崖の上のタテヴ修道院を見にいきました。
目次
ゴリスに行く
旅行3日目のこの日は、エレバンから車で5時間かけて、タテヴ修道院の観光の拠点となるっぽい街・ゴリスまで行きます。
車はやっぱりホテルにお願いしたタクシーで、日産スカイライン(たしか)。エレバン⇔ゴリスの往復で依頼しています。広めのシートでペットボトルのお水付き。
エレバンから出てすぐ、アララト山が大きく見えました。運転手が、あれがアララト山、俺たちのアララト山だ、(今はトルコ領)と説明してくれました。
ノアの箱舟が漂着したという、アルメニア人の心の拠り所、霊峰アララト。です。
途中の景色。
片道5時間で寝てた時間も多いのですが、コーカサスっぽい雰囲気の山は荒涼としていて美しかった。
途中のサービスエリア。
海外のちょっと田舎を旅行すると遭遇する、絶対権利処理されてないアニメキャラクターを激写。
顔の偽物感がすごい。
スタンド。アラビア語表記もあります。
ゴリス到着
朝早くに出て13時くらいに、ゴリスのホテルに到着。
タテヴ修道院観光
到着したとき、外は雨降りのお天気でした。
翌日の午前中にはエレバンに向けて出発しなければならないので、雨の中観光開始。こういうルートです。
ちなみにとても親切で人当たりの良いホテルの女性オーナーが、これから絶対雨が止むから、晴れるから大丈夫だ、と太鼓判を押してくれました。まったく晴れなかったけど。笑。
ロープウェイで行く
「世界一長いロープウェイ」でギネス記録を持っていたというロープウェイ。
この旅行時(2015年)にはもうその記録は破られていたようです。
他にもいるアルメニア人観光客と一緒に乗って降りて、タテヴ修道院へ向かう。
霧の中のタテヴ修道院
わあ。。。なんにも見えん!晴れ予報とはいったい・・・
巨大な敷地の修道院。廃墟かと思いきや、この日聖堂は使われてました。
細部が見えないけど、秘境感があってこれはこれで良い。
簡素な結婚式?かなにかが行われていました。
ロープウェイで来た地元のひとでしょうか。雨で足元が悪いのに、ハイヒールとかスーツの女性がたくましい。
それからアルメニア正教は、この司教の黒い頭巾がめちゃくちゃかっこよいのです。すごく強そう。。。神秘の力を持っていそう。
内部はがらんとしていて壁画などは残っていないようでした。
外に出る。
この日は霧と雨で、夏なのにすごく寒かったです。
巨大修道院には、宿坊みたいなところも見学できます。
家具がある。簡易ベッドがあった部屋もあって、宿直室とかそういう使われ方をしているのだろうか。断熱性皆無っぽいので大変そう。
崖っぷちに立っている修道院のはずなので、崖感を撮りたくて撮った写真ですけど・・・
霧ともやでなんにも見えません。
中庭にあるかっこいい塔。
けっこう観光客も来てました。
ところで、ウェブで見つけられるタテヴ修道院と言えば、こういう上から見下ろすアングルの写真なのですが。
どこから撮ればこれが見られるのかわからないし、今見えるのはこれだし。
おそらく撮影スポットに行っても何も見えないと思ったので、斜め上からのショットは断念しました。
要塞のような9世紀の修道院。霧の中というエフェクト付きで見学できました。
ロープウェイで帰る
すっかり冷え切った山の修道院を後にして、ロープウェイで戻ります。
ゴリスのホテルに戻ったのが17時くらい。この日はゴリスのホテル泊です。
面白かったのは、エレバンのホテルが手配してくれたタクシードライバーが、携帯でなんか話してると思ったら、同じホテルに宿泊してました。たしかに5時間かけてエレバンの自宅に戻ってまた5時間かけてゴリスまで迎えに来て、とかやってられないよなあ。
あんまり覚えてないけど、街なかに食べるところは(当時)全然なかったようで、夕食・朝食ともホテルで食べました。
夕食と朝食。自家製野菜とか使っているようです。
ゴリスから帰る
タテヴ修道院観光は足元の悪い雨の中で、さらに夏なのに冷え切っていてけっこう疲労がたまりました。なので帰りの車では5時間爆睡。
途中、牛の群れで通れなくなったところだけ写真に撮ってました。
(続く)
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