超個人的★ヨーロッパ旅行のHow To

ヨーロッパに住んでいる旅行好きです。バックパッカーやキャンプなどはしません(できません)・・・。公共交通機関ばかり利用してきた、これまでの個人旅行記録と旅のHow To。

【アマルフィ旅行記】1:憧れのアマルフィ海岸。最も効率的な交通手段と、過去の栄光がまばゆいリゾート

車無しでは、何度も乗り継ぎ・乗り換えを経なければ到着できないアマルフィ。しかし、もっと簡単な方法があった。

 

目次

 

綿密な乗り換え計画をあっさり放棄 

アマルフィ旅行当日。

ナポリ空港→ナポリ中央駅、ナポリ中央駅→サレルノサレルノアマルフィという3つの行程に入る前、飛行機が若干遅れるという事態が発生。

乗りたい電車に間に合わせるため、空港からナポリ中央駅までタクシーを使おう!と乗ったタクシーの中の会話。

運転手:ナポリ駅まで?それで、最終目的地は駅なの?ホテルはどこ?
私たち:いや、駅から電車でサレルノに行って、そこからアマルフィに行く予定。
運転手:アマルフィ?!ナポリ駅までタクシーで行って、電車でサレルノ?また乗り換えてアマルフィ?!(オーマイガーみたいなリアクション)

そして差し出されたこれ。f:id:tabikichi:20180609071642j:plain

運転手:アマルフィまで2時間半で連れてってあげられるよ。

なんと!?130ユーロと書いてある。公共交通機関の予定だと、アマルフィに着くのは16時を過ぎる予定だったけど、15時に到着するならそれは・・・けっこういいかも。何より、楽だし。
ということで事前の計画はあっさり放棄し、一直線にアマルフィを目指すことにしました。

なお、やり手の運転手からは続けざまに帰りの足の営業が。

その中で、「アマルフィからポンペイ・エルコラーノによって、観光後、ナポリまで送る」という提案があって、全部で200ユーロとのこと。
200ユーロの価格について、しばし悩んだ結果、ポンペイとエルコラーノ遺跡見学とセットで、アマルフィからナポリまでの帰りも、この運転手にお願いすることにしました。

 

車でもそれなりに遠い

タクシーの窓から見えるヴェスヴィオス山。近い。f:id:tabikichi:20180609072345j:plain

アマルフィ往きのバスはすごく揺れてしんどかった、という口コミやブログを事前に読んでましたが、そこはタクシーになっても変わらず。ようやっと海が見えてきた!と思ったら、すごく景色の良い、うねうねの道がずっと続きます。f:id:tabikichi:20180609072945j:plain

たまに車を停めてもらって、写真を撮らせてもらいました。f:id:tabikichi:20180609072304j:plain

やっと見えてきました!f:id:tabikichi:20180609072620j:plain

到着。

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15時前に着きました。この時間なら、まだけっこう観光できます!

高台にあるホテル

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アマルフィ大聖堂の前の一番賑わっている広場。

大聖堂のモザイクがキンキラでまぶしい。f:id:tabikichi:20180609074544j:plain

ここからホテルへは、一本道の坂を登っていきます。f:id:tabikichi:20180609074634j:plain

観光客もほとんどいなくなった、かなり登ったところに、入り口がありました。f:id:tabikichi:20180609075713j:plain

道路沿いの入口からエレベーターでフロントまで行きます。フロントに備え付けのテラスから、アマルフィの街と海を見下ろす。f:id:tabikichi:20180609075800j:plain

部屋はこんな感じ。バスルームの赤いタイルがかわいい。

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アマルフィ紙博物館

タクシーのおかげで、予定より早く着いたアマルフィ。さっそく、崖と崖の隙間みたいな狭い街の探検開始です。f:id:tabikichi:20180609081605j:plain

アマルフィ紙博物館は、ホテルからほんの少し登ったところにありました。

全然知らなかったのですが、アマルフィ紙という手すきの紙が有名なのだそうです。中世イタリアでは、公式な文書には必ずこのアマルフィ紙を使うことになっていたとか。

ミュージアムショップの様子。f:id:tabikichi:20180609081924j:plain

博物館、といってもガイドツアーのみの見学のようで、30分ほど待つ、と言われてしまいました。なので、適当にショップを見て、退散しました。

ちなみにアマルフィ紙は柔らかな色合いの、分厚くて丈夫な紙でした。

 

