超個人的★ヨーロッパ旅行のHow To

ヨーロッパに住んでいる旅行好きです。バックパッカー、キャンプ、ユースやドミトリー泊などはしません・・・。公共交通機関(やタクシー)ばかり利用してきた、これまでの個人旅行記録と旅のHow To。

【キプロス旅行記】4:再びラルナカへ。塩湖と教会とレースのレフカラ村

キプロス旅行記その4です。パフォスからラルナカに行って、ラルナカ郊外の教会や塩湖を見て、最終日はレースで有名なレフカラ村を観光しました。

目次

 

 

パフォスからラルナカへ

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キプロス観光4日目は、朝のバスでパフォスからラルナカへ移動。日曜なので直通バスはなくて、リマソールで乗り換えします。

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途中から雨。リマソールの終点は、他に何もないような港です。

ちゃんと接続できるようにラルナカ行きのバスが待っててくれてました。

 

ラルナカは2回目

バスの乗り換えは問題なく、13時にはラルナカへ到着。

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トロードス観光が出来なくなった日に一度観光してるので、勝手知ったる街です。

ホテル
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ラルナカのホテルは、人がいませんでした。電話してきてもらい、部屋を開けてもらいました。

カフェStoano Kato

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まずは何か食べようということで、繁華街の路地にあるカフェに入りました。

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コーヒーとか食事が美味しい。なかなかいい感じのカフェでした。

 

パナギア・アンゲロクティストス教会

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ラルナカの海岸沿いのタクシー乗り場で、アンゲロクティストス教会の往復タクシーチャーターをお願いしました。20ユーロくらいだったと思う。

タクシー運転手は流ちょうな英語で、トルコが侵略してきた当時、ファマグスタに住んでいた祖母が追い出されたとか、そういう話をいろいろ話してくれました。

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教会内部です。アプスにモザイクが残っているのですが、イコノスタシスの向こう側にあって、のぞき込むように見学。

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ありました。地球を持つ天使に挟まれる聖母マリア様。

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ちょっと暗いけど、がんばって撮ったもの。天使の表情がいいです。

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建物の外観も、キプロスっぽいビザンティン教会。トロードス観光を除けば、これがキプロスで見たかった最後の教会でした。最後にモザイクが見れて、満足です。

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ラルナカの塩湖とフラミンゴ

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教会からの帰りに、塩湖に寄ってもらいました。

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向こう側に、湖畔沿いに建つモスクが見える。

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カメラのズーム機能でなんとか撮影したフラミンゴ。ピンク!

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これはラルナカの海岸。水たまりが良い感じです。

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レースが有名なレフカラ村

翌日は帰る日。ラルナカは空港まで車で15分程度の距離です。夕方の帰国便の時間まで午前中いっぱい空きがありました。

せっかくなので、レフカラレースが有名だというレフカラ村に行ってみることにします。

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昨日アンゲロクティスティ教会までお願いしたタクシー乗り場に、行き先別の料金が示されてます。

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レースが有名なレフカラ村は35ユーロ。行って、1時間うろうろして、戻ってくるので往復70ユーロです。

15世紀にレオナルド・ダ・ヴィンチがレフカラ村に来て、レースの美しさに感動して、イタリアに持って帰り、そのレースを壁画「最後の晩餐」に描いたのだという伝説が残ってます。

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このテーブルのクロスのはしっこにあるレース模様が、レフカラ伝統のレース模様なのだそうです。

到着。温暖なキプロスの気温に慣れてたら、山の上のレフカラ村は痺れる寒さでした。

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シーズンオフで、しかも午前中ということもあって、開いてないお店が多いです。

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ひっそりしているレフカラ村。

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青い色の壁が目立ちます。青を多用してるってことは、夏はすごい暑いのかもしれない。

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この村、JATA(一般社団法人日本旅行業協会)が選ぶ、ヨーロッパの美しい村30選に選ばれてます。つまり、日本人が選んだ美しい村ということ。暖かい時期は涼し気でもっときれいなのでしょう。

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教会のある広場から見ると、レフカラ村の高さがわかります。

じつはニコシアで、レフカラレースだ、と言って、明らかに安っぽい機械縫いの布を売りつけられそうになりました。

本物は違うはず!

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と思ったのですが、適当な店に手招きされて見せられた商品が、ニコシアで見たものと同じものだった。えー。

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閉まってるお店も多いですが、ちょこちょこ開いてる店もあります。どの店も客引きが激しい。他に観光客もいなさそうなので、狙い撃ちです。

事前にネットで調べていた、ちゃんと手作りのレースを出すお店というのに行ってみました。

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本物はたしかに手がかかっていそうな感じ。出来も良いです。でも高いです。それなりに大きなものは300ユーロとかでした。

このお店も、漏れなく押しが強い!ダヴィンチの説明から入り、日本人の芸能人がこの店を訪れたとか、日本人の写真家がこの村に来たとか、他の店は手作りとか言ってるけど中国で作らせてるとか言ってました。本当かな?まだ見てないのに免税の計算始めるし。笑。

でもレースと刺繍部分はなかなか良くて、代々レフカラレースのパターンを手作りで受け継いでいるみたいです。

結局喋り倒されてじっくり商品を選ぶ時間をもらえませんでした。

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ここらへんで時間切れ。

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レフカラレースは買いませんでしたが、山の上のひっそりした村と見せかけて、客引きと営業トークの押しの強い村だったのが、なんかすごく印象に残りました。

山を下りるにつれて、気温があったかくなっていくのが肌でわかります。写真は撮らなかったけど、途中に立派な水道橋の遺跡も見ました。

 

離陸

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いよいよキプロス島ともお別れ。トロードス山地の教会群を観光できなかったのは残念だったけど、見どころのたくさんある島で、飽きませんでした。

沿岸部は冬でも暖かいのが良かったです。トロードス地方の教会を見に、また行きたい。

キプロス旅行計画≫

  1. ヴィーナスの生まれた島・キプロスに行ってみる 
  2. 街の移動はバスで簡単。3都市&トロードス地方の行き方と観光ルート 

キプロス旅行記

  1. ニコシアの教会めぐりと博物館 
  2. ニコシアから日帰りでラルナカ観光 
  3. 古代の遺跡とモザイクのリゾート、パフォス1日観光。郊外の修道院も訪問 
  4. 再びラルナカへ。塩湖と教会とレースのレフカラ村 ⇐今ココ