ヴェネツィア本島、2日間で30か所観光した観光記録の最後です。最終日はサンマルコ広場近辺に限定して、いろいろ観光。
(旅行計画)
【ヴェネツィア】本島内を2日間で30か所以上めぐる、想定観光ルート(丸1日と9時間) - 超個人的★ヨーロッパ旅行のHow To
【ヴェネツィア】イタリア海洋国家シリーズ。2日間で周るヴェネツィア観光計画(丸1日と9時間) - 超個人的★ヨーロッパ旅行のHow To
(前回の記事)
【ヴェネツィア旅行記】1:ヴェネツィア本島歩き回りまくり ~2日間で30か所を観光・最初の13か所~ - 超個人的★ヨーロッパ旅行のHow To
目次
- 観光地25:Columns of San Marco and San Todaro (サン・マルコ小広場)
- 観光地26:ドゥカーレ宮
- 観光地27:サンマルコ寺院(宝物庫)
- 観光地28:コッレール博物館、考古学博物館、国立マルチャーナ図書館
- 観光地27:サンマルコ寺院(再訪)
- 観光地29:Scala Contarini del Bovolo
- 観光地30:フェニーチェ座
観光地25:Columns of San Marco and San Todaro (サン・マルコ小広場)
最終日の朝は8:30のオープンと同時にドゥカーレ宮殿に入るつもりで早朝からスタートです。
並ぶかもしれないと思って、早めに行ったけど、誰も並んでいませんでした。なので、サンマルコ小広場を見学。朝8時10分です。
ヴェネツィア守護聖人の座を追われた旧守護聖人テオドロスの姿はここで確認できます。
朝食
ドゥカーレ宮殿のオープンまでまだ時間があったので、昨日と同じ、サンマルコ寺院の裏手パスティチェリアでほかほかのパンとカプチーノ。
観光地26:ドゥカーレ宮
ほぼほぼ一番乗りできました。誰もいない中庭。
豪華な部屋をいくつも見学しました。元老院の間。
時計の盤面が星座になっている。
十人委員会の間。
大評議の間。
向こう側に描かれているのが、ティントレットの天国。
さらに近づいてみると、人多い。人っていうか天使?肉塊の雲。
ヴェネツィア旅行前に読んできた塩野七生の「海の都の物語」に、現役元首が企てて、失敗した陰謀事件について記述があります。
この黒幕部分が、陰謀を企てたことで処刑された現役の元首、マリーノ・ファリエルが描かれるはずだったところなのだそう。
ヴェネツィアらしい、戦争の絵で飾られているところも面白いです。十字軍かな。
上の方が気になったのでズームアップ。船のマスト?から敵陣に乗り込む兵士。
こういうのもヴェネツィアっぽい。
この後、牢獄やほかの部屋をたっぷり見学して、外に出てみたら10時半でした。早朝と打って変わって人がすごいことに。
ブランチ
2時間の見学で疲れたので、サンマルコ広場の有名老舗カフェ、カフェフローリアンでお茶。
・・・のつもりが、意外とお腹もすいてきたので、サンドイッチとコーヒー。
口コミでも高い高い言われているとおり、これだけで大変なお値段になりました!でも味は良い。あと雰囲気も良いので、満足です。
観光地27:サンマルコ寺院(宝物庫)
この日は日曜。日曜のサンマルコ寺院は、午前中はミサを行っていて入れません。内部見学は午後からにして、とりあえず入れるらしい宝物庫に行ってみました。15分ほど並んで、入れたのは11時40分ごろ。
ここ、写真撮影が禁止でした。なので上からみたサンマルコ広場、サンマルコ小広場など。
観光地28:コッレール博物館、考古学博物館、国立マルチャーナ図書館
この3つの施設はコッレール博物館を入り口に、全部中でつながっています。なので、順路通りに見ていくとどこから考古学博物館になったのか、いまいちわからなかったです。
入り口から入るとこのような空間。
ここからしばらく貴族の館っぽい部屋が続きます。
図書館らしき部屋。
ガレー船の模型の展示。
絵画館は、見てて面白い絵がたくさんあって楽しかったです。
それで、たぶんこれが考古学博物館の展示物。
こういうのも。
そしてこの部屋が国立マルチャーナ図書館。
豪華です。
観光地27:サンマルコ寺院(再訪)
博物館の見学を終えて、再びサンマルコ寺院本体の見学へ向かいました。14時15分です。
寺院本体も内部は撮影不可でした。下の写真は正面にあるモザイクのうち、一つだけ残っているという13世紀のもの。
このサンマルコ寺院はけっこう、いやかなり楽しみにしていたのですが、見学通路が仕切られており、大量の観光客が行列になって進むという、流れ作業的な見学になってしまって残念です。主祭壇裏のパラ・ドーロを見るために料金を徴収するところは、まるで関所。
内部の豪華なモザイクは、11世紀~14世紀にかけて、コンスタンティノープルから職人が呼ばれて作られたものだそう。あらゆる角度から見たかったのですが、観光ルートが限られていてそれもかなわず・・・もっと見たかった。
ということで、正面に飾られているこれもビザンティン職人によるものなのかしら。
観光地29:Scala Contarini del Bovolo
サンマルコ寺院を出た後、広場をまた端っこまで横切って、コンタリーニ・デル・ヴォーボロを目指します。
オルセオロ運河のゴンドラ。
ゴンドラとゴンドラを覗き込む観光客。
しばらく歩いて行くと、ありました。観光客で賑わっています。
アーチの連なりが素敵。角度を変えて見てみると、全面がアーチ状というわけではない。こういう、デザインの隙みたいなものを発見するとフフッてなります。
観光地30:フェニーチェ座
そろそろ体力限界のところ、近くにフェニーチェがあるらしいので、そこを回って観光を終えることにしました。
途中で遭遇した庶民的な広場。
フェニーチェへの道はまるで迷路でした。ちらほらと良い服を着た人たちがいることから、この近くに劇場があるのが分かるのですが、なかなかたどり着かない。
着きました。中を見るわけでもなく、劇場の正面を見て、広場をぐるっと回って、あと、着飾った人たちを見て満足。15時10分でした。
遅いランチ
たまたまフェニーチェの近くに、15時過ぎでも開いているオステリアがあったので、休憩もかねてここでご飯。
けっこう人が入っていました。
ゆっくりご飯を食べて、出たのが16時過ぎ。サンマルコ広場まで戻って、海を見ながら水上バスを待ちました。夕方のヴェネツィアもいい感じです。
楽しかったヴェネツィア。もし次回来るとしたら、周りの島とか、行ってない教会とか巡りたいです!
≪ヴェネツィア旅行計画≫