超個人的★ヨーロッパ旅行のHow To

ヨーロッパに住んでいる旅行好きです。バックパッカー、キャンプ、ユースやドミトリー泊などはしません・・・。公共交通機関(やタクシー)ばかり利用してきた、これまでの個人旅行記録と旅のHow To。

【ヴェリコ・タルノヴォ旅行記】4:アルバナシ日帰り・静かな村に点在する、宝石みたいな教会めぐり

ブルガリア旅行記7日目。アルバナシの教会観光・・・英語の口コミでよく書かれてる「Hidden Gem」という言葉がぴったりの、素朴な村の教会めぐり。

目次

 

ヴェリコ・タルノヴォからアルバナシへ

アルバナシは、昔ながらの道沿いに塀がめぐらされ、その向こうに背の低い家がぼつぼつ立ち並ぶ、静かで素朴な村でした。

ヴェリコ・タルノヴォからのタクシーを降りたのは、アルバナシのバス停前です。

 

生誕教会

まずは生誕教会。団体観光客が2グループ、中で座ってガイドの話を聞いてました。で、それらが終わるまで入れないと言われ、しばし待つ。

教会は奥行きのある細長い形です。

30分ほど待って、中に入れました!フレスコ画がすごくよく保存されています。

有名な運命の車輪の図。星座が描かれている。

ガイドのいるグループはかなり長い間説明を聞いていたので、一面のフレスコ画やこの教会そのものについて、いろいろな逸話があるのかもしれない。

確かに描かれた年代別で絵のタッチが全然違ってて、そういう説明を聞くだけでも楽しいかもしれない。でも説明がなくても、一面保存された壁画は圧巻です!大変満足できる教会でした。

 

聖ゲオルギ教会

次はこちらの教会へ。

聖ゲオルギ教会です。入場料かかります。

あんまり有名じゃないのかな?ほかの観光客はいませんでした。

ここのフレスコ画もおそらく色々な時代のものが混ざっていると思いますが、こちらの絵が可愛くておすすめです!

一番目を引く、地獄のこの描写。

カワイイ。罪人?を抱きかかえた悪魔がワイングラスで乾杯、の図。

そのほか、聖堂内の様子です。

天井画。おそらく幼年キリストの絵だと思う・・・けど、どうだろう。

なかなか素敵なところでした。

 

コンスタンツァリエフの家

道の途中にあったので、お金を払って入場してみました。

各都市にある、オスマン風お屋敷ミュージアムです。

ゆりかごがハンモックになっている。

外にお土産ショップがありました。

団体観光客もたくさんいます。

石の土台の上に木造家屋。。。オスマン帝国支配下だった街の、富裕層のお屋敷は全部こんな感じになりますね。これまで見てきたのはオフリド、カストリア(ギリシャ)、それから直近でプロヴディフ。似てます。

 

聖大天使ミカエル&ガブリエル教会

最後の訪問になった聖大天使ミカエル・ガブリエル教会。地図を見て「コンスタンティノフ通り」というのを辿って行こうとしたら、

えっとこれは本当に公道であってるのでしょうか?

獣道。。。

ようやく車の通る道っぽい道になった。

そのうち舗装された道路にたどり着きました。

やっと着きました!

いい感じの古い教会です。

こちらはフレスコ画がゴージャスでした。

濃紺の天井を背景に、金が光っている。バチコヴォ修道院みたいです。

それから、ドームがあるのです・・・!

アルバナシでは他に見なかった構造。

ドーム内部を撮りました。

中心部が二人、というのもあんまり他で見ない感じで面白いです。

この、天使二人が教会を支えてる図が良い。

とてもゴージャスなフレスコ画を楽しめる教会でした。

ところで、外から見るとドームが全くわからないのです。

ドームごと三角の屋根で覆ってしまった、キプロスのトロードス山中の教会みたいです。地理的にこの2カ所はすごい離れているので、類似してるのはたまたまだと思いますが。

ところで、この教会はさっきの獣道のような道路を通らずとも、メインの道路に面したところから中庭を突っ切ってアクセスが可能でした。

教会はこちら、の案内図。先に教えておくれよ~(見てなかった)。観光客みんながあの獣道を通るはずがないのでした。

 

アルバナシ観光ルート

こんな感じで移動しました。

聖大天使ミカエル・ガブリエル教会については、点線の矢印ルートが一般的なアクセスっぽいです。

アルバナシ、本当に素朴で静かな村なのですが、点在する教会のフレスコ画の個性とかパワーがすごくて、なかなか面白い村でした。

真夏の観光シーズン真っ盛りのときに行ったのですが、これらの教会は冬(11月~3月)はクローズしているみたいです。

 

(続く)

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