アマルフィ大聖堂

アマルフィ観光のハイライトです。アマルフィで観光っぽいものはこれしかないので、ゆっくりじっくり見学しました。f:id:tabikichi:20180609082934j:plain

モザイク部分の照り返しがピカー。

入口(コンスタンティノープルで作られたブロンズの扉)

入り口扉の上には、この町の守護聖人アンドレアのモザイク。f:id:tabikichi:20180609103520j:plain

そしてこれが、当時大繁栄していたアマルフィコンスタンティノープルに造らせ、取り寄せたというブロンズの扉です。f:id:tabikichi:20180609103551j:plain

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11世紀~12世紀にかけて、イタリアではビザンティン風のブロンズ扉が大流行したのだそう。

イタリアのどこだかの修道院の院長が、アマルフィのこの扉を見て大変気に入り、さっそくコンスタンティノープルに注文した、というエピソードがあるらしい。

イタリアの他の教会などでも良く見る、このタイプの扉。ヴェネツィアサン・マルコ寺院にもやっぱり似たような扉があるそうです。

正面からしか写真を撮らなかったのですが、正直そこまで良い??という感想・・・。

それよりも、階段を登ったこの空間がなかなか素敵。f:id:tabikichi:20180609104235j:plain

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キオストロ(天国の回廊)

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どことなくイスラミックな雰囲気のある、小ぢんまりした回廊は、アーチの連なりが美しい空間でした。

回廊に沿って、彫刻などが展示されてます。ビザンティン風のモザイクと男性がライオンに拳を振り下ろす彫刻。

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外壁に描かれたフレスコ画もありました。

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上を見上げたところ。狭いけど静かで美しい場所でした。f:id:tabikichi:20180609104854j:plain

十字架上のキリストの聖堂(博物館)

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見学ルートで、天国の回廊の次に当たる部屋です。ここは宝物館でした。

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壁が崩れかけている礼拝堂のようなスペースがあって、味のあるフレスコ画が良かったです。f:id:tabikichi:20180609113332j:plain

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クリプタ(地下礼拝堂)

クリプタは、それまでの雰囲気と一変してゴージャス。f:id:tabikichi:20180609113605j:plain

ここには聖アンドレアの遺骸が運ばれたところだそうで、祭壇の下には遺骨があるとのこと。堂々たる聖アンドレアの彫像。f:id:tabikichi:20180609114004j:plain

この空間、ヴォールト天井の隙間にお馴染みの聖書の場面などの絵が隙間なく描かれています。その中で見つけた、美味しそうな魚を囲む最後の晩餐の図。

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大聖堂

最後に大聖堂内部。f:id:tabikichi:20180609120757j:plain

祭壇画の聖アンドレアが良かったです。躍動感がすごい。f:id:tabikichi:20180609120900j:plain

たっぷり見学したアマルフィ大聖堂はこれで終わり。面白かった。f:id:tabikichi:20180609120926j:plain

大聖堂広場には、噴水になった聖アンドレアが・・・。夜になったらライトアップされるのかな。f:id:tabikichi:20180609121034j:plain

 

港と海岸

海の方に出てみました。f:id:tabikichi:20180609121112j:plain

ビーチです。4月はまだ少し寒いです。f:id:tabikichi:20180609121145j:plain

埠頭の先の方まで行って、振り返ったところ。見事に山と崖に囲まれた地形です。f:id:tabikichi:20180609121239j:plain

マヨルカ焼きのタイルで覆われた鐘楼。大聖堂のファサードのモザイク部分は、張りぼて式だった。f:id:tabikichi:20180609121316j:plain

海が透明。リゾートで人気になるのもわかります。f:id:tabikichi:20180609121447j:plain

 

アマルフィで買い物

大聖堂広場を中心に、お土産屋がたくさんあるのですが、港のすぐ近くにアマルフィ紙の素敵なお店を発見しました。f:id:tabikichi:20180609121558j:plain

アマルフィ紙で作ったカードセットやレターセットなどを中心に、素敵なものがたくさんあって、非常に楽しいお店でした。エンボス加工や切り抜きやワンポイントマークのあるものなど、いろいろあっておしゃれなのです。

