ヴェネツィア本島、2日間で30か所観光した観光記録の続きです。リアルト橋付近から開始して、その日の夕食まで。
(旅行計画)
【ヴェネツィア】本島内を2日間で30か所以上めぐる、想定観光ルート(丸1日と9時間) - 超個人的★ヨーロッパ旅行のHow To
【ヴェネツィア】イタリア海洋国家シリーズ。2日間で周るヴェネツィア観光計画(丸1日と9時間) - 超個人的★ヨーロッパ旅行のHow To
(前回の記事)
目次
- 観光地14:Chiesa di San Giacomo di Rialt
- 観光地15:リアルト橋
- 観光地16:アカデミア橋
- 観光地17:Church of St. Barnabas
- 観光地18:Ca' Rezzonico
- 観光地19:サンリッコ学校(スクオーラ・グランデ・サン・ロッコ)
- 観光地20:サンロッコ教会
- 観光地21:サンタ・マリア・グロリオーザ・デイ・フラーリ聖堂
- 観光地22:Scuola Grande San Giovanni Evangelista di Venezia
- 観光地23:Church of St Salvador
- 観光地24:サン・ジュリアーノ教会
観光地14:Chiesa di San Giacomo di Rialt
時計がアンバランスなほど大きい。サン・ジャコモ・リアルト教会。14時半です。
中は狭いですが、けっこう人がいました。個人蔵の弦楽器が展示されています。
観光地15:リアルト橋
大運河にかかるリアルト橋。左右対称の造形が美しいです。橋を渡って、再びヴァポレットに乗船。
ヴァポレットの1回券は7.5€で75分間有効。さっきサン・スタエ教会まで乗ったチケットを握りしめて、このままアカデミア橋までゆったり移動。
観光地16:アカデミア橋
15時10分です。木造の橋なのだそうです。ヴァポレットのエンジン部分が見えてますが、全景はこんな感じ。
陸地に上がってから見たアカデミア橋。間近で見ると、確かに木です!
ヨーロッパでこのような木造建築を見ると、不思議な感じがします。木の文化=日本独自のもの、という(誤った)先入観があるので、西洋のデザインが木造で構成されているのを見ると、戸惑ってしまう。
観光地17:Church of St. Barnabas
インディジョーンズの映画で使われたというサン・バルナバ広場にある教会、というだけで見に行ってみようと思っていたサン・バルナバ教会。
ところが、中は教会ではなくレオナルド・ダヴィンチの博物館になってました。中に入るのに入場料を取られる。うーん、そういう気分でもないので外観だけさらっと見て次に行くことにします。
観光地18:Ca' Rezzonico
15時半です。カレッツォーニコ。ガイドブックに18世紀のヴェネツィアの風俗、文化を伝える博物館。とのことですが、この日の観光で一番体力を削られました。
風俗、文化と聞いていて期待していたほどおもしろい展示がなく、ほとんどがガランとした部屋と、絵画の展示でした。
絵画も、なんていうか・・・こんな感じで、あまりぐっと来ないものがものすごく大量にありました。18世紀という時代がこういう感じなのだろうか。
この部屋の絵は面白かったです。たしかにヴェネツィアの風俗?の感じ。でも、落ち着かなさそうな部屋だなー。
観光地19:サンリッコ学校(スクオーラ・グランデ・サン・ロッコ)
ここはかなり豪華らしいので楽しみにしていたころ。
天井、重たそう。すべてティントレットによるもの。教会でも貴族の邸宅でもなく、こんなすごい装飾付きの建物があるところがすごい。
観光地20:サンロッコ教会
17時です。スクオーラ・グランデ・サン・ロッコのすぐ隣にあったので入ってみました。
信徒会の建物の内装に比べると、シンプルな装飾でした。
観光地21:サンタ・マリア・グロリオーザ・デイ・フラーリ聖堂
サンロッコ信徒会の次くらいに、見るのを楽しみにしていた教会です。
入ってみるとすごく広い!
たくさんの装飾や祭壇画がある見ごたえたっぷりの教会ですが、まずは教会のど真ん中に位置するコーロ席に目を奪われます。やたらと豪華です。
内側はこんな感じ。
主祭壇の絵はティツィアーノ。
主祭壇向こう側のステンドグラスも、色味を抑えた感じが素敵でした。
ここにもベッリーニの聖母子の祭壇画がありました。
観光地22:Scuola Grande San Giovanni Evangelista di Venezia
スクオーラ・グランデ・サン・ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ。
17時40分です。この門の特徴的な形を見たくて、来ました。円弧ではなく完全な半円を乗せたデザインがヴェネツィアっぽいです。
建物そのもの(写真の右側)は、開館時間がすごく限定されていて、この日は閉館していました。(今月の開館時間、というものが張り出されてました。)
壁にあったレリーフ。
サン・ポーロ教会とサン・ポーロ広場
1日歩き回って、疲労も限界。もう正直この日の観光は打ち止めにしたい気分でした。しかしこの場所からホテルに帰るために、リアルト橋まで出て、そこからメルチェリエ通りを歩かなければならない。。
リアルト橋に出るまでの道すがらに遭遇したサン・ポーロ広場。
それと、もし見れたら見ようかな、と思っていたRettoriale Church of San Polo(サン・ポーロ教会)。
17時50分で、教会は既に閉まっていました。
観光地23:Church of St Salvador
サン・サルヴァドール教会です。メルチェリエ通りの途中にあります。遅くまで開いているみたいでしたが、疲労困憊のためファサードを眺めることで終了。
観光地24:サン・ジュリアーノ教会
メルチェリエ通りにある教会の二つ目。ここは既に閉まっていました。
手前の建物がせり出していて、ファサードが一部隠れています。扉の上のジュリアーノさんと思われる人のレリーフが、書斎?みたいで面白いです。
この日最後の観光地は18時10分。朝7時半からすでに10時間以上経過。このあと、売店で水やらコーラやら買い込んで、ホテルに戻って仮眠。
ディナー
夕食はあらかじめ予約しておいたレストラン、アンティカ・トラットリア・ポステ・ヴェーチェです。
ディナーのために再びメルチェリエ通りを通り、リアルト橋も渡りました。(サン・マルコ広場周辺の美味しそうなお店は予約が全滅だったのです)
クラシックな内装。
シーフード、特にアンコウが美味しかったです!
日本ではアンコウと言えば皮や脂のところも含めて鍋にしますが、ヨーロッパでアンコウが獲れるところでは、しっぽの部分の引き締まった身のところをグリルやソテーにして食べるのが一般的みたいです。
夜のヴェネツィア、メルチェリエ通り。
(続く)
≪ヴェネツィア旅行計画≫