超個人的★ヨーロッパ旅行のHow To

ヨーロッパに住んでいる旅行好きです。バックパッカー、キャンプ、ユースやドミトリー泊などはしません・・・。公共交通機関(やタクシー)ばかり利用してきた、これまでの個人旅行記録と旅のHow To。

【歌劇場★コペンハーゲン旅行記】王立劇場のバレエ鑑賞と引き続き街歩き

2018年4月。デンマークのクラシカルな劇場で王立バレエ団のバレエが見たくて、また、もう一回コペンハーゲンに行きたくて、王立バレエ団のスケジュールから、「スペードの女王」を予約して行って来ました。 

旅行記前半はこちら) 

 

目次

    

 

バレエ・Spar Dame スペードの女王

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デンマーク王立バレエ団の公演は、プーシキンの短編小説をもとにした「スペードの女王」。音楽はチャイコフスキー。ここの王立バレエ団のコレオグラファーが新しく振り付けしたものだそうです。

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すごく良かったです!一瞬も飽きませんでした。

プーシキンの小説というので事前に読んでいきましたが、小説自体が面白かったです。

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バレエって素晴らしく美しい肉体が美しい動きをしてくれるから、観ててうっとりしますよね。

舞台の三幕で、主人公がエースのカードを出したと思ったのにそれはスペードのクイーンだった。という、小説においても一番の山場になる場面の、印象的な演出にぐっと来ました。

劇場もとってもクラシカルで、北欧家具のアンティークを思わせるような装飾で素敵でした。

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そして、もうひとつ思ったのは、観客の服装がものすごくカジュアルなこと!

ドレスアップしてる人と、セーター、ジーンズの人が入り乱れて半々くらいだったように見えました。これまで見てきた中では断トツで自由です。

おしゃれして楽しむ娯楽というよりも、もっと日常に近い感じがしました。もしかしたら演目がバレエだからかもしれないですが・・・。新しい劇場のオペラやコンサートだったら、もう少し違うのかもしれない。

また、王立劇場訪問記にも書きましたが、クロークはただのコート掛けが各所にあるのみ。寒い国だからか、暖房はしっかり効いてて暖かいです。

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コート掛けと言い、服装の自由さと言い、すごく合理的な国民性を感じました。

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公演翌日の過ごし方 

最終日です。

Citypass24時間は期限が切れてしまったので、この日は全部徒歩移動です。

 

ガソリンバーガー

翌日はチェックアウト時間ギリギリまで寝て、前日にGoogleマップで見つけた、ホテルの最寄りのハンバーガースタンドへ行きました。 その名もGasoline Grill。

コペンハーゲンに来てから、ラーメン・ホットドッグ・夜食のポテチと、不健康なものばかり食べてるのに、さらにハンバーガーが食べたくて。

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名前のとおり、ガソリンスタンドにあるハンバーガースタンドです。本当にガソリンスタンドとしても営業していて、ハンバーガー目当てではないふつうの車がセルフで給油したりしてて面白かったです。

近いから行ってみたのですが、ひっきりなしに人が入ってて人気店のようです。後で調べるとBloombergの世界で行く価値のあるのハンバーガー27店舗のうちの1つでした。

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お肉がジューシーで、柔らか目のバンズがほんのり甘くて美味しかった~

 

ニューハウンからストロイエまで歩く

前にも行ったことあるけど、天気も良いので再びニューハウンを歩きます。付近にはカフェやレストランがたくさん。

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前回の旅行時から薄々思ってたのですが、コペンハーゲンにおしゃれじゃないカフェが存在しない説。とにかく、全部絵になる。

オシャレにしよう!という意気込みを感じないお店でも、さらっとセンスが良くて、コペンハーゲンの人たちの美意識の高さが伺えます。

その後ストロイエ方面まで散策。

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国立コペンハーゲン博物館

この日は他にやることもないし、国立コペンハーゲン博物館に行ってみました。

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ここはすごく広かったです。

1階はデンマークの出土品や発掘品を展示してます。ミイラ的なものもけっこうあります。

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同じような発掘品なのですが、どれも大量。そして、これでもかと整然と並んでいる様はなかなか壮観です。

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他にも、バイキングっぽい兜とか。

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ルーンストーン

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非常に見応えのある博物館で、2時間超はいたかもしれません。

謎に日本のコスプレを紹介するコーナーがあって、プリクラが賑わってました。 

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夕方のレストラン、restaurant puk 

夕方、もう帰る時間です。お腹が空いたので通し営業のレストランに入りました。

ここ美味しかったです!空港に行く前の半端な時間でも入れて、ありがたいです。

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軽く一皿ずつ、フィッシュ&チップスとスモークハリングのスモーブロー。

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手作りのタルタルソースが美味しかったです。量もちょうど良くて味も良かったので、また今度しっかり食べに行きたい。

 

Citypass24時間のコストパフォーマンス

2泊3日のコペンハーゲン。1日目の夜、空港で購入したCitypass24時間は、ちょうどバレエを観ているときに期限切れでした。

それに結局3つも美術館・博物館に入ってしまったので、どれだけお得だったのか確かめてみました。

今回かけた交通費、美術館等の入場料

Citypass24時間:80dkk
ヒヤシュプルング・コレクション:85dkk
国立コペンハーゲン美術館:110dkk
国立コペンハーゲン博物館:95dkk
市内から空港(3ゾーン):36dkk

合計で406dkkの出費でした。行く前は、国立美術館、博物館は無料だと思ってたので、思ったより高くなってしまいました。

 

もしコペンハーゲンカードを利用していたら

コペンハーゲンカード24時間:399dkk
コペンハーゲンカード48時間:569dkk

24時間を買っていたら、399dkkプラス博物館と、帰りの空港までの交通費で530dkk。

48時間を買っていたら上記の出費は全部カバーされますが、569dkkと、やっぱり高額。どちらを買った場合でも、100dkk以上高額なことになってました。

 

もし何も利用しなかったら

Citypass24時間を使って乗車した公共交通機関は、

空港から市内(3ゾーン):36dkk
ホテルからラーメン屋(2ゾーン):24dkk
美術館からストロイエ(2ゾーン):24dkk

合計84dkkだったので、Citypass24時間を使うことによって、4dkk得した計算になります。微々たる額ですが、損はしていないし、その都度お金を払う手間も省けて、買って良かったと言えます。

 

デンマーク王立劇場でバレエ鑑賞・旅行マップ

 

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