2016年9月。マテーラの観光地であるサッシ地区から少し離れている、世界遺産の洞窟礼拝堂の見学を予約しました。また、それぞれの街の観光ルートを想定。
(前回の記事)
目次
マテーラの洞窟礼拝堂(Cripta del Peccato originale)の予約方法
日本語に訳すと原罪のクリプタ、でしょうか。原罪の洞窟礼拝堂、と紹介しているサイトもあります。ここはマテーラの駅から、サッシと呼ばれる洞窟住居とは反対側に数キロ離れたところにあるのですが、自然の洞窟の中に何人もの聖人やアダムとイブの壁画が描かれている、すごく、すごーくプリミティブでわくわくする世界遺産なのです。発見されたのも1900年代に入ってからとのこと。
Wikipediaによると、絵が描かれ、礼拝堂として使われていたのは8世紀から9世紀とのことです。赤い花が散りばめられているのがきれい。これは是非とも行ってみたい。
公式サイトを見ると時間予約制で、入場に人数制限があります。メールで予約せよ、と書いてあったので、そのとおりにメールをしたら予約できました。(2016年9月時点)
※2018年2月現在、公式ウェブサイトから直接予約できるようになってました。Englishを選択した後、「Tickets」から。
Cripta del Peccato Originale - Matera
ちなみに予約日時は、旅行の2日目(土曜日)の15時30分の回にしました。
バーリの到着時刻が木曜深夜。これが遅れたりキャンセルになったりして、金曜日の到着になってしまうと、その日の午後にマテーラに行けない可能性もあるので。さらになるべく朝早めの電車で行って、遅れが出ても大丈夫なように、入場時間は午後の時間帯ということにしています。
(参考)
予約をすると「車で来るように」とのメッセージが送られてきましたが、タクシーで行けば大丈夫でしょう!(実際はなかなかタクシーが捕まらずけっこう大変でした・・・その辺は旅行記で。)
送られてきたファイルはこちら。車で行くときの地図のようです。タクシーで行くつもりなので真面目に見ていません。
それぞれの街の観光ルート
どの街も雰囲気が面白そうなので、ルートっぽいルートは想定しませんでした。街の中を迷いながら、目当ての教会などに行く予定。
レッチェ
バロックの街レッチェではファサードの豪華な教会がたくさんあるようなので、そういうのを見ながらカフェに入ったりアイスを食べたりするつもり。
マテーラ
マテーラの洞窟地区には、マドンナ・デ・イドリス教会、サンタ・ルチア・アッレ・マルヴェ教会、サン・ピエトロ・バリサーノ教会の共通券があるらしいので、それを使ってうろうろする予定です。
ちなみに予約したCripta del Peccato originaleとの距離感はこのような感じ。
バーリ
格子状の道路の新市街と、入り組んだ道の旧市街が地図上ですぐわかる、バーリ。旧市街では教会をめぐりながらぶらぶらする予定です。
南イタリアに行くに当たっての心構え
いろいろなガイドブックを読むと、イタリアの南部というのは、治安があまりよくないみたいです。
特にバーリの旧市街は夜は危険そう。物騒な体験談もたくさん読みました。南イタリアというのは基本的に発展途上国と心得て、アクセサリーは外し、腕時計も1300円くらいのもの、冷房よけのスカーフなんかも安いものにしました。バックパックはいつもの貧乏くさいもの。(よっぽどの大旅行でもない限り、キャリーケースは使いません。)街歩き中のショルダーバッグも安くて頑丈なもので。それで、常に両手を開けておく状態をキープします。
(続く)
≪レッチェ・マテーラ・バーリ旅行計画≫