超個人的★ヨーロッパ旅行のHow To

ヨーロッパに住んでいる旅行好きです。バックパッカー、キャンプ、ユースやドミトリー泊などはしません・・・。公共交通機関(やタクシー)ばかり利用してきた、これまでの個人旅行記録と旅のHow To。

【リヨン】街歩きとラーメン屋めぐりのリヨン、1泊2日の観光ルート (丸1日と4時間)

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2017年6月。週末をのんびりと、良い感じの町並みを見たくて、それからラーメンを食べたくてリヨンへ行きました。

目次

 

観光時間と宿泊地

航空券は以下を予約しました。

1日目(土)10:00 リヨン空港着
2日目(日)17:45 リヨン空港発

空港から市内までは、ローヌ・エクスプレスという電車に乗ります。リヨン・パールデュー駅まで約30分。 観光できる自由時間は、1日目の11時から2日目の15時頃まで、丸1日と4時間です。

ホテルは以下を予約しました。

www.booking.com

ローヌ川とソーヌ川に挟まれた地区で、旧市街にも歩いて行きやすそうな場所です。機能的で使いやすいホテルでした。

 

リヨンでラーメンを食べたい

ところで、ヨーロッパはけっこう前からラーメンブーム。2017年時点でも、パリを始め、都会にはラーメン専門店がたくさん出来てて、中には行列ができるほどの人気店もあります。

その余波を受けて?どうやらフランス第2の都市リヨンにも、日本料理店のメニューのひとつとかではなくて、ラーメン専門の「ラーメン屋」が複数店舗あるらしい。

リヨンは美食の街と言うけれど、もうずっとラーメンを食べていなかった自分。真っ白なクロスを前に背筋を伸ばしてフレンチを食べるより、ラーメンが食べたい。心の底からラーメンが食べたい!

f:id:tabikichi:20190611234314j:plain(画像はイメージ。)

 ということで、リヨン旅行のテーマは、観光&ラーメン屋巡りになりました。

 

 

想定観光ルート 

リヨンのラーメン屋は、2017年調べで3店舗見つかり、2店舗に行く計画を立てました。そのうち一つは2019年現在で閉業しており、ありません。最近の情報は「リヨン ラーメン」で検索すると、たくさんのブログや情報サイトにヒットします。やっぱり、以前よりも店舗も増えているみたいです。

1日目のルート

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まずはインフォメーションで、トラブールの場所を示したリヨンの地図をゲットして、そのあとにランチ。

さすがにラーメンばかりというのはもったいないかと思い、1日目のお昼はリヨン料理を食べることにしました。

 

目星をつけたのはL' institut Restaurant という、ポール・ボキューズの料理学校によるレストラン。ボキューズのレストランよりは手頃な価格っぽいです。予約はしてません。

入れなかったら、インフォメーションのあるベルクール広場の東側に、ブションがたくさんあるみたいなので、そこに行きます。(結果から言うと、L' institutは予約でいっぱいで入れませんでした。)

そのあとは観光。フルヴィエールの丘に行って、旧市街を歩いて、夜はラーメン屋に行きます。

2日目のルート

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昼から、日曜でも営業しているラーメン店に行きます。(2019年現在、閉業。)

そのあとはクロワ・ルース地区を少し歩く予定。トラブールとか入れるところがあったら歩いてみたいです。遠くまで歩くのが面倒になったら、テロー広場にあるリヨン美術館に行くかもしれません。

 

(続く)

 

≪リヨン旅行計画≫

  1. のんびりフランスっぽい雰囲気の街に行きたくて、初夏のリヨンへ 
  2. 街歩きとラーメン屋めぐりのリヨン、1泊2日の観光ルート ⇐今ココ 

≪リヨン旅行記

  1. 街歩きが楽しい!食べて見て歩く、初夏のリヨン
  2. 美食の街でラーメン屋めぐり

【リヨン】のんびりフランスっぽい雰囲気の街に行きたくて、初夏のリヨンへ(丸1日と4時間)

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2017年6月。週末をのんびりと、良い感じの町並みを見たくて、それからラーメンを食べたくてリヨンへ行きました。

目次 

 

 

