超個人的★ヨーロッパ旅行のHow To

ヨーロッパに住んでいる旅行好きです。バックパッカー、キャンプ、ユースやドミトリー泊などはしません・・・。公共交通機関(やタクシー)ばかり利用してきた、これまでの個人旅行記録と旅のHow To。

【ジェノヴァ旅行記】2:ジェノヴァ観光と街歩き。豪邸、聖遺物、港の散策と潜水艦

ジェノヴァ旅行記、1日目後半、がっつり観光編です。ストラーダヌオーヴァ博物館で豪邸を堪能し、サン・ロレンツォ教会で聖遺物を拝み、海の博物館で潜水艦体験。終始リヴィエラ感のただようジェノヴァを満喫。

(前回の記事)

tabikichi.hatenadiary.com

 

目次

 

 

ジェノヴァ豪邸訪問の前に、路地裏に気を付けるべし

ジェノヴァの主要な観光名所のひとつ、豪邸ストリート、ストラーデ・ヌオーヴェ。(複数形)。そのうち最も有名なのがガリバルディ通り。そこから少し離れたところにも「スピノーラ宮殿」という豪邸が博物館として公開されているようなので、まずはそこを目指しました。

ところが、この「スピノーラ宮殿」までの道が・・・狭くて暗いだけでなく、辻々に網タイツとかタイトスカートの女性が立ってこっちを見ている。あからさまなそういう通りなのです。昼ですよ?昼なのに立っている。怖い。港町。

ひやひやしながらたどり着いた博物館は、午後から休館とのこと・・・。宮殿の写真だけ撮って退散しました。

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後で調べたら、港に面している大きい通りの1本、2本裏当たりがそういう通りで、観光客はあまり近寄らないほうが良いみたいです。 

 

ストラーダ・ヌオーヴァ博物館

人通りの多い道を通って、ガリバルディ通りに出ました。これがジェノヴァの豪邸ストリート。

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インフォメーションで共通チケットを買って、白の宮殿から中に入ります。

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白の宮殿内部はジェノヴァ強国時代に集まった?絵画のギャラリーでした。枚数は多いものの、個人的にはあまり印象に残ったものはなかったです。それよりも、途中で出たこのテラス。

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道路の向こう側の赤の宮殿を臨む景色が、贅沢~

下をのぞき込むとこれまた美しい庭園。

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ここから先がドーリア・トゥルシ宮となります。ここはコインコレクションがあるほか、パガニーニが使ったというヴァイオリンがうやうやしく展示されてました。

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最後に、道の反対側の赤の宮殿。

贅沢な部屋をいくつか見学。

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他に興味深かったのは、インテリアデザイナーがコーディネートしたらしい部屋。ルネッサンスな調度品と現代家具が良い感じでミックス。こんな部屋に住みたい。

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3つの宮殿を見て、外に出ました。

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この通りにはほかにも豪邸が並んでいるのですが、普通に会社とか銀行などで使用されていて入れません。1年に1週間ほど、これらの他の建物にも入れる特別な時期があるようなので、そのときに来てみたいです。

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並ぶ豪邸と、(たしか)DeutscheBankの玄関先

 

老舗お菓子屋さん Pietro Romanengo

ガリバルディ通りからフェッラーリ広場まで出る途中で見つけた、雰囲気抜群のお菓子屋さん。

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金平糖みたいなキャンディが有名なのだそう。店内の写真も撮らせていただきました。クラシカルな調度品が素敵。キャンディはすごく繊細で上品で・・・「貴族の味!」という感想。

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強国時代の名残?聖遺物

次にめざすのはサン・ロレンツォ教会。

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この教会の宝物庫には、十字軍が持ち帰ったという「最後の晩餐で使われた皿」があるらしいのです。「十字軍が持ち帰った」という枕詞の聖遺物シリーズ、大好き。わくわく。

・・・しかし、なんとその聖遺物は「フィレンツェに貸出中」とのことで実物は見られませんでした!そのかわり、「ヨハネの首が置かれたプレート」というものを見ました。

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ありがたい・・・のかな? 教会自体も大理石が優雅で、素敵な教会でした。

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ポルト・アンティコとガラータ・海の博物館

外に出ると西日が。

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うーん、リヴィエラ~。港に出てみました。

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なんかデジャヴだわ・・・と思ったら、ディズニーシーにそっくり。いや、ディズニーシーがここに似せて作ったのでしょう。冷たいはずの冬の風もなぜか開放的。

次の目的地はこちら。ガラータ海の博物館です。

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チケットを買うときに、「潜水艦にも行くか」どうか聞かれます。潜水艦というのは、これ。この中に入れるんです。

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もちろん入りますということでチケットを買うと、ヘルメットを渡されますので、装着して、館内に入る前まず潜水艦へ。

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本物を展示用に改造したんでしょうか。計器なんかもある程度いじれるようになってます。潜水艦映画は好きですが、ここに何日も閉じ込められるのは絶対に嫌だなー

海の博物館本体もかなり広く、船内の食堂や洗面所が再現されていたり、イミグレーション体験が出来たりして面白かったです。

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充実のジェノヴァ、明日もリヴィエラ感を満喫します。

(続く)

CREA Traveller 2016 Winter NO.44 [雑誌]

ジェノヴァ旅行計画≫

  1. イタリア海洋国家シリーズ。ジェノヴァにジェノヴェーゼを食べに行こう
  2. ジェノヴァの一日観光ルート、チンクエ・テッレ日帰り観光案 

ジェノヴァ旅行記

  1. (冬なのに)太陽も空気も風も色が違う!リヴィエラ感にノックアウト 
  2. ジェノヴァ観光と街歩き。豪邸、聖遺物、港の散策と潜水艦 ⇐今ココ 
  3. キオッソーネ東洋美術館と、日曜のポルト・アンティコ
  4. 王宮で豪華な部屋を見学。最後にジェノヴァ水族館

 

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