエリアとか、衣料品エリアとか、日用品の露店エリアとかが固まってます。

商店街の中に隠れるようにモスクの入り口があったりして、おもしろい。

 

チュロス屋と猫

路地に入ったところにあった、チュロスっぽいお菓子屋さん。と猫。

美味しいです。足元では仔猫が戯れてた。

屋根が張り出していて日陰になるので、暑いときの休憩にも良いですよ。

 

ハマムを改装した現代美術ギャラリー

オールドバザールの入り口近くに、ドーム型の屋根がたくさん連なった、ハマムの建物があります。

この建物の美しさも気になるところですが、どうやらハマムを改装したギャラリーになっているらしいので、見に行きました。

館内は現代アートのギャラリーになってるのですが、展示スペースはハマムの内装が生かされていて、すごく良き空間となっております。

ドーム屋根を支える部分のムカルナス天井。天上の星形の窓。

展示されている作品もけっこう良くて、それはそれで見ごたえあったんですけど、とにかくこの空間が素晴らしくて感動しました。

入場料がかかりますが、時間があればおすすめです。

 

スコピエ城壁

今まで、何度も見ていたけど行ったことがなかったスコピエ城壁に登ってみます。

入口で迷う

入口がわかりにくくて迷いました。下の写真はオールドバザールから出たあたりから見える景色。

ここから行けるだろうと思いますが、残念ながら不正解です。この先はボロボロの崩れて封鎖された入口しかないので、一度戻って車道を上の方まで登らないといけません。

この先が正解の入り口です。暑かった。。。

 

城壁ウォーク

入口から見える景色はこんな感じ。

遠くにヴォドノ山のミレニアム十字が見えます。

いよいよ城壁ウォーク。

市街地を見下ろしながら歩く。

このまままっすぐ行って、行ったところに出口があるのかなー?と思うじゃないですか。

なかったですね。結構歩いて、無常にも引き返すことになりました。

引き返す途中にすれ違ったグループ観光客に「この先にエグジットはあるか?」と聞かれて、「ないです」「我々は今から最初の入り口に戻ります」と答えたら、大げさなオーマイガーのリアクションをしながら一緒に引き返していきました。暑かった。。。

 

スコピエ新市街

観光客向けの旧市街エリアを見た後は、新市街へ行ってみる。

 

聖クリメント教会

前回は見ていなくて、今回見たかった教会がこれです。ドーム型のテントみたいな不思議な形の教会。

中は天井から光が差し込む、明るくてきれいな教会でした。

入口の豪華な感じ。

建物が変則的な形なので、写真の撮りどころがなんか難しい。

Restaurant Skopski Merak

その後、新市街の住宅街を少し歩いて、夕食のレストランへ。

白いクロスと広い店内と、美味しくて暖かい料理で、とても雰囲気の良い素敵なレストランでした。お肉が美味しかった。

街の風景・モニュメント

ホテルまでは歩いて帰りました。新市街の住宅街エリアは街路樹がたくさんあってそれだけで気持ちいいです。

カラフルなグラフィティは見つけると撮ってしまう。

アンテナがたくさんある変なビル。放送局かもしれない。

現代建築みたいな鐘楼。隣に教会があるのかもしれない。

マケドニア凱旋門。国として独立したときのものかな。。?

凱旋門の両脇に座る、多分この国の重要人物たち。どちらもインテリっぽい。

 

以上、スコピエ街歩き編でした。最終日は北マケドニアを出発する日。陸路でブルガリアへ行きます。

 

(続く)

北マケドニア旅行計画≫

  1.  見てない教会を見たくて、2度目の北マケドニア
  2. 2度目の北マケドニア。僻地の教会めぐり・行き方と観光ルート 

北マケドニア旅行記

  1. 予定外のトレッキングも。オフリドから行くクルビノヴォの聖ジョルジョ聖堂 
  2.  オフリド湖畔の真夏の大観光地。船で行く聖ナウム修道院 
  3.  シンボリックなマケドニア十字がある、ストルミツァのエレウサ修道院  
  4. 中世セルビア正教会の聖ジョルジョ聖堂と渓谷のレスノヴォ修道院 
  5. スコピエ旧市街~城壁~新市街の街歩き ⇐今ココ
  6. さよなら北マケドニア。この国のアイデンティティ迷子具合に思いを馳せる