ジョージア(6日間)旅行記、2日目のクタイシの近辺の教会編です。
(旅行計画はこちら)
【ジョージア】旅行計画:コーカサスのキリスト教国で教会建築などの世界遺産を見に行く(6日間) - 超個人的★ヨーロッパ旅行のHow To
【ジョージア】旅行計画:ジョージアの世界遺産・ムツヘタ、クタイシ、上スヴァネティ地方と想定ルート - 超個人的★ヨーロッパ旅行のHow To
(前回の記事はこちら)
目次
トビリシからクタイシ
朝、トビリシのディドベバスターミナルへタクシーで行きました。
バスターミナルですがお店もたくさんあって活気があります。パンを買いました。一口齧った後です。なかなか美味しい。
トビリシからクタイシまで3時間ほど。途中、トイレ休憩がありました。
クタイシのバスターミナルはマクドナルドの裏でした。
そこからまたタクシーを使ってクタイシのホテルへ向かいます。
クタイシのホテル
ホテルはここです。Hotel Old Town (ジョージア Kutaisi) - Booking.com
部屋はこんな感じ。
ところで、クタイシのこのホテルの近辺は石畳と整った建物で、とてもヨーロッパっぽいです。
こちらのカフェでお昼にしました。
テントが赤いせいで料理も赤いですが、ここでヒンカリにチャレンジ。
ナイフとフォークで食べていたところ、店員さんが来て、結んだところを手で持ってスープをすすりながら食べるんだよ~と教えてくれました。結び目のところは残すのが普通みたいです。なるほど。
ゲラティ修道院
それから、適当なタクシーの運転手に、ゲラティ修道院、モツァメタ修道院、バグラティ大聖堂をまわってもらうことで交渉し、成立。そして、近くの売店で水のペットボトルを買って、出発です。
タクシーに乗ってる途中で見た線路。ジョージアの鉄道、見てみたい。
ゲラティ修道院は一部修復中でした。
一面の絵!
ドーム内側のパントクラトール。
独特のタッチですが、マリア様の悲しみの表情が良いです。ちなみにゲラティ修道院は12世紀の建築。内部のフレスコ画はいつ頃なのかはわかりません。
こっちの絵はグルジアの王とかでしょうね。上の絵とはタッチが異なります。顔がユーモラス。
こちらの磔のキリストの絵もぐっと来ました。
一方でこんな落書きのような絵も…。
屋根の緑っぽい玉虫色っぽい瓦が目立ちました。
モツァメタ修道院
次はモツァメタ修道院です。途中、やっぱり線路を発見。
車が入れる道路からモツァメタ修道院まで、少し長い道を歩かないといけません。日本の神社の参道みたいで盛り上がる。
やっと着きました!
ここは世界遺産ではないのですが、ゲラティ修道院と同じころに建てられたらしいです。
崖の上にあるのがわかります。
結婚式をやっていて、合間にちょっと見学させてもらいました。
でもここは立地が雰囲気あって素敵でした。
バグラティ大聖堂
最後に、一番クタイシ市街地に近いところのバグラティ大聖堂に行ってもらいます。
この大聖堂は世界遺産だったのですが、イタリア人建築家によって原型をかなり改変した形で修復されたみたいです。ユネスコから何度も警告を受けたみたいですが、この旅行(2016年)の後、世界遺産登録を抹消されました。
確かに左側後方に直方体の現代風の部分がにょきっと見えてます。内部はがらんとしていて、昔からの装飾らしいものはほとんど残っていませんでした。
この大聖堂では、生のジョージアンポリフォニーを聴けたのが印象的でした。歌っていた信者らしい女性たちのグループ。10人もいない、少人数のミサみたいでした。神父の男性との掛け合いのようなこともしており、しばらく聞き惚れてしまいました。
けっこう複雑に転調するし、和声部は少なくとも3声に分かれてたし、誰も楽譜を見ている感じではないのも印象的。もう一度聴きたいなあ。
別の方向から見た大聖堂。
建物の裏には廃墟の後が残っていました。おそらくこれが原型のバグラティ大聖堂の一部なのではないかと。
クタイシで夕食
この日はクタイシの市街地にあるレストランに行ってみました。
スープと、ペリメニ、バターチキン。スープは体にしみる味でした。
ジョージアの料理は美味しいのですが、日本人の胃袋にはかなりヘビーです。これで翌日の夕方まで全くお腹が空きませんでした。経済的?です。
(続く)
≪ジョージア旅行計画≫
- トビリシ:曲線が現代アートっぽい、近未来建築が点在するオールドタウン
- クタイシ:ゲラティ修道院、モツァメタ修道院、バグラティ大聖堂 ⇐今ココ
- 上スヴァネティ地方:山の斜面に塔がにょきにょき。メスティアに行ってみた
- 最も神聖な街・古都ムツヘタ:ジワリ修道院、スヴェティツホヴェリ教会、サムタヴロ教会