12月のクリスマスシーズンに、エーゲ海のパトモス島、ロードス島とメテオラを観光してきました。
オフシーズンということもあって、エーゲ海の島々はめちゃくちゃ閑散としてました。
観光客向けのホテルも閉まってるところが多く、夜もひっそりしんと静まり返り、レストランなんかやってるところを探す方が困難という状況。。。
エーゲ海のリゾートなんかは、普通だったら太陽が明るく輝く夏のにぎやかなシーズンに行きたいですよね。
ただ、オフシーズンに旅行して楽しかったこともありました。それは猫がとても人恋しくなっていることです。
猫から寄ってくる
真夏の観光シーズンに、うざいほど旅行客から構われて餌をもらっているであろう猫たち。多分オフシーズンでは人が来なくて退屈してるんだと思う。
人間を見ると勝手に集まってきます。頭を擦りつけてきて絡みついて膝に手をかけ、撫でを要求してくるのです。
そんな・・・!お金払ってないのに、餌も持ってないのに、こんなに猫に構ってもらえるなんて!!
アテネの猫
アテネの猫はプラカ地区の坂道にたくさんいて、暇してました。おそらく日常的な餌は道路反対側のレストランからもらっているんだと思います。
1匹を構ってたら2匹目、3匹目と集まってくる・・・
餌をもらえてると思ってきたのかもしれない。一切何もあげてない。猫に飽きられることもなく、15分くらい遊んだ。
アテネ郊外の修道院猫
アテネ郊外の山の中、ケサリアニ修道院に行ったときに、一匹の猫がものすごい歓迎してくれて、教会案内をしてくれました。
山の中の修道院に行くと、たまにこういう「観光ガイド猫」が住み着いていることがあります。我こそがここの主でござい、という感じで先導して教会の入り口どころか中まで案内してくれるのです。
この猫は中まで案内してくれるタイプの猫でした。
この猫は一通りの案内を終えたあと、陽だまりで自分の毛づくろいタイムに入りました。その後は人間のことを一切無視しててそれがすごい猫っぽくてかわいかった。
パトモス島の猫
パトモス島の観光スポット、聖ヨハネ修道院の建つ崖の上の街、ホラ(Chora)にも猫がたくさんいました。
冬のホラの街は人がほとんどいなくて閑散としており、静かです。
そんな中で塀の上でくつろいでいた猫。観光客(我々オンリー)を見て、こっちに寄ってきました。
腕に絡みついて撫でを要求してくる。
カメラ目線もくれる。
このやんちゃな黒猫は私の右手を猫じゃらしにして遊びに遊びました。
絡みついているうちに明らかに興奮してきて、甘嚙み1回と本噛み1回をくらって流血しました。
でもかわいかったし楽しかったから許せちゃう。(もちろんすぐ除菌ティッシュで拭いて水洗いしました。)
ロードス島の猫
ロードス島滞在時は雨降りのお天気で、猫もちょっと濡れた感じだったのでそこまで遊んでないです。
そしてやっぱり人の後をついて来ます。縄張りから外れると引き返し、別の縄張りの猫が付いて来る。
モスクのあたりではこの猫に構われました。ひととおり撫でたり頭をこすられたり、歓迎が続く。
でもモスクを離れようとするとやっぱり縄張り外なのかついて来ることはなく、残念そうに見送られる。
メテオラの修道院猫
奇岩がにょきにょきそびえるメテオラにも猫はたくさんいました。各修道院に必ず1猫はいます。岩と岩の間の斜面なんかにもたくさん寝そべってたり歩いてたりしました。
一番歓迎されたのはアギオス・ステファノス修道院のオープン待ちのひとときでした。しゃがんだら膝に乗ってこようとする。
露店の店主が猫たちに餌をあげてました。
すごく高いところにいる、孤高の猫たち。
なんか悟ったような修道院猫はおとなしくてたくさん撫でさせてくれました。
草むらで寝てる猫。
それから、カランバカで泊ってたホテルにも、ホテルには入れさせてもらえないけどホテル猫がいました。
たまーにホテルロビーに入ろうと試みるのですが、そのたびにフロントスタッフに優しく追い出されてました。
以上、冬のギリシャの猫写真集でした。オフシーズンの観光地に行くときには猫じゃらしを持っていったらはかどるかも?!しれないです。