ショーウィンドウには大量のアマルフィ紙が詰まれていました。f:id:tabikichi:20180609121846j:plain

もう一つ、マリングッズ的なお店を発見。f:id:tabikichi:20180609121937j:plain

海洋国家グッズがいろいろあります。中でも船乗りにはマストな知識と思われる、各種ロープの結び方。

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上の写真は額に入ったものですが、この結び目ひとつひとつがキーホルダーになったものがあって、可愛くて思わず購入。

 

アマルフィでディナー:L'Abside

この日はタクシーに切り替えたとはいえ、移動でやっぱり少しくたびれたので、早めにご飯食べよう・・・と思い、レストラン探し。ほとんどが19時半とか20時開店の中で、ここは18時開店だったので、迷わず入店。f:id:tabikichi:20180620055304j:plain

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アマルフィに来たら絶対食べたかった、レモンリゾット。そしてフルッティ・ディ・マーレのパスタ。美味しい!魚介が美味しいと幸せ。南イタリアに来たことを実感。レモンリゾットは色んなお店で食べたくなる味でした。

デザートにはこれもアマルフィ名物だというレモンケーキで、アマルフィ満喫の一日を終了しました。

 

(続く)

【アマルフィ】イタリア海洋国家シリーズ。紺碧の海と海岸線のリゾート、アマルフィに行く方法

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2017年4月。リゾート地で名高いアマルフィ海岸に行くことにしました!

 

目次

 

リゾート、アマルフィ

青い海と崖っぷちの街並みと海岸線が風光明媚なリゾート、アマルフィ

中世にはヴェネツィア、ピサ、ジェノヴァと並ぶ4大海洋国家のひとつでした。しかし、最も繁栄した11世紀を境に急速に衰退。同じ海洋国家のライヴァルであるピサの攻撃で破壊され、その後の地震や嵐などで、ほとんどの土地が海の中に沈んでしまったそうです。

今では、美しい海岸線と紺碧の海を有する、ヨーロッパの中でも有数のリゾート。

自分の思い描くアマルフィも、海洋国家・・・というよりも、まずリゾート、それもリッチな人たちのリゾート。映画「リプリー」のイメージです。

この映画、アマルフィとは少し離れてますが、近くのイスキア島で撮影されたもの。

この映画の中で、ジュード・ロウやグウィネス・バルトロウが演じる金持ちアメリカ人たちが、ビーチやヴィラやヨットでゴージャスに遊びほうける感じ。まさにお金と暇を持て余した人限定の、リゾートの過ごし方そのもの。

現実には、そんな贅沢尽くしの旅行はできないけれど、とにかくアマルフィ海岸に行って、リゾートの雰囲気だけでも味わいたい!

 

 

アマルフィとその周辺の見どころ

アマルフィ大聖堂

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アマルフィが海洋国家として勢いがあった頃に建てられた大聖堂。

ラヴェッロ

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アマルフィからバスで30分、断崖絶壁の上の集落。

ポジターノ

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カラフルな別荘とお店が並ぶ、リゾート地。

カプリ島

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青の洞窟が有名なカプリ島

ソレント

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アマルフィ海岸の入り口の街。

サレルノ

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ナポリ側からみた、アマルフィ海岸の終点の街。

ポンペイ

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ナポリ郊外にある、ポンペイ遺跡。

エルコラーノ

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ポンペイと同じく火山で埋もれた町。ポンペイよりも小規模。

 

アマルフィの場所

アマルフィ海岸とアマルフィの位置関係はこんな感じです。

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アマルフィに行くにはまず、ナポリ空港がスタート。

アマルフィは切り立った崖の向こう側にあって、電車はソレント、またはサレルノまでしかありません。

 

アマルフィの行き方:ナポリからバス

Orari Linea 5020: Amalfi - Napoli - Sitabus.it

ナポリ(Napoli Varco Immacolatella)からアマルフィまで、SITA社から所要2時間でバスが出てます。

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上記サイトから抜粋

時刻表を読み解くと、ナポリアマルフィは1日4便出ていますが、土日は1便、14:00発のみ。アマルフィナポリは、平日のものすごい早朝の2便のみ。土日の運行はありません。

 

ソレント経由の行き方

ソレントを拠点にアマルフィまで行く方法です。

ナポリからソレントまでの電車

Circumvesuviana Train Schedules Naples - Sorrento

ナポリ(Porta Nolana)からソレントまでは、Circumvesuviana鉄道(ヴェスヴィオ周遊鉄道)が運行しています。時刻表を見ると所要1時間10分で、かなりの本数が出ています。逆方向も同じくらい出てました。

 

