ジェノヴァ旅行記、2日目後半。ジェノヴァ豪邸シリーズで行っていなかった王宮を見学します。水族館も行きました。リヴィエラともこれでお別れ。
(前回の記事)
目次
王宮を目指す
ランチの後は王宮を目指します。港からも行けるのですが、もう一度あの豪邸ストリート・ストラーデ・ヌオーヴェを見てみようと、豪邸街から行きました。
日曜のストラーデ・ヌオーヴェ。お店が閉まっていて少し閑散としています。
日曜の王宮は13時30分オープン、しかし
日曜の王宮は13時30分の開館です。ガイドブックにも書いてあります。その時間に合わせて行ったところ、すでに観光客が扉の前で待っていました。
ところが・・・13時35分になっても一向に開かない。やっと職員らしき人物が来たのは40分になってから。それでも、どこかに電話したり、何をしているかわからないけれど忙しそうなそぶりを見せて中には入れさせてもらえません。(この、「仕事で忙しい」自分を見せつけるイタリア人をよく見る気がする)
ようやく言われたのが、館内にはまだ入れないから先に中庭を見ておけ、とのことでした。うーん、ゆるいなあ。素直に従って中庭に進む観光客たち。
門をくぐって、振り返ってみるとすばらしい宮殿がどんと構えていました。
ジェノヴァで一番大きな宮殿だっただけのことはあります。王宮に使われたのもわかる。豪華なんだけど、住みやすそう。
ふっと前を見ると残念な景色が広がってました。。。
目の前の屋根は市場か何かでしょうか。そして港の前を横切る高架の高速道路。車で走ったら気持ちよさそうではあります。
貴族の室内を見学
内部に入れることになったようなので、室内へ。この日は見学できる部分が限られているとのことでした。
ここの案内係に、とっても可愛らしい女性がいました。お嬢さん、と言いたくなるくらい若いです。
そして、日本語をしゃべります。このチケットでここに見れますか?と英語で聞いたら、「私、日本語少し喋れます」と返ってきました。そういわれると思わず笑顔になっちゃいますよね。
しかし、ボランティアか何かなのでしょうか、質問に対しての答えがすぐ出てこない。そして、それほど日本語が達者ではないようで、なかなか言葉も出てこない。唯一、すごく流暢な日本語だったのが、彼女が一生懸命考えている最中の独り言、
「えーと、何だったっけ。」
ちょっと面白かった。察するに、日本に留学→日本の友達とたくさん遊ぶ→友達との会話は流暢で上手になる→イタリアに戻る→(友達との会話以外の)日本語を忘れる、のパターンではないかと。
最後の方は英語で話しました。(笑)。
貴族の室内です。
部屋の中に噴水がある部屋。昨日みた赤の宮殿・白の宮殿などは、こうした室内装飾が残っていたものはほとんどなかったので、楽しいです。
この展示されている箱?が気になりました。何を収納するボックスだろう。
洗面所のある部屋。
家族写真がたくさん飾られていて、普通に住んでいそうな雰囲気。
王宮見学、終わり!豪邸から港に戻ります。
ジェノヴァ水族館
最後に、行列が落ち着いてきたジェノヴァ水族館に入ってみました。感想としては、うーん、入場料のわりにそんなに・・・という感じ。
館内の照明がかなり暗いので、日曜で子供がたくさんいる環境では、見えない足元に子供がわちゃわちゃしてて、移動が大変でした。
ジェノヴァのタコは美味しかった。
クラゲは照明が暗い方が映えます。
横向き、と正面向き。
魚の正面の顔が好きです。
ジェノヴァ最高
楽しかったジェノヴァ。街のリヴィエラ感にすべて持って行かれて、チンクエ・テッレをスルーしましたが、それで良かったです。街自体に魅力たっぷり。
帰りの空港行きのvolabusはフェッラーリ広場のこのあたりから乗りました。
まだ見ていない塔とか教会とか、路地のアンティークショップとか、気になる場所が増えてしまったジェノヴァ。
リヴィエラ感漂う港、怪しい路地、美味しいご飯、贅沢な邸宅と充実した博物館、水族館。なんか全体的にほんとお客を飽きさせない、ディズニーリゾートみたいな街でした。是非とも再訪したいです!
≪ジェノヴァ旅行計画≫
- (冬なのに)太陽も空気も風も色が違う!リヴィエラ感にノックアウト
- ジェノヴァ観光と街歩き。豪邸、聖遺物、港の散策と潜水艦
- キオッソーネ東洋美術館と、日曜のポルト・アンティコ
- 王宮で豪華な部屋を見学。最後にジェノヴァ水族館 ⇐今ココ