フランス第2の都市、リヨン

フランスの首都はパリ。大都会です。パリに行く、となるとけっこう気合いが必要です。

なにしろ広いし、おしゃれで素敵なお店はパリ中にたくさん散らばってるし、美味しいパンやお菓子のお店もたくさん。行きたいところを選ぶのは、楽しいけれど大変です。美術館や博物館は、ルーブルを筆頭にたくさんあるし、他にもエッフェル塔凱旋門、郊外にベルサイユ宮殿、etc。

見るべきところがたっぷり、大都会で楽しい!楽しいけど、週末のんびり出かけるにはちょっと容量過多な感じ・・・。

そこで、フランスっぽい街並みはそのまま味わえて、ほんの少しのんびりしてるところを味わうべく、フランス第2の都市、リヨンに行ってみることにしました。

 

リヨンの主な見どころ

リヨンはフランス第2の都市、というだけでなく、実はローマ時代からあった歴史ある街。「リヨン歴史地区」として世界遺産にも登録されています。いろいろ面白そうなリヨンの見どころを調べてみました。

美食の街。ポール・ボキューズとブション

f:id:tabikichi:20190607071227j:plainGalerie Photos du Restaurant et de l'Abbaye à Lyon

リヨンは美食の街。ワインの美味しい土地に囲まれ、ブレス鶏やシャロレー牛といったブランド食材の産地があることから、そう言われているのだそうです。

三ツ星フレンチの有名シェフ、ポール・ボキューズのレストランはリヨン郊外にあります。また、リヨン市内にも、ボキューズの監修するレストランが4店舗あります。

また、リヨン伝統の郷土料理を出す「ブション」(Bouchon)と言われる食堂があちこちにあって楽しそう。リヨンの郷土料理では、臓物を使った料理、クネルという魚をすりつぶしたはんぺんみたいな料理が有名です。

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フルヴィエールの丘(Fourvière )

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リヨン歴史地区の一部。リヨン市内のどこからも見える、小高い丘です。頂上にある壮麗な建築は、フルヴィエール大聖堂。ふもとからはケーブルカーで行けます。

ローマ劇場と遺跡

f:id:tabikichi:20190607074323j:plainLes théâtres romains - Lugdunum Musée et théâtres romains

フルヴィエール大聖堂の少し後ろにある、ローマ時代の劇場跡。かなり立派なものが残っています。リヨン市内には、ほかにもローマ時代の遺跡があるそうです。

 

旧市街・ヴューリヨン(Veiux Lyon)
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リヨン歴史地区の一部です。リヨン市内を流れるソーヌ川沿い、フルヴィエールの丘のふもとあたりが旧市街です。石畳の道と建物が素敵。

f:id:tabikichi:20190607081050j:plainリヨンの大聖堂、リヨン・サンジャン大教会

旧市街には司教座聖堂もあります。15世紀の建築で、ロマネスクとゴシックの混淆様式。歴史ある教会です。

クロワ・ルース地区(Croix-Rousse)

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リヨン歴史地区の一部です。ソーヌ川の東側、ローヌ川と挟まれた地区がクロワ・ルース地区。ここも丘になっていて、街歩きが楽しそう。このエリアにあるだまし絵スポット(Mur des Canuts)が有名です。

f:id:tabikichi:20190607084133j:plainVisiter le quartier des canuts, la Croix-Rousse - Jus de Voyage

 

トラブール(Traboules)

f:id:tabikichi:20190607081922j:plainLes traboules du vieux Lyon - Visiter Lyon - Tourisme et actualités

リヨンのガイドブックや観光情報を調べていて、面白そうだなーと思ったのがこちら。ヴュー・リヨンやクロワ・ルース地区にたくさんある、建物と建物の間の抜け道のようなものです。一般の住宅や私有地にあるので、いつでも観光客が出入りできるというわけではなさそうですが、抜け道探索は楽しそう。詳しい場所などは、ツーリストオフィスでもらう地図に書いてあります。

テロー広場(Place des Terreaux)

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リヨン市庁舎とリヨン美術館のある広場です。リヨン歴史地区の一部です。ローマ時代は運河があったところらしい。広場に面して、豪華な市庁舎の建物と、リヨン美術館があります。

 

