2016年9月。飛行機で読んだ雑誌にあったイタリア・プーリア州の写真が忘れられなくて、かろうじて夏の季節のうちに、プーリア州の州都・バーリへ行くことにしました。ついでに周辺都市のマテーラとレッチェも観光することにしました。
目次
南イタリアの港町に行ってみたい
機内誌をめくっていて、どうにも印象に残ってしまったのがこちらの風景。
これは南イタリアの、ナポリと反対側のアドリア海に面する、ブリンディシとバーリという街でした。バーリ、英語で書くとBARI。初めてその文字を見たとき、バリ?バリ島?インドネシア?と、頓珍漢なことを思っていたのですが、調べてみるとイタリアのプーリア州の街の名前でした。
バーリ拠点の観光時間と宿泊地
何とか夏の季節の間に行っておきたい。ぼんやりそんなことを考えていたら、土日祝日含めた4日間の休みがあるというので、さっそくバーリ発着の航空券を取ってしまいました。
1日目(木)22:40バーリ空港着
5日目(月)08:00バーリ空港発
観光できる自由時間は金、土、日の丸3日間。そのうち1日はバーリ観光、残り2日は日帰りで行ける街へ足を伸ばすことにしました。
宿泊場所は、バーリ駅から色々移動することを考えて、駅からの近さとコストの兼ね合いでぎりぎり妥協点となるこちらのホテルにしました。
バーリから日帰りで行けそうな観光地
最初に写真を見たときの気分は、あまり観光という感じではなかったのです。港町をぶらぶらしながら旧市街の教会なんかふらっと行って見て、地元食材のレストランに入ったりしようかな、と。できれば船とか乗れたらいいな、みたいな。
ところが調べてみればこの地方には魅力的な街がたくさん。かなり見ごたえのありそうな観光地ばかりで、一気にがっつり観光モードになりました。
バーリ
プーリア州の州都。入り組んだ迷路みたいな旧市街と魚市場が魅力的。旧市街にはサン・ニコラ(サンタクロースの人)の遺骨のある教会があり、いつも巡礼者が絶えないそうです。空港があるのでこの街を拠点に、日帰りで行ける街を探します。
マテーラ
プーリア州をはみ出して、バジリカータ州になります。洞窟住居が世界遺産になっている街。洞窟を利用した教会もあります。この景色を見てみたい、そして歩き回りたい。
レッチェ
バーリからかなり南に下ったところにいきなり出てくる、バロックの街。スペイン統治時代にこのような街が作られたそうです。
オストゥーニ
「白い街」の通り名を持つ、リゾート感あふれるきれいな街。
アルベロベッロ
三角屋根のトゥルッリが有名。メルヘン!
ブリンディシ
アッピア街道終点の街。ここも空港があります。
オートラント
長靴型のイタリアのかかと部分。海がリゾートっぽい。
以上の数ある観光地の中から、見ごたえがありそうで、行ってみたい、見てみたいと思う順に、レッチェとマテーラにそれぞれ行くことに決めました。
アルベロベッロ、オストゥーニ、ブリンディシ、オートラントはそれぞれいつか・・・いつか行ってみたいです!!
バーリからマテーラ、バーリからレッチェの行き方
調べた限りはそんなに難しいことはなさそうでした。
バーリからレッチェへは、イタリア国鉄で2時間。
バーリからマテーラへは、BARI-Nord駅から出ている私鉄FAL鉄道で1時間30分。
ちなみに私鉄FAL鉄道は、日曜は運休。この場合はバスが出ているらしいのですが、難しそうなので、マテーラ行きは1日目か2日目に行くことになりました。
(続く)
≪レッチェ・マテーラ・バーリ旅行計画≫