目次
日帰りでラルナカに行こう
観光2日目、あいにくの雨。
初日にニコシアを一通り見てしまったので、ラルナカに行って来ます。ラルナカは最終日に宿泊予定ですが、そのときは近隣の村に行くことにします。
バスのチケットは運転手から買います。現金オンリー。
当日だと、往復チケットがちょっとだけ割安になりました。
ラルナカでシーフードランチ
1時間くらいでラルナカに到着しました。海岸沿いのリゾートっぽいところです。
・・・でも、天気がねー。
ラルナカで最初にしたことはお昼を食べること。バス停のすぐ後ろのシーフードレストランに入ってみました。
シーフードメゼ(前菜盛り合わせみたいなやつ)と、タコグリルと、フィッシュスープ。タコグリルの盛り付けがなんかわびしい。メゼとスープはなかなか美味しかったです。
海沿いの街でシーフード~と思ってたのですが、ニコシアに帰ってみたら、同じ店がアパートメントのすぐ近くにある!
ちょっとショック。キプロス全土に展開するチェーン店の模様。
ラザロの街
ラルナカはラザロの街です。キリストの奇跡によって息を吹き返したという、聖書に出てくる人物です。その後、ラザロは熱心な信者となり、キプロスの主教になったとか。
聖ラザロ教会
聖ラザロ教会。昼休みを挟んで、午後は14時から開きます。
キンキラのイコノスタシスと石の壁や柱の対比が良い。
後ろにはロフトっぽい二階席もあります。
ラザロの聖遺物。
骨です。部位はわからないけど、真ん中は頭骨でしょう。
クリプタには石棺がたくさん置いてありました。たぶんここにラザロが埋葬された、っぽい場所だと思います。
イコンが置いてありました。
包帯でぐるぐる巻きなのが、ラザロです。これを生き返らせたキリスト。
なかなか良い教会でした。
ビザンティン美術館
聖ラザロ教会の後ろは、ビザンティン美術館。写真撮影禁止です。やっぱり聖ラザロモチーフのイコンがいっぱいあって面白かった。
入口のチケット売り場の人がしっかりモニターしてて、誰かがスマホで撮影したらしいのを、ものすごい勢いで注意しに行ってました。
この日は1日雨。
ラルナカの城塞
海岸沿いに建っている低い建物は、ラルナカの城塞らしい。
入って、登ってみました。
低ーい。でも海しかないのでよく見える。
こっちも低ーい。
城塞には、簡単なパンフレットが用意されてるのですが、それがロシア語・ドイツ語・フランス語。英語はなし。英語がないがしろにされてる地域に来ると、本当遠くに来たなーと思います。
ニコシアに帰る
来た時と同じバス停でバスを待つ。キプロスはロシア人観光客が多いです。ビザが免除されているらしい。
それにしても、あちこちでギリシャ国旗を見ます。キプロス国旗は珍しかったので、写真を撮りました。
ギリシャにいるのかキプロスにいるのかわかんなくなってきます・・・キプロス島民のアイデンティティがよく分からない。たぶん自分たちのことはギリシャ人だと思ってそう。
(続く)
≪キプロス旅行計画≫