超個人的★ヨーロッパ旅行のHow To

ヨーロッパに住んでいる旅行好きです。バックパッカー、キャンプ、ユースやドミトリー泊などはしません・・・。公共交通機関(やタクシー)ばかり利用してきた、これまでの個人旅行記録と旅のHow To。

【ベルガモ旅行記】2:チッタ・アルタの一番高いところとSan Michele教会

ベルガモ(丸1日と5時間)の旅行記、1日目の後半です。

(1日目前半の記事はこちら)

tabikichi.hatenadiary.com

 

目次 

 

 

一番高いところに登ろう サン・ヴィジリオの丘

チッタ・アルタのメインの観光どころを見たら、旧市街を横切ってサン・ヴィジリオの丘を目指します。

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サンタレッサンドロ門を出て、城壁の外へ。

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ここで再びフニコラーレに乗ります。切符はその辺のキオスクとかで買えます。

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今回もかなりの急斜面をぐんぐん登っていって、着きました。

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見晴らしがよいです。斜面の木や家の様子、見下ろしたチッタ・アルタの感じ、そのまま絵の背景になりそう。

 

San Michele教会

サン・ヴィジリオの丘に登って降りた時点で16時半を回っていました。

今日中にどうしても見ておきたい、チッタ・アルタの教会をめざして、歩いて来た道を戻ります。

途中で混雑した道で人込みを書き分けたり、喉が渇いて炭酸水を買ったりしていたら、着いたのは17時20分。

San Michele教会です。

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ここは18時まで開いているから、ギリギリ大丈夫!

 

内部です。

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主祭壇側から入り口を見たところです。

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フレスコ画はかなり剥がれていますが、ところどころ残っている絵が面白いです。

これとか。

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これは創世記の、悪魔にそそのかされるイヴでしょうね。

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それにしても、場所によって描かれている絵のタッチが随分違います。

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これ↓とf:id:tabikichi:20180808070833j:plain

この絵↓のタッチの違い。f:id:tabikichi:20180808070900j:plain

この熱燗の徳利みたいに見えるのは乳房です。初期キリスト教フレスコ画でよく見るタイプ。(これを見るたび、本物を見たことなかったのかな・・・とか思ってます。)

かなり時代が異なるように見えるので、その時その時で描き足されていったんだと思います。

こちらの教会では地下のクリプタも見学できて、とても見ごたえのある教会でした。

 

実はこの教会、主祭壇左の礼拝堂にロレンツォ・ロットのフレスコ画があったのですが、古いフレスコ画に興奮して、全くもってその事実を忘れていました。

(「Lotto SanMichele」で画像検索すると出てきますよ・・・  )

 

9月は観光シーズン?!週末のディナーはなるべく予約を

さすがに1日観光して、へとへと。アパートメントに戻って、気づいたら寝てました。起きたら夜20時です。

アパートメントの1階にあるレストランに行ってみると、気の毒そうな顔をされて、予約で満席とのお言葉が・・・。なんと。ちょっと予想していなかったです。

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上の写真は昼間に撮ったもの。

 

旧市街の目抜き通り、ゴンビト通りに出てみると、昼間をはるかにしのぐ人・人・人だらけ。

ものすごい混雑状況でした。事前にいくつかピックアップしていたレストランがあったのですが、どこも入り口に人があふれていて、明らかに何人も何組も順番待ちをしている。

 

ベルガモって・・・ベルガモって、イタリア人その他の西洋人にも人気の観光地だったんですね!

 

さて、何とか「すぐ席が用意できる」と言われたレストランを見つけて、やっと座れました。

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ワインバーです。

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ここではベルガモの地元料理も出しているようです。味は・・・まあまあでした!

 

(続く)

ベルガモ旅行計画≫

  1. 崖の上の旧市街。北イタリアの都市ベルガモ 
  2. ロレンツォ・ロットの祭壇画をたどる観光ルート

ベルガモ旅行記

  1. 新市街のSan Bartolomeo教会とチッタ・アルタ
  2. チッタ・アルタの一番高いところとSan Michele教会 ⇐今ココ
  3. Santo Spirito教会とドニゼッティの家~アルタとバッサを行ったり来たり
  4. カッラーラ絵画館とベルガモで見た日本語、Adriano Bernareggi博物館