超個人的★ヨーロッパ旅行のHow To

ヨーロッパに住んでいる旅行好きです。バックパッカー、キャンプ、ユースやドミトリー泊などはしません・・・。公共交通機関(やタクシー)ばかり利用してきた、これまでの個人旅行記録と旅のHow To。

【コペンハーゲン旅行記】1:蚤の市とローゼンボー城、贅沢ハンバーガー

2018年8月。3度目のコペンハーゲンの1日目は、カフェと蚤の市からスタート。

目次

 

 

朝のカフェ

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ホテルのすぐ近くにあった雰囲気の良いカフェ。コペンハーゲンはカフェのおしゃれ地力(じぢから)が高い。

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不揃いの椅子とか、適当なのがなぜか居心地よい。

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蚤の市

歩いて、まずはトーヴァルセン広場の蚤の市へ。クリスチャンボー城の近くにあります。

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お店の数は少なめ。

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そんなに広くはないですが、けっこう面白かったです。

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おもちゃみたいなフレームに嵌った、透き通った黄緑色の石のネックレスが可愛くて、値段を聞いてみたらなんと90ユーロ。(一万円越え)

聞いてみると天然石のシトリンだそう。プラスチックかガラスだと思って聞いたのでびっくりしました。値段に驚いて、買わずじまい・・・買っておけばよかった。

そのまま歩いて、イスラエル広場の蚤の市へ。

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ここもすごく小ぢんまりとした蚤の市でした。

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広場のほんの一角で行われている様子。

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どちらももっと大規模なものかと思ってたので拍子抜け。売っているものはトーヴァルセン広場とほとんど変わらない感じがしました。

イスラエルプラッツといえば、すぐ近くにあるTorvehallerne市場が有名。

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何かで賞を取ったとかいうコーヒーショップもここにあります。

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ほっと一息。


ローゼンボー城

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ちょうどお昼ごろ。ローゼンボー城に行きます。

 

入場は厳格

まず、チケット窓口がすごい行列。でもふと横を見ると、「ネット予約で行列をスキップ」という看板が。さらに、敷地内には無料Wi-Fiがあることも気が付きました。

ということでWi-Fiにつないで、早速公式サイトにアクセスしてみました。入場チケットは10分単位です。

一番早く入れる時間を選択し、クレジットカード決済して、ダウンロード。そのまま入口の列に並びます。

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ところが、この列に加わった途端に係員がやって来て、チケットをチェック。

そして、このチケットはまだ時間ではない、並ぶな、と言う。10分単位の入場なので、自分たちの予約時間の10分前にならないと、入口に並んではいけないらしい。

さらに、肩にかけていた中身すかすかでペラペラのエコバッグもロッカーに預けろとおっしゃる。

ロッカーはお土産ショップの中にありましたが・・・20デンマーク・クローネコインが必要なのですね。

今までコペンハーゲンで現金を必要としたことがほとんどなかったので、今回も現金など用意してません。

おんなじように現金やコインがなくて困っている観光客が、お土産ショップのレジで列をつくってました。クレジットカードで20クローネ決済して、コインをもらえるのです。

クローネコインを入手し、ロッカーを開け、荷物を預け、さらに入場10分前であることを確認して、列に並びなおし、ようやっと入城です。

 

木目が美しいシックなインテリア。フローラ・ダニカの部屋は必見
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内部は一般的なヨーロッパとは少し趣の異なる、シックなインテリアが素敵でした。

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やっぱり石ではなく、磨かれた木材を多用したインテリアだからでしょうか。

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色合いもなんとなく落ち着いてます。

凄く良かったのは、ロイヤルコペンハーゲンのフローラ・ダニカシリーズを一面に展示した小部屋です。

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フローラ・ダニカとは、デンマークの花という意味で、もともとはデンマークに植生する植物を描いた植物図鑑です。

この図鑑の植物を食器にしたのが、ロイヤルコペンハーゲンのフローラ・ダニカシリーズ。最も美しいテーブルウェアと呼ばれる、超高級ラインです。

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ガラス越しに見える大量のフローラ・ダニカ。一つ一つ手書きで作られる貴重なものです。こんなにたくさんの種類のフローラ・ダニカを一度に鑑賞できるのも、王室ならでは。

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植物の絵柄を見て、うっとり。

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美しいものはほんと、目の保養になります。

そのほかに、細々した宝飾品なども見ていて楽しいです。

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これは釣り道具。ごっつい人形がついてるのは、浮きかな。

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ハイライトは宝物庫

ここの最大の見どころは地下にある宝物庫です。

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昔のデンマーク王国の紋章でしょうか。こん棒を持った裸の男性がおもしろい。

王冠です。

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もうひとつ、王冠です。

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・・・プラスチック樹脂かなんかですか?