ナポリからソレントまでの船

We are Alilauro | Alilauro

ナポリ(Beverello)からソレントまで、Alilauro社からフェリーが出てます。1日5便、二時間おきの出発で、所要は45分とのこと。上記の会社のサイトでは、なぜか時刻表や料金が出てこないのですが、Alilauroのアプリを落としてみるとなんとなくわかります。

 

ソレントからアマルフィまでのバス

5070: Amalfi-Sorrento Orari/Timetables - Sitabus.it

ソレント(Piazza Giovanni Battista De Curtis)からアマルフィまで、SITA社からバスが出ています。

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上記サイトから抜粋

昼間は大体30分間隔で、所要1時間40分でバスが出ています。休日は本数が微妙に増えそうです。


ソレントからアマルフィまでの船

We are Alilauro | Alilauro

ナポリ‐ソレント間を運航していたのと同じ、Alilauro社から船が出ています。途中ポジターノに止まります。1日2便、所要時間は1時間半ほど。ガイドブックには夏季増便との情報もあるので、行く時期に合わせて確認した方が良いかも。

 

サレルノ経由の行き方

ナポリからアマルフィの向こう側、サレルノを拠点に行く方法です。

 

ナポリからサレルノまでの電車

Acquista il biglietto con le nostre offerte - Trenitalia

ナポリ(Napoli Centrale)からサレルノまでは、イタリア国鉄で所要45分でした。Frecciarossa と出てくる電車は全席指定の特急電車なので、その時刻の電車に乗りたい場合は予約しておくのがよさそうです。

 

サレルノからアマルフィまでのバス

Sita Sud 5120 Amalfi Maiori Salerno dal 01.08.16 - Sitabus.it

サレルノからアマルフィまで、SITA社からバスが出ています。

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上記サイトから抜粋

昼間は 大体30分間隔で、所要は1時間15分。

 

サレルノからアマルフィまでの船

Travelmar

https://www.travelmar.it/downloads/orari_travelmar.pdf

サレルノ(P.zza Concordia)からアマルフィまでは、TravelMar社の船が出ています。

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上記サイトから抜粋

1日8便、午前中は1時間おきで所要時間は35分です。
 

(続く)

【パドヴァ旅行記】4:ポルティコと運河、街歩きのパドヴァ

パドヴァ街歩き、続きです。ドゥオモと洗礼堂近辺、そしてラジョーネ宮を見学したら、パドヴァ観光も終了です。

 

目次

 

サン・ミケーレ礼拝堂

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明るい外にでました。

運河を眺めながら、パドヴァカードで入れるというサン・ミケーレ礼拝堂を目指します。

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ありました!・・・が、閉まってます!

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日曜だからなのでしょうか・・・。内部は素敵なフレスコ画がありそうだったのに、残念。

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閉まってるならしょうがない、と先へ進んで、ふと振り返ってびっくり。

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ファサードだけ高く作るのは教会建築ではよく見かけるのですが、そこまで大きくもない建物で、この張りぼて感はちょっと面白い。

 

パドヴァの運河と城

サン・ミケーレ礼拝堂までの道でも見えていた、塔。道なりに歩いていると、そこに行くための橋があります。この橋がまた古くてよさげ。

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ぐるっと回り込んだところ。絵になるなあ。Castello di Carraresi、というらしいです。

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内部は博物館になっているらしく、ここで眺めている間、何人かの観光客が橋をわたっていくのが見えました。

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運河を見ながら歩くのは気持ちが良いです。

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パドヴァのドゥオモと洗礼堂

運河沿いを散策して、しばらくポルティコの道を歩いたら、ドゥオモ広場に到着です。

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ドゥオモとその隣の洗礼堂。地味~な外観です。

ドゥオモの内部は現代的。

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洗礼堂は写真撮影が禁止でしたが、一面のフレスコ画を見学できました。

すぐ隣に司教館の博物館があったので、そこも行ってみました。チケット売り場の建物の後ろの入り口から行けます。

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ここでは、歴代司教らしき肖像画のある大広間が良かったです。

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それと、なんだかすごい拷問を受けている図のレリーフ

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板で挟まれてその上から寄ってたかって釘を打たれるという拷問です・・・。板挟みの刑?でしょうか。

 

ドゥオモ広場とシニョーリ広場

たくさん広場があるパドヴァ。ドゥオモ広場の様子。

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この、日陰になっていて見えにくいところにある門が素敵でした。

