超個人的★ヨーロッパ旅行のHow To

ヨーロッパに住んでいる旅行好きです。バックパッカーやキャンプなどはしません(できません)・・・。公共交通機関ばかり利用してきた、これまでの個人旅行記録と旅のHow To。

【キプロス】ヴィーナスの生まれた島・キプロスに行ってみる(6日間)

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2019年1月。教会建築を見たくて、それからちょっと暖かいところに行きたくて、ギリシャよりもトルコよりも南にある、地中海の端っこ、キプロス島に行ってみることにしました。

目次

 

キプロスは歴史とリゾートの島

先史時代から文明があったと言われる、地中海の東端の小さな島、キプロスギリシャ神話の美の女神アフロディーテは、キプロス島の海岸で産まれたと言われているそう。

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新石器時代の遺跡や、ギリシャ時代・ローマ時代の劇場跡やモザイク、ビザンツ帝国時代の古い教会も数多く残されている、見所の多そうな島国です。世界遺産に登録されているものも。

それから、キプロスは温暖な気候と美しい海岸で、リゾート地としても有名です。

 

北キプロス南キプロス

キプロス島は南北で分断されています。北側はトルコに実効支配されており、トルコ文化圏です。南側はギリシャ系で、ギリシャEU文化圏です。

f:id:tabikichi:20190302105322p:plainThe Green Line that "divides" the island of Cyprus: - Where did the name come from and what does it mean?

上の地図の緑色がグリーンラインと呼ばれる、国連の緩衝地帯。首都ニコシアを通り、キプロスを南北に分けています。

ガイドブック「地球の歩き方」では、ギリシャの本に南キプロス、トルコの本に北キプロスが紹介されてます。

 

キプロスの主な見所

四国の半分くらいの面積のキプロス島。いくつかの街を移動するのは難しいことではなさそう。代表的な街と、主な見所をピックアップ。

 

パフォスの遺跡とモザイク

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キプロス島の南西端にある世界遺産の街。紀元前から栄えた古都で、街のいたるところに遺跡や文化財が残っています。

f:id:tabikichi:20190318231046j:plainThe Mosaics of Paphos – Paphos, Cyprus - Atlas Obscura

広大な邸宅の跡地はそのまま野外の考古学公園となっていて、ギリシャ神話をモチーフにした素晴らしい床モザイクを見ることができます。

また海岸沿いは大型リゾートホテルが並ぶ人気観光地でもあります。

 

アフロディーテの海岸(ペトラトゥロミウ海岸)

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キプロスの南西部にあるペトラトゥロミウ海岸(Petra tou Romiou)は、海の泡から生まれた美の女神アフロディーテが流れ着いたという伝説のある場所。

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近くには紀元前12世紀に建てられたというアフロディーテ神殿の遺跡もあります。

 

ヒロキティア新石器時代の遺跡

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紀元前7千年から4千年、新石器時代の集落の遺跡で、世界遺産に登録されています。写真は復元されたもので、こんな円筒形の住居だったらしい。

 

ニコシア(レフコシア)

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キプロスの首都。ギリシア語ではレフコシア。ニコシアというのはイギリス統治領時代の英語名だそう。この街をグリーンラインが分断して、北キプロス(トルコ領土)と南キプロスに別れてます。

 

トロードス地方の教会群

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トロードス山とその回りの山岳地帯に、壁画の美しいビザンティン教会が点在しています。世界遺産です。詳しくはのちほど。

 

アヤナパのビーチ

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キプロス最大のリゾートビーチ。美しい海岸線と砂浜を持つこの街は、キプロスで最もホテル数が多いのだとか。

 

ラルナカの塩湖

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キプロスの玄関口はラルナカ空港です。この空港の近くには塩湖があり、湖畔沿いのモスクが風光明媚。また、毎年フラミンゴが訪れるのだそう。

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リマソールとクリオン遺跡

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リマソール(レメソス)は、キプロス第2の都市。近くにあるクリオン古代遺跡には、ローマ時代の劇場跡のほか、床モザイクも残っているそう。

 

ファマグスタ

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北キプロスの街です。ローマ時代の遺跡のほか、ヴェネツィア統治時代に造られた城壁や宮殿、ゴシック様式の聖ニコライ大聖堂など、たくさんの古い建物が残っています。

 

世界遺産・トロードス地方の教会群

リゾート感高めの島に加え、見所も多そうなキプロス。でも個人的に、ビザンティン教会がたくさん残ってるところも魅力的。世界遺産トロードス地方の壁画聖堂群」はなかなか興味深いです。

これらの山の中の教会は、ビザンティン帝国統治下の11~12世紀ごろに建てられたもの。美しい壁画と、木造で傾斜の急な屋根を持つところが特徴です。

以下のサイトで、それぞれの世界遺産教会を詳しく解説しています。

https://mytroodos.com/category/world-heritage/unesco-heritage/

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写真を見ると外見はただの山小屋みたいです。

現時点での世界遺産登録教会の数は10。それもいくつもの山間の村に散らばっていて、自力で訪問するのは容易ではなさそう。タクシーをチャーターして行ってみることにします。

 

キプロスのビザンティン教会

トロードス地方の教会群のほかにもある、キプロスの面白そうなビザンティン教会をピックアップ。

 

聖ラザロ教会

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イエス・キリストが生き返らせた、聖ラザロ。のちにキプロス初代主教となったようで、この教会にラザロの墓所があります。ラルナカ市街地にあります。

 

パナギア・アンゲロクティストス聖堂(angelikitisti)

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ラルナカ郊外のキティ(Kiti)という村にあるビザンティン教会です。アプスにモザイクが残されているそうです。

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アギオス・ネオフィトス修道院

f:id:tabikichi:20190318230515j:plainwww.stneophytos.org.cy/

キプロス生まれの聖人、聖ネオフィトスが修行した洞窟に建てられた修道院。本人が修行したと言われる洞窟が残されており、内部には素晴らしい壁画が残っています。パフォス郊外のタラ(Tala)にあります。

 

キッコー修道院

f:id:tabikichi:20190319003321j:plainPedoulas - Kykkos Monastery - The Green Guide Michelin

トロードス山中にあるけれど、世界遺産ではない修道院。建物自体は新しく、博物館として公開されているようです。トロードス教会の現地ツアーを調べてみると、ほとんどのツアーにこの修道院が含まれてました。

 

アギア・パラスケヴィ教会

f:id:tabikichi:20190319000242j:plainAgia Paraskevi Byzantine Church - Geroskipou village

建物自体は9世紀までさかのぼるのだそうです。内部には8世紀~15世紀までのフレスコ画で彩られています。パフォスから3.5キロ離れた街の中にあります。

 

主な街や観光地の位置

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たくさんの魅力あるキプロス。ピックアップした街や教会の位置関係はこのような感じ。全部で6日間の日程で、これらの魅力的な街をめぐってみようと思います。

詳しい旅程や移動方法なんかは次の記事で。

(続く)

 

キプロス旅行計画≫

  1. ヴィーナスの生まれた島・キプロスに行ってみる ⇐今ココ
  2. 街の移動はバスで簡単。3都市&トロードス地方の行き方と観光ルート

キプロス旅行記

  1. ニコシアの教会めぐりと博物館
  2. ニコシアから日帰りでラルナカ観光
  3. 古代の遺跡とモザイクのリゾート、パフォス1日観光。郊外の修道院も訪問
  4. 再びラルナカへ。塩湖と教会とレースのレフカラ村