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と言いたくなる、3D感ありすぎる青い宝石。

あんまり大きくてきれいだとおもちゃに見えてしまう・・・今朝、天然石のシトリンをガラスか何かだと思ったように。

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この辺の指輪コレクションは、展示ケースの前から離れられない女性観光客多し。(自分も含め。)

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こんなジュエリー、王族かアカデミー賞でもないとつける機会はないでしょう。

キンキラの装飾品コーナーでは、下の長剣に注目。

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拡大してみました。

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領土の紋章がずらっと並んでいて、白い羊がフェロー諸島、白熊がグリーンランドを示すらしいです。

これで見学ルートは終了。いやー、素晴らしかったです。見学コースの最後にこのハイライトの宝物庫があるので、一番盛り上がったところで見学を終えることができました。

入るまでがちょっとめんどくさかったですが、すっごく楽しかったです。

 

贅沢ハンバーガ

この日はそのまま市内を歩いて、有名なハンバーガーを食べに行きました。こだわりお肉のハンバーガーです。

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見た目は普通ですが、こだわりの肉だけあって美味しい!

しかしハンバーガーとポテトとドリンクセット×2で、5000円超えました。よって、贅沢ハンバーガーです。

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美味しいけど、気軽に食べられるお値段じゃないのがなあ。

  

(続く) 

フィガロ ヴォヤージュ Vol.36 北欧で探す、幸せな暮らし。(コペンハーゲン/ストックホルム/ヘルシンキ)【北欧・旅行ガイドブック】 (FIGARO japon voyage)

≪3度目のコペンハーゲン旅行計画≫

≪3度目のコペンハーゲン旅行記

  1. 蚤の市とローゼンボー城、贅沢ハンバーガー ⇐今ココ
  2. とっておきティータイムと街歩き、日帰りロスキレの後は洗練ラーメン。

 

【コペンハーゲン】好きすぎて3度目。伝統の王室、アンティーク、デザインとグルメの3日間

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町並みが素敵で、大好きなコペンハーゲン。初めての旅行は美術館めぐり、2度目は王立劇場でのバレエ観賞と街歩き。2018年8月の3度目は、デンマーク王室に思いを馳せたり、ロスキレに遠征したり、色々楽しみます。 

目次

 

 

コペンハーゲンが好き

好きな街、繰り返し行く街はいくつかありますが、中でも夏のコペンハーゲンが大好きです。

レンガ色の建物。威圧感のない街並み。整然とし過ぎない路地。運河があって、どこを見ても雰囲気が良い。都会だけど大都会過ぎないサイズ感も良いです。

人目を引くだけでない、居心地の良さを考えられたデンマークデザインと、何百年と続く王室の伝統が共存してるところも魅力的です。

歩いてたり自転車に乗っている人たちも、気負っていないしモードってわけでもなく、みんなリラックスした格好なのになんかオシャレ。

夏にコペンハーゲンでよく見かけるのは、白地に色とりどりの花柄のシャツとかです。ほかに古着っぽい中途半端な丈のスカートとか。(自分が着ると絶対に似合わない。)

www.vogue.com

これを書いてる最中に知りましたが、コペンハーゲンは北欧のパリと言われているらしい。なるほど納得です。

2018年8月、3度目のコペンハーゲン旅行に行くことにしました。

 

3度目のコペンハーゲンでやりたいこと

かれこれ3度目になるコペンハーゲン旅行では、これまで気になっていたけど行けていなかった色んなことを、これでもか!と予定に盛り込んでみました。

 

デンマーク王室の伝統を感じる

デンマークは王室の国。

街の中心部や少し歩いたところに、デンマーク王室の城や宮殿があります。特に行きたかったのはローゼンボー城。公園の中にある北欧っぽい建物で、インテリアや宝物庫の宝飾品も見ごたえありそう。

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http://www.kongernessamling.dk/en/rosenborg/

それから、最初のデンマーク旅行で、予定に入れたものの行かなかった、ロスキレに行こうと思います。ここにあるロスキレ大聖堂世界遺産で、歴代デンマーク王室の墓所なのです。

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http://www.roskildedomkirke.dk/

 