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ドゥオモ広場から少し歩くとぶつかる、シニョーリ広場。

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反対側にはこれまた素敵な時計付きの門があります。

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この辺から人がすごいことになってきます。観光客の割合も多いとは思いますが、地元民ぽい家族連れとか、わらわらいます。

 

カフェ・ペドロッキ

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パドヴァの老舗カフェです。ガイドブックに載るくらいの有名店。ここでオリジナルの、その名も「カフェ・ペドロッキ」というドリンクをオーダーしてみました。

冷たいのと温かいのが選べるというのですが、歩き疲れて暑かったので、冷たいのを選びました。

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上のミントクリームの泡のふわふわ部分と、下の濃いエスプレッソと、はっきり二層に分かれています。これを混ぜてはいけないらしい。

ミントがさわやか!ミントの泡部分が甘いので、エスプレッソと一緒に飲むと美味しかったです。 

 

ジョーネ宮

パドヴァ観光の最後は、街の真ん中にあるラジョーネ宮です。

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日曜で大半の市場や商店は閉まっていましたが、やっぱり人が多い。そして、入り口が分かりにくくて大変でした。全部で4つある階段のうち、南東側にある階段が、正解の階段です。

内部は、何かイベントの設営が行われていました。

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この宮殿は外の廊下、ちょうど商店街の上の部分が良かったです。

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これでパドヴァの観光はおしまい。

パドヴァの街中はポルティコ、少し外れると運河があって、すごく散策の楽しい町でした。

 

 

【パドヴァ旅行記】3:日曜のパドヴァはアンティーク市から。植物園とサンタントニオ聖堂付属博物館

2017年10月。ジョットのフレスコ画が有名なスクロヴェーニ礼拝堂を見たくて、パドヴァに行くことにしました。

 

目次

 

プラート・デッラ・ヴァッレは日曜のアンティーク市

パドヴァの超有名見どころは見てしまったので、この日はのんびり散策を楽しむ日。

まずは前日に市場の白いテントだらけだったプラート・デッラ・ヴァッレに来ました。前日に引き続き、やっぱり市場が開かれてました。

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でもよく見ると、この日はアンティークマーケット。これは面白そう。

気が付いたら観光も忘れてぐるりと一周してました。

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サンタ・ジュスティーナ教会

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アンティークマーケットを見た後は、すぐ近くにある、サンタ・ジュスティーナ教会に行ってみました。この教会も大きくて広いです。

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植物園

そのまま歩いてパドヴァ大学の植物園に来ました。

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緑に癒されます。ここは天気のいい日に来たいですね。

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日本の柿がありました。

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春頃に行ったら、花がきれいなのかも。

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ゲーテが絶賛したという棕櫚の木は、温室で保護されてます。

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ランチ Osteria Ai Scarponi

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日曜のランチ。日曜でも開いている店を調べておいたので、ほぼ開店と同時に行ったけれど、席はほぼ全部予約で埋まっていました。食事を終えて出る頃には満席で、外にも待っている人がいました。

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美味しかったです!混雑も納得の味。

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サンタントニオ聖堂博物館

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再び、サンタントニオ聖堂まで来ました。目的は、前日に入れなかった大聖堂の付属博物館です。

入り口に大聖堂の模型を発見。やっぱり、半球型、というか逆さにしたお椀を集めたようなドームが目を引きます。広いと思ったら中庭が二つもある敷地でした。

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中庭にある像。聖アントニオスさんということで良いのでしょうか。何をしているところなのでしょうか。

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博物館内部はそんなに広くなく、宗教画や木象嵌(タルシア)をまったりと見学。

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美術品のエリアから、サンタントニオ聖堂への寄付品などの展示エリアに入りました。教会や大聖堂の付属の博物館では、寄付・寄贈品の展示ゾーンというのをたまに見かけます。

ここでは、洗礼の時に着た子供のドレスとか、その時の子供の髪の毛とか、寄贈された古い、さび付いた宝飾品とか、大量にところ狭しと並べられていて、生々しい。特段美しいわけでもないし、正直、過去の人々の信仰心に当てられて、少し気持ち悪いです。
(個人的には、記念の落書きだらけの壁とか、南京錠でびっしり覆われている橋なども気持ち悪いポイントです。)

