レッチェ、マテーラ、バーリの3都市観光の旅行記です。3日目はバーリ旧市街をぶらぶら。
(前回の記事)
目次
バーリを散策
3日目は観光というより、散歩。港町の雰囲気の中をぶらぶら。
旧市街では住人が道端でバーベキューをしてるところによく遭遇しました。
街なかで見つけた、小さな祭壇たち
街の人たちがすごく信心深いのか、家のドアの横だとか、ちょっとした隙間にはかなりの確率で祭壇があって、マリア様やイエスキリストの肖像画が祀られてました。
どれもカラフルで南っぽい。
聖人?の壁画というのも。
入り口扉の上にも。
ちょっとでも隙間があったら飾っているみたいです。
サン・ニコラ聖堂と聖人二コラ
サン・二コラという聖人は、奇跡を起こす偉大な聖人として有名な、ミュラ(小アジア南部。現トルコのアンタルヤ県、デムレ)の司教だった人です。
ロシア語ではニコライ、イタリア語では二コラ、ニッコロ、ドイツ語ではニコラウス。
もともと東方教会で人気の高かった人で、それからカトリックでも列聖されました。遺骨は当初ミュラにあったものですが、イスラム勢力に征服される混乱の中で、バーリの船乗りが持ち出し、1087年からバーリに安置されている。というのがWikipedia情報です。
民衆人気の高い聖人で、ロシア、ギリシャ、ハンザ諸国の守護聖人となり、都市ではフライブルク、ルツェルン、リエージュの守護聖人になっていたとのこと。さらにさまざまな職業(子供、生徒、船乗り、パン屋、旅人、薬屋等々)の守護聖人でもあるようです。
サンタクロースの元って言われてますが、どこにどういうつながりが??
調べてみると、
オランダ人が聖二コラのことを「シント・クラウス」と呼んでいた。
⇒渡米したオランダ人たちが、聖人にあやかって贈り物をする習慣を伝える
⇒シント・クラウスが英語風に訛ってサンタクロースになる
⇒コカ・コーラの宣伝でイメージが固まる
ということのようです。
ノルマン人の城とロマネスク
旧市街の海沿いにある城塞は、今では博物館になっていて、カテドラルや近場の教会にあったロマネスク彫刻などを展示していました。
カテドラルのバラ窓の周りにも、珍奇なロマネスク動物たちが囲っています。
これらが展示されている彫刻たち。
バーリで食べたもの
お昼は、バーリの港近くのおしゃれなレストランで食べました。名物オレキエッテを食べました!もちもちしてて美味しい。
夜はホテルの近くのピッツェリア。持ち帰りのピザを注文する人で大混雑のレストランでした。イタリアのピザは一枚が大きいです。
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