デンマーク自治領を意識する

コペンハーゲン旅行のあと、デンマーク自治領となっている2つの島に行くことにしました。

本土から遠く離れた海にあるフェロー諸島と、さらに遠く離れ、民族的にもかけ離れている北極圏のグリーンランドです。

どちらもコペンハーゲンから航空便が発着してます。それぞれの旅行計画や旅行記は別記事にアップしました。

フェロー諸島はこちら。

tabikichi.hatenadiary.com

グリーンランドはこちら。

tabikichi.hatenadiary.com

王宮などで、フェロー諸島のマーク(羊)とか、グリーンランドのマーク(白熊)なんかを見つけたいです。

 

北欧アンティークを堪能

夏の間の週末は、広場でアンティークの蚤の市が開催されています。北欧アンティーク目当てに、トーヴァルセン広場とイスラエル広場で行われている蚤の市に行ってみます。

そのほか、コペンハーゲンのアンティークショップもいろいろ見て回りたい。

→その結果がこちらです。

tabikichi.hatenadiary.com

 

デンマークデザインを堪能

コペンハーゲンから少し郊外にあるルイジアナ近代美術館、それからコペンハーゲン市内にあるデンマークデザイン博物館に行こうと思います。

ルイジアナ美術館はクロンボー城のあるヘルシンオア行きの電車に乗って、ヘルシンオアより手前のHumlebækという駅で降りて、徒歩10分。建物自体がすごく魅力的らしい。

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https://www.louisiana.dk/en

デンマークデザインミュージアムは、コペンハーゲン市内にあります。椅子のコレクションが見どころのようです。

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https://designmuseum.dk/en/

 

コペンハーゲンのジャンクグルメ、ティールーム

2度目のコペンハーゲンで食べたハンバーガーが美味しかったんです。

tabikichi.hatenadiary.com

どうやらコペンハーゲンハンバーガーブームらしい。ということで、人気のハンバーガーを食べたいと思います。  

それから、王室御用達のティールーム、A.C. Perchs Thehandel (ACパークスティーハンデル)。

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http://www.perchstearoom.dk/default.asp?page=forside.asp

ここは日本にも展開している紅茶のお店で、2階がティールームになってます。アフタヌーンティーのセットで贅沢気分を味わえそう。

ティールームはオンラインで予約を受け付けていたので、予約して行ってきます。

 

日程と宿泊地

コペンハーゲンの滞在時間は丸3日間です。

1日目(金)9:00 コペンハーゲン空港着
      蚤の市、ローゼンボー離宮
2日目(土)11:00 ACパークス
      デザインミュージアム
      ルイジアナ美術館
3日目(日)ロスキレ日帰り
4日目(月)11:00 コペンハーゲン空港発

2日目のティールームだけ時間が決まってます。

ホテルは街なかにある割にリーズナブルなこちら。

www.booking.com

狭いですが、必要十分なものはそろっていて、立地も良かったです。

(続く)

Hygge(ヒュッゲ) 北欧生まれの「世界一幸せなライフスタイル」実践法

 

≪3度目のコペンハーゲン旅行計画≫

≪3度目のコペンハーゲン旅行記

  1. 蚤の市とローゼンボー城、贅沢ハンバーガー
  2. とっておきティータイムと街歩き、日帰りロスキレの後は洗練ラーメン。

 

【ルーブル美術館旅行記】2:大混雑グランドギャラリーとイタリア絵画ほか。

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2019年2月、ルーブル美術館に行ってきました。絵画のみ4時間の鑑賞記の後半です。あと、コプト正教美術のエリアを見てきました。

目次

 

 

ドゥノン翼1階:イタリア絵画(グランドギャラリー)

2階のフロアを見終わったところで、真ん中の階段から1階に降ります。

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降りたところで、サモトラケのニケの前を通ります。ささっと。

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そのまま、名高いグランドギャラリーと、モナリザのあるイタリア絵画のエリアに。ここで一気に人が増えました。

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ボッティチェリフレスコ画

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ジョット・ディ・ボンドーネ。

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アッシジの聖フランチェスコの生涯です。右の、小鳥に説教するエピソードがお気に入り。

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数少ないピサネロの作品のひとつ。

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顔拡大。肌の微妙な赤みとか、控え目で素敵。

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作風の全く異なる聖母子像。ボッティチェリとジョヴァンニ・モデナです。

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ピエロ・デッラ・フランチェスカは貸出し中。

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コスメ・トゥーラのピエタ

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悲しみかつ苦悶の表情。

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モナリザと群衆。写真は諦めました。じつはルーブルは初めてではないので、(20年くらい前に来たことあり)一回見てるからいいや~の精神。

