目次
- キプロス到着
- トロードス地方の観光を諦める
- アパートメントの入口を探して、うろうろ
- 街歩きは朝のカフェから
- ニコシアの教会めぐり・前半
- ハジヨルガキス・コルネシオスの家(博物館)
- ニコシア総主教の館と聖ヨハネ教会
- ビザンティン博物館
- ファマグスタ門と路地の隠れ家カフェ
- ニコシア教会めぐり・後半
- キプロス考古学博物館
- ディナー
キプロス到着
ラルナカ空港に着きました。
ニコシアまではタクシーでいきます。バスもあるようですが、本数が少なくて時間が合わなかったので。50ユーロ行かないくらいでした。
トロードス地方の観光を諦める
旅行前日、アパートメントのオーナーとのやり取りで、トロードス地方は今は行けない、という話がありました。ここ2,3日で急激に冷え込み、トロードス山中は吹雪。さらに路面が凍結。一部通行止めもある。タクシーはみんな行きたがらない、とのこと。
このオーナーが知り合いに聞いてそう言ってるだけかもしれない。ほんとは行けるんでしょ?と思いながら半信半疑でキプロスに上陸し、他のタクシー運転手に同じことを当たってみたけれど、だいたい同じような反応でした。昨日吹雪いたからなあ、とか。冬タイヤじゃないから、とか。
すごく行きたいけど・・・山の中で事故とか遭いたくない。
トロードスの教会群はかなり心残りだけど、安全を取ることにします。こうなったら気持ちをさっさと切り替えて、トロードス以外のキプロスを満喫することにしました。
アパートメントの入口を探して、うろうろ
予約してたアパートメントは、ニコシアの賑やかな通り沿い。
ここです。が、入口がものっすごく分かりませんでした。
事前にもらった案内(英語)にある「コロナキアーケード」っていうのがどうしても見つからなくて、現地で電話して聞いたら、真下にある、閉店したカフェみたいなのがそれでした。
ここ、入って良いとこだったの?!しかもコロナキアーケードの看板はギリシャ語のみ。・・・そりゃわかんないよっ。
でも入ってみると中は素敵。上の写真がオープンスペース。
良い感じの室内とバスルーム。お湯ちゃんとも出ます。(ただし湯量は少ない)
バルコニー付きです。嬉しい。
全部で4日半ある観光日程のうち、1,2日目はトロードス地方に行くつもりだったので、初日から予定はがら空き。
とりあえず第1日目は、置いてあったニコシアの教会マップをもとに、教会めぐりをしてみることにしました。
そのあと、グリルのお店で夕ごはん。ギロピタです。これ大好き。
キプロス風とギリシャ風の違いはパンのところらしいけど、よくわかりません。
街歩きは朝のカフェから
1日目はニコシアの教会を訪ね歩きます!
朝は、アパートメントオーナーが作成したというオリジナルパンフレットに載っていた、おすすめカフェのひとつ。
うぉお美味しい~
なんてことない朝食セットだけど、チーズとかキュウリとか、味が濃くて。パンはほかほか。
キプロスコーヒーってメニューに書いてあったけど、要するにトルココーヒーとかグリークコーヒーとおんなじものです。
ニコシアの教会めぐり・前半
朝ごはんを食べたら、さっそくニコシアの教会めぐり。もう1日暇なので、地図に載ってるのを全部行ってみようと思います!
Faneromeni Church
カフェのすぐ横に見えているのが、ファネロメニ教会。パンフレットによっては、Panagia Phaneromeniという表記も。
これは後ろ側。
正面は工事中でした。
イコンなんかは古そう。
Stavros Missiricou
Stavrosは十字架という意味。いまはモスクとなっている小さな建物です。
小さな建物です。中はガランとしてました。
ニコシアの猫
猫が来た。
ひとしきりごろごろする。
Trypiotis Church
Archangelos Michael Trypiotis、という表記のパンフレットもあるみたいです。大天使ミカエルの教会。
内部には二階席も。
登らせてもらいました。教会見学ではあんまり見たことのない角度の景色です。
教会自体は改修されて新しい建物のようですが、この入口のレリーフの部分は、古いものを再利用したっぽい。
味があります。
Agios Savvas
三角屋根がかわいい建物。
中は写真だめって言われました。
教会と関係ないのですが、近くで見つけた落書き。
Omeriye Mosque
かなり大きな建物ですが、教会としての機能はなくなっており、今は現役モスクです。
モスクは利用者がけっこういました。広いなあ。
モスクのすぐ向かいに、ハマム。
Agios Antonios
ここは閉まってました。
ハジヨルガキス・コルネシオスの家(博物館)
通りかかったたところにあった、昔の家を改造した博物館です。
中庭が素敵です。
建物です。
内部の家具・調度品も素敵でした。
ニコシア総主教の館と聖ヨハネ教会
中には入れないのですね、ここ。
広大な敷地のとなりに、聖ヨハネ教会があります。
ここは一面のフレスコ画で覆われた素晴らしい教会です。・・・が、写真撮影は禁止。
じっくり見てたら、教会の関係者?が来て、ポストカードを売りつけに来ました。たいして綺麗な写真でもないのですが、なんとなく、いらないとは言いにくい雰囲気だったので買いました。1枚50セントです。
あとから入って来た西洋人のグループにも売り付けてました。彼らも断れなかったようです。
ビザンティン博物館
ここも中の写真撮影は禁止。キプロス島内の教会から保護されたイコンがたくさん並んでました。
印象的だったのは、キプロスの教会がどんな風にトルコに襲撃され壊されたのか、装飾品を強奪され、闇市に売られたのか、について地図や写真パネルで詳細に説明しているところ。
トルコから奪われ、売りさばかれたイコンやモザイクなどの装飾品は、ヨーロッパ各地で見つかったりしてるんだそう。それらの返還を求めたり、実際に返還されたり、どこかの大学と協力して、モザイクを壁ごと復元したり、などの活動が行われています。
ファマグスタ門と路地の隠れ家カフェ
ファマグスタ門です。
斜めからの角度が良いです!
この辺の路地はこんな感じ。
古びていて雰囲気あります。
アパートメントのオリジナルパンフレットに紹介されていた、雰囲気抜群の路地裏おしゃれカフェに来ました。
この路地は少し奥まったところにあって、知らないとなかなか見つけられなさそう。
おしゃれカフェでくつろぐニコシアのおしゃれ民。
シロップに浸ったオレンジのケーキ。甘くてほっとしました。
Apomero Cafeというらしいです。雰囲気も良くて、おススメ。
ニコシア教会めぐり・後半
カフェのあとは、教会マップを見て引き続き教会めぐりです。
Panagia Chrysaliniotissa
ニコシアの城壁近くにある、ちょっと大きめの教会。
開いてませんでした。この小さいドームの内側、見たかった。
Agios Kassianos
すぐそばにあるのが、こちら。
形がいい感じ。ここも開いてなくて残念。
ぐるっと一周。
天井の低そうな教会。入ってみたかったなあ。
キプロス考古学博物館
雨が降ったり止んだり、虹が出たり。
考古学博物館に来ました。
さすが歴史ある島だけあって、展示されているものも新石器時代からヘレニズム・ローマ時代まで、幅広いです。
古代の金細工やジュエリーはじっくり見てしまいます。
ディナー
賑わってるグリルのお店で夕ご飯。
足元には猫が待ち構えてました。すっごい見られている。
(続く)
≪キプロス旅行計画≫