2018年8月。3度目のコペンハーゲン旅行記、その2です。2日目は王室御用達のティールームでまったり。3日目はロスキレに行って、その帰りに人気のラーメン屋に行ってみました。
目次
- A.C.perch'sのティールーム
- デンマークデザインミュージアム
- 街歩き&カフェ
- ロスキレ大聖堂
- ロスキレのヴァイキング博物館
- ラーメン屋 Slurp Ramen Joint
- 今回も楽しかった、コペンハーゲン
A.C.perch'sのティールーム
A.C.パークスという老舗の紅茶ショップです。
道路に面しているのは店舗で、横から入るとティールームの入口があります。事前にネットで予約していきました。
目立たないティールームの入口。
入るとフレーバーティーのふわっと良い香り。これは幸せ。
奥の方に金色に輝く紅茶缶が並んでいて、カウンターで店員さんが紅茶を淹れているのを見ることができます。
上からスコーン、ケーキ、サンドイッチ。添えられているのはクリーム、イチゴジャム、レモンカードです。
このスコーンがけっこうボリュームがあって、そうは見えないのにすっごいお腹いっぱいになりました。
紅茶も美味しい。クイーンズブレンドというお茶が美味しかったです。お会計するところに紅茶缶やティーパックなんかが売っているので、ついついお土産を買ってしまいます。観光客と地元マダムみたいな人たちで混雑してたので、予約していくのが安心かも。
最近カストルップ空港にも店舗ができたようです。
ティールームではなくショップのみですが、お土産を買うのに便利そうです。
デンマークデザインミュージアム
行ってみたかった博物館、デザインミュージアムに来ました。建物の前を工事してますが、普通に入れます。
デンマークや世界のデザイン製品の展示。
日本のものも置いてあります。
有名な椅子の展示ゾーンは不思議な空間でした。
食器などの展示もあります。
それから、なんか日本のデザインゾーンがけっこう広いです。
デンマークデザインって日本のものと親和性が高いのかも。こんなに日本ゾーンが広いとは思いませんでした。いち日本人としてはちょっと嬉しい。
ここのミュージアムショップも良かったですよ。
街歩き&カフェ
デザインミュージアムを出た後、アンティークショップなんかを見ながら、コペンハーゲンを街歩き。
そのままローゼンボー城の後ろにある庭園を散歩。
ローゼンボー城をゴールに走るお父さん&子供4人。
歩き疲れて、交差点の角にあるカフェで休憩。
グリーンが多くて、花屋兼カフェみたいです。ここもおしゃれだなあ。カフェラテ美味しかった。
ロスキレ大聖堂
3日目はロスキレに遠征しました。コペンハーゲンから電車で30分くらいの場所にあります。
入場料がかかりました。
歴代王族の石棺が置いてあります。
下の写真は現デンマーク女王、マルグレーテ2世がデンマークのデザイナーに作らせている、自分用の棺なのだそうです。
3つの足で支えているデザインですが、それぞれ、フェロー諸島のBasalt(玄武岩)、グリーンランドのMarble(大理石)、デンマークのボーンホルム島のGranite(花崗岩)を使っているらしい。ほほう~
フェロー諸島やグリーンランドのどちらも、それぞれ独立したがってると聞いたことがあります。けど、この棺からは「自分はフェロー諸島とグリーンランドとデンマーク本土を統べる女王である」という強い意思を感じる。
このコペンハーゲン旅行のあと、フェロー諸島&グリーンランドに行くので、興味深いです。
カトリックや正教の国みたいな仰々しさはないけれど、豪華で歴史のある大聖堂でした。
デンマーク王国の歴史とか、王族のエピソードなんかに詳しいと、もっと楽しめそうなところです。
ロスキレのヴァイキング博物館
北欧各国に必ずあるヴァイキング博物館。デンマークではロスキレにあります。
この博物館の面白いところは、ただ展示しているだけじゃなくて、ヴァイキング船をいくつも作っているところ。
・・・手作業?伝統工法かな。ヴァイキング船に乗ることもできるみたい。
親子向けの木工細工みたいなのもやってて、ファミリー向けの博物館でした。長髪&髭の北欧の男性を見ると、ヴァイキングの末裔だなーって思います。
ラーメン屋 Slurp Ramen Joint
ロスキレから帰ったら、Nørreport駅で下車。ここから5分くらいのところにある、ラーメンショップSlurp Ramen Jointに行きました。わりと最近できた新しいラーメン屋らしい。前日に見かけたときに行列ができてたので気になってたお店です。
開店時間を狙って入店。メニューです。
SHOYUラーメンとSHIOラーメン。
美味しかったです!
海外のラーメン屋で、ちゃんと醤油スープがおいしいラーメンって珍しい。西洋人が作る洗練された和食のお店っぽい、そんな味。麺はお店で製麺してるようでした。
出てみたら行列。
調べてみると、ここのオーナーは世界のベストレストランとして有名な、NOMAの厨房にもいたことがある人なのだそう。
slurpというのは、ラーメンを啜る音を表したらしい。啜って食べないと、ラーメンを100%美味しく味わえない、というのが店主のメッセージだそうです。
それなら!ヨーロッパだから、とか遠慮せずに啜らせていただきますよ~
店内のカウンターから調理してる様子が見えるのですが、おかしなところのない、ちゃんとしたラーメンの作り方をやってました。日本に来て勉強したっぽい。
美味しかった~。全種類食べてみたいです。
今回も楽しかった、コペンハーゲン
3日間のコペンハーゲン滞在はあっという間に終了。
ほかにも行ってないエリアや、話題のカフェとか、ベタに運河クルーズとかしたことないし、ルイジアナ現代美術館にも行けなかったから、また季節の良いときに再訪したいです。
≪3度目のコペンハーゲン旅行計画≫