超個人的★ヨーロッパ旅行のHow To

ヨーロッパに住んでいる旅行好きです。バックパッカー、キャンプ、ユースやドミトリー泊などはしません・・・。公共交通機関(やタクシー)ばかり利用してきた、これまでの個人旅行記録と旅のHow To。

雑感:冬のギリシャ(オフシーズンの観光地)の良いところ。それは猫が歓迎してくれること。

12月のクリスマスシーズンに、エーゲ海のパトモス島、ロードス島とメテオラを観光してきました。

 

 

オフシーズンということもあって、エーゲ海の島々はめちゃくちゃ閑散としてました。

ゴーストタウンのようなロードス島旧市街

観光客向けのホテルも閉まってるところが多く、夜もひっそりしんと静まり返り、レストランなんかやってるところを探す方が困難という状況。。。

夏場はレストラン通りと思われる通り。

エーゲ海のリゾートなんかは、普通だったら太陽が明るく輝く夏のにぎやかなシーズンに行きたいですよね。

ただ、オフシーズンに旅行して楽しかったこともありました。それは猫がとても人恋しくなっていることです。

 

猫から寄ってくる

真夏の観光シーズンに、うざいほど旅行客から構われて餌をもらっているであろう猫たち。多分オフシーズンでは人が来なくて退屈してるんだと思う。

人間を見ると勝手に集まってきます。頭を擦りつけてきて絡みついて膝に手をかけ、撫でを要求してくるのです。

そんな・・・!お金払ってないのに、餌も持ってないのに、こんなに猫に構ってもらえるなんて!!

 

アテネの猫

アテネの猫はプラカ地区の坂道にたくさんいて、暇してました。おそらく日常的な餌は道路反対側のレストランからもらっているんだと思います。

1匹を構ってたら2匹目、3匹目と集まってくる・・・

餌をもらえてると思ってきたのかもしれない。一切何もあげてない。猫に飽きられることもなく、15分くらい遊んだ。

 

アテネ郊外の修道院

アテネ郊外の山の中、ケサリアニ修道院に行ったときに、一匹の猫がものすごい歓迎してくれて、教会案内をしてくれました。

チケット購入が終わるまで待っている猫

山の中の修道院に行くと、たまにこういう「観光ガイド猫」が住み着いていることがあります。我こそがここの主でござい、という感じで先導して教会の入り口どころか中まで案内してくれるのです。

先導する猫。教会の写真を撮ってる間、待っててくれてる。

この猫は中まで案内してくれるタイプの猫でした。

中まで案内する猫。案内された先にあるポスト・ビザンティンのフレスコ画
撫でられるときも凛々しい顔付きをしている

この猫は一通りの案内を終えたあと、陽だまりで自分の毛づくろいタイムに入りました。その後は人間のことを一切無視しててそれがすごい猫っぽくてかわいかった。

 

パトモス島の猫

パトモス島の観光スポット、聖ヨハネ修道院の建つ崖の上の街、ホラ(Chora)にも猫がたくさんいました。

冬のホラの街は人がほとんどいなくて閑散としており、静かです。

そんな中で塀の上でくつろいでいた猫。観光客(我々オンリー)を見て、こっちに寄ってきました。

わらわら集まってくる

腕に絡みついて撫でを要求してくる。

カメラ目線もくれる。

このやんちゃな黒猫は私の右手を猫じゃらしにして遊びに遊びました。

絡みついているうちに明らかに興奮してきて、甘嚙み1回と本噛み1回をくらって流血しました。

でもかわいかったし楽しかったから許せちゃう。(もちろんすぐ除菌ティッシュで拭いて水洗いしました。)

 

ロードス島の猫

ロードス島滞在時は雨降りのお天気で、猫もちょっと濡れた感じだったのでそこまで遊んでないです。

とはいえやっぱり猫から寄ってくる

そしてやっぱり人の後をついて来ます。縄張りから外れると引き返し、別の縄張りの猫が付いて来る。

ついて来ようとする猫

モスクのあたりではこの猫に構われました。ひととおり撫でたり頭をこすられたり、歓迎が続く。

モスクが縄張りの猫

でもモスクを離れようとするとやっぱり縄張り外なのかついて来ることはなく、残念そうに見送られる。

さよなら、モスクが縄張りの猫

 

メテオラの修道院

奇岩がにょきにょきそびえるメテオラにも猫はたくさんいました。各修道院に必ず1猫はいます。岩と岩の間の斜面なんかにもたくさん寝そべってたり歩いてたりしました。

猫だらけ

一番歓迎されたのはアギオス・ステファノス修道院のオープン待ちのひとときでした。しゃがんだら膝に乗ってこようとする。

猫まみれ

露店の店主が猫たちに餌をあげてました。

すごく高いところにいる、孤高の猫たち。

背景が絶景

なんか悟ったような修道院猫はおとなしくてたくさん撫でさせてくれました。

背景が絶景

草むらで寝てる猫。

寝ている。

それから、カランバカで泊ってたホテルにも、ホテルには入れさせてもらえないけどホテル猫がいました。

ふわふわで神々しい

たまーにホテルロビーに入ろうと試みるのですが、そのたびにフロントスタッフに優しく追い出されてました。

以上、冬のギリシャ猫写真集でした。オフシーズンの観光地に行くときには猫じゃらしを持っていったらはかどるかも?!しれないです。