ジョージア(6日間)旅行記、3日目は上スヴァネティ地方のメスティアです。
(旅行計画はこちら)
【ジョージア】旅行計画:コーカサスのキリスト教国で教会建築などの世界遺産を見に行く(6日間) - 超個人的★ヨーロッパ旅行のHow To
【ジョージア】旅行計画:ジョージアの世界遺産・ムツヘタ、クタイシ、上スヴァネティ地方と想定ルート - 超個人的★ヨーロッパ旅行のHow To
(前回の記事はこちら)
【ジョージア旅行記】トビリシ:曲線が現代アートっぽい、近未来建築が点在するオールドタウン - 超個人的★ヨーロッパ旅行のHow To
目次
クタイシからメスティア
クタイシ周辺の世界遺産の教会を観光した翌日は、復讐の塔で有名な「上スヴァネティ地方」の入り口の街、メスティアを目指します。
トビリシからクタイシに来たときと同じバスターミナルで、朝10時発のメスティア行き用距離バス(ワンボックスカー)を見つけ、乗り込みます。
しかし。ちらほら人が乗ってくるのに一向に出発する気配がない。最後にようやっと出発したときは11時近くになってました。予約?してた旅行客を待ってたみたいですが、最後の方はホテルの近くまで行ってピックアップしてました。
1時間近く車の中で待たされた身としては勘弁して~という感じですが、こっちではこれが普通っぽいです。
途中、山の中のでっかい湖みたいなところで休憩がありました。
休憩所。
景色が良い。
メスティア到着・今日の宿
16時頃、メスティアに到着しました。
メスティアはここ最近で随分観光地化されたようで、なんとなく日本の山奥の温泉街みたいな雰囲気がありました。
山と山に挟まれたところがメスティア中心部です。
「旅行人」もそうですが、いろんな旅行者のブログを見ると、上スヴァネティ地方の旅行目的地はここではなく、さらに先のウシュグリ村となっています。
旅行人↓
確かにメスティアはちょっと観光地すぎるというか、人慣れしすぎていて、「復讐の塔」とか「血の掟」とかいうキーワードから想像されるぞくぞくするような秘境っぽさは少し薄いかな、と思いました。
無造作な風景。
この四角い蔵みたいなのが例の「復讐の塔」です。そんなに高さはなく、街中に溶け込んでいます。昔はここで一族同士の攻防戦が行われたらしいのですが、不思議。
宿を探してうろうろ・・・。
いろんな人に聞いて、道なき道を曲がったりくぐったりして、ようやく到着しました。
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簡素ですが、ちゃんとお湯も出ました。
メスティアにはこんな感じの、復讐の塔付きの家を利用したB&Bやアパートメントがたくさんあります。
「復讐の塔」に登る
外に出てみると、「復讐の塔」の一つの中身を公開しているところがありました。
早速登ります。
はしごを何度も登って、全部で5階~6階くらいあったようです。
窓から外の様子をうかがえます。
最後に屋根の上に出られました。
塔の屋根から見た、山とメスティア。山が近ーい!この辺はトレッキングでも有名みたいで、登山装備の旅行者も随分見かけました。
夕食は観光案内所の近くで
山だけ見るとメスティアも十分秘境感出てますが、バスターミナルや観光案内所の辺りはカフェなどで賑わう観光地。
その中の一つで夕食にしました。
店員さんに若い子も多く、英語もまあまあ通じます。
ウシュグリ村を断念
朝です。
朝のメスティアもなかなか雰囲気あります。
日程的には余裕があるので、秘境のウシュグリ村に行くことも可能なのですが、朝起きてから体の調子が変。
2日前は摂氏36度とかの猛暑の中、ペットボトルの水を手放せずゲラティ修道院などを観光していたのですが、昨日5~6時間かけて着いたこのメスティアは山の中。
朝ともなれば厚手のパーカーでもうすら寒いくらいの気温・・・。
完全に風邪を引きました。一刻も早く横になりたい。
ということでクタイシまで戻ることにしました。
個人的には、「復讐の塔」の中に入れて、屋根の上まで登れたのでかなり満足。
体力があればウシュグリ村へ行ったり、近隣の山のトレッキングも面白そうだったメスティアでした。
(続く)
≪ジョージア旅行計画≫
- トビリシ:曲線が現代アートっぽい、近未来建築が点在するオールドタウン
- クタイシ:ゲラティ修道院、モツァメタ修道院、バグラティ大聖堂
- 上スヴァネティ地方:山の斜面に塔がにょきにょき。メスティアに行ってみた ⇐今ココ
- 最も神聖な街・古都ムツヘタ:ジワリ修道院、スヴェティツホヴェリ教会、サムタヴロ教会