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モナリザの向かいにあるのが、ヴェロネーゼのカナの結婚。水をワインに変えたというあの話です。ルーブルで一番大きい絵だそう。壁一面、これ。

ヴェロネーゼといえば、最後の晩餐の絵を依頼されて、賑やか&華やかすぎる宴の絵を描いたため、異端審問にかけられたという経歴の持ち主。(絵のタイトルを「レヴィ家の饗宴」とすることで落ち着いた。)この絵も景気の良いヴェネツィア風の賑わいがすごい出てます。

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ダヴィンチです。岩窟の聖母は、写真もあれですが、普通に見ようとしても、ガラスの反射がひどくてダメでした。時間帯が悪かったのか。もう少し暗いところで見たかった。

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ロレンツォ・ロットの聖ヒエロニムス。

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ラファエロもあります。

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もうひとつラファエロ。友人と一緒の肖像画。何だろ、この手。えっ今描いてるの?一緒に?みたいな。

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ジュリオ・ロマーノ

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パルミジャニーノ。未完のようです。

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カラヴァッジョです。なんか微笑ましい。

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ホタテ貝と生ガキとレモン。

 

ドゥノン翼1階:スペイン、アメリカ・イギリス絵画

広大なイタリア絵画ゾーン、グランドギャラリーの突き当たりの後ろの部屋が、スペイン絵画、さらにその後ろがアメリカ・イギリス絵画ゾーンです。

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スペイン絵画、イギリス絵画それぞれ1点ずつしか写真がなかったです。厳選?されたのがこちら。

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ムリーリョ。生まれつき足が曲がっている乞食の少年の絵です。

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ウィリアムエティ。バッカスの巫女。

このエリアにはほかにも、ゴヤエル・グレコ、あとベラスケスもありました。

 

ドゥノン翼1階:フランス絵画

グランドギャラリーと平行する部屋は1750年代以降のフランス絵画です。

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ドラクロワの作品は、シュリー翼の2階にも展示されてますが、大型のものはこっちにありました。

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ドラクロワ民衆を導く自由の女神。これは有名な絵です。

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女神を拡大。美術じゃなくて、だいたい歴史の教科書に載っている。

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ドラクロワ。キオス島の虐殺。キオス島はトルコの近くにあるギリシャの島です。

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虐殺の末、トルコ人に連れ去られようとしている、無気力無抵抗のギリシャ人。

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ポール・ドラローシュ。幼きイングランドエドワード5世とその弟ヨーク公リチャード。ロンドン塔に幽閉された兄弟の絵のようです。

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あっ・・・これ、パタリロじゃない?!と思ってしまった。

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アングルのオダリスク。人混みがすごくて遠くから撮影したため、ピントあってないです。

 

入場無料日の一部エリアは閉鎖

この日14時に入って、最後の絵画を見たのが18時ちょっと前。絵画は見終えたけど、エジプト美術のうち、コプト正教関連エリアを見たかったので、急いで地下へ降りました。

ところが!なんと、柵で閉じられてるではないですか。がーん。

この日は18時から21時45分まで入場無料時間です。シュリー翼入口からは並んでいたと思われる人たちがどんどん入ってきました。

閉鎖されてるならしょうがない・・・。帰り際にインフォメーションに聞いてみたら、明日は無料じゃないから開いている、とのこと。

基準がよくわかんないけど、入場無料時は、いくつかの展示エリアが閉鎖されるみたいです。

そのまま帰りましたが、地下のカルーセル商店街のかなり奥まで行列ができてました。

 

ドゥノン翼-1階:エジプト・コプト正教美術

やっぱ見たかったので、翌日、時間ギリギリの中、再訪しました。

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ピンクのところです。こうやって地図で見るとそんなに難しくない場所に見えますが、一回出てからもう一度目的地に行こうとすると、かなり迷いました。

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エジプトの美人。

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コプト正教のイコン。8世紀のもの。

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「まんがでよくわかるキリストの生涯」みたい。

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コプト教修道院の柱頭彫刻や装飾された柱などを、実際の(想定される?)配置に即して展示したコーナーがありました。

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かなり民族チックな刺繍作品。一番右は紛れもなくサン・ジョルジョ。

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正教美術でもビザンティン風のイコンとは違った雰囲気で面白かったです。 

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これでルーブル美術館は終わりです。

噂どおりの巨大ミュージアムでした。建物自体が分かりにくいので、少し見るだけでもけっこう気合を入れてくと良いと思いました。

 

 

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