リヨンのマップ

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リヨン・パール・デュー駅の西側、まっすぐなローヌ川と曲がりくねったソーヌ川の辺りが、世界遺産リヨン歴史地区です。上の方のクロワ・ルース地区まで含めるとけっこう広いですが、フルヴィエールの丘や旧市街あたりは、歩いて観光するのにちょうどよさそうな距離感です。

行き方や観光ルートは次の記事で。

 



(続く)

 

≪リヨン旅行計画≫

  1. のんびりフランスっぽい雰囲気の街に行きたくて、初夏のリヨンへ ⇐今ココ
  2. 街歩きとラーメン屋めぐりのリヨン、1泊2日の観光ルート 

≪リヨン旅行記

  1. 街歩きが楽しい!食べて見て歩く、初夏のリヨン
  2. 美食の街でラーメン屋めぐり

雑感:パドヴァはストリートアートも楽しいよ

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ヴェネツィアの近く、北イタリアのパドヴァは、ジョットのフレスコ画が素晴らしいスクロヴェーニ礼拝堂、パドヴァ大学、巨大なサンタンドレア聖堂など、見ごたえある観光地が目白押し。また、運河やポルティコ(柱廊)のある通りなど、雰囲気ある街並みも魅力的なところです。

ところでそんなパドヴァの街にはもう一つ、おすすめの歩き方があります。それがkenny  random(ケニーランダム)のストリートアート探し。

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kenny  randomはパドヴァ出身のストリートアーティスト。

ストリートアート、と言うと最近ではバンクシーが日本でも有名です。一般的なイメージだとゴリゴリのHIPHOPカルチャー、グラフィティ(よく駅とか高架下とかに落書きされてる文字とかのやつ)を思い起こす人が多いのでは。

ケニーランダムのアートは、文字じゃなくて絵の成分多めです。

f:id:tabikichi:20190820211843j:plainKenny Random, "Chi ama non dorme": l'ultima opera a Padova in via Manin

こんな感じ。

黒いシルエットの帽子の男性がよく出てきます。雰囲気ある素敵な絵って感じですが、全体的にエッジの効いたストリート感が見え隠れするのがカッコいい。

バンクシーをおちょくった?意図のものもあるみたい。下は実際見たものじゃないけど、ネットを漁っていて発見しました。I am Banksy (by ケニーランダム)

f:id:tabikichi:20190820224437j:plain“I am Banksy”, e invece è Kenny Random: il mistero del murale apparso in pieno centro

左下にバンクシー作っぽいネズミと「You lie」って描かれてるのは、バンクシーのアンサーか仕返しか、ただの仲良しか、それともここまで含めてケニーランダムの作品なんだろうか・・・

ストリートアートなので、常に絶対にそこにあるとは言い切れないですが、自分がパドヴァに行った時は、この黒いシルエットのアートをけっこうたくさん見かけました。道を曲がったところ、路地の壁の空きスペース、駐車場の奥の塀。

見つけるとちょっと得した気分。ストリートアート(落書き)っていう偶然性がまた、ラッキー感が増します。

下の写真も、あとで調べてみるとkenny randomの作品だった。アルプスの少女ハイジのストリート風の何か。

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ちなみにイタリアって日本のアニメが放送されてたみたいで、日本人にはお馴染みのアニメモチーフを色んなところで見かけます。

これは確かミラノ。

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次元と五右衛門がトラムに乗ってる後ろに、ミラノのドゥオモが描かれている、地元愛あふれる作品。

これは落書きじゃないけど、ラヴェンナのモザイクお土産屋さんに飾られていた、モザイクのハイジ。

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ここは、日本人です。と言うと、「オー!ジャパン!キミノナワ〜」と話しかけてきたイタリア人店員がいる、ミラノのスタバ。

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・・・話がアニメに逸れましたが、パドヴァに行ったら街をうろうろ、舐めるように歩きまくって、ケニーランダムのアートを探したら楽しいと思います。

ちなみに、以下のウェブにて、同アーティストのストリートアート in パドヴァをたくさん見れます。

ilpensieroviaggiatore.com


もしパドヴァに観光に行くなら、街歩きもぜひ楽しんでみてください。 

≪王道パドヴァ旅行はこちら≫

tabikichi.hatenadiary.com

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