でも見るのが好きなものもあります。

それがこれ。「Per Grazia Ricevuta」、あるいは「P.G.R」とだけ書かれている絵です。

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詳しいことはわからないけれど、何かの危機的な状況で助かったということを、その人の信じる聖人や教会のおかげだということで、感謝のしるしに奉納したものっぽい。・・・と勝手に解釈してますが、違うかもしれません。

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昔のイタリア人の様々な危機的状況や熱心な信仰が想像できて、生々しいけど、興味深いのです。

 

(続く)

 

 

 

【パドヴァ旅行記】2:パドヴァ観光初日は、巨大でゴージャスなサンタントニオ聖堂が終点。

スクロヴェーニ礼拝堂を見た後のパドヴァ観光では、サンタントニオ聖堂とその隣の礼拝堂などを見学します。

 

目次

 

ホテルを目指してパドヴァを歩く

スクロヴェーニ礼拝堂やエレミターニ教会を見学した後は、お昼ご飯を食べて、ホテル方面へ徒歩で移動。

ジョーネ宮は食料品の商店街

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中心部に向かって歩いていたら、市場が見えてきました。奥にあるのがラジョーネ宮です。市場、賑わってます。

ジョーネ宮は、1階のロッジア部分がそのまま商店街になってました。ハムとかチーズとかを売る店が多くて、匂いもけっこうすごい。

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ジョーネ宮を後にして、にぎやかな通りを歩きます。パドヴァも運河の街。

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パドヴァビール

途中で見つけたビールショップです。

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 パドヴァビールを買いました。7~8種類くらいあって、どれもラベルが可愛くて迷いました。最終的にこの2本をラベル買い。

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プラート・デッラ・ヴァッレ

道なりに歩くとプラート・デッラ・ヴァッレという広場に出ました。ガイドブックによると、楕円形の緑地とそれを囲む水路と、白い彫像が素敵な場所です。

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土曜日はこの楕円形の外縁をぐるっと市場の白いテントが取り囲んでいて、広場の風光明媚具合はあんまりわかりませんでした。

 

ホテル Hotel Belludi 37

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ホテルの入り口は、サンタントニオ聖堂が見える路地のポルティコの奥にひっそりとあって、目立ちません。最初通り過ぎてしまいました。

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ここのホテル、すごく良かったです。部屋も清潔で使いやすいし立地もいいし、何よりスタッフがすごく親切でフレンドリー。パドヴァの見どころについて地図を使って説明してくれました。

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www.booking.com

あと、ビールを飲むときのおつまみ用に、ポテトチップとか買えますか?とたずねたら、「このホテルの中ではお客は宿泊料以外のお金を払う必要はないの」と、スナックを器に入れて持ってきてくれました。細やかな心遣いが素敵です。

f:id:tabikichi:20180531053658j:plainホテルの窓から見えるサンタントニオ聖堂。

 

サン・ジョルジョ礼拝堂 

テルチェックインの後は、サンタントニオ聖堂付近を観光します。

閉まる時間の関係から、先にサン・ジョルジョ礼拝堂とサンタントニオ同信組合を見学。ここはパドヴァカードで入れないので、入場料を現金で支払いました。

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サン・ジョルジョ礼拝堂の内部です。

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一面のフレスコ画。礼拝堂の内部は青色にするのが流行してたのでしょうか。

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人物像がこれでもかと描き込まれています。

・・・けれど、スクロヴェーニ礼拝堂と比べるとどうしても見劣りしてしまいます。いろんなフレスコ画を眺めながら、スクロヴェーニ礼拝堂の青色と比較し、ジョットはすごいんだなー、などと思ってました。

礼拝堂内部の壁の一面は、聖ジョルジョの伝説。車輪の刑の場面です。

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こっち側の壁は聖カタリナの伝説。上の方に車輪の拷問にかけられる直前のカタリナの姿が見えます。

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サンタントニオ同信組合

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横の建物の二階部分です。ここのフレスコ画も、たぶん何かのテーマだと思うのですが、面白い絵がたくさんありました。

治療?でしょうか。f:id:tabikichi:20180531064001j:plain

子供を差し出す。f:id:tabikichi:20180531064039j:plain

額縁で左右に分かれてますが、何かのストーリーだと思われます。子供を熱湯に落とした(事故?)のでしょうか。f:id:tabikichi:20180531064119j:plain

なかなか見ない絵です。

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この建物の2階に上がる階段が、外からは見えないのですが、白くて優雅なデザインで素敵でした。

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これは踊り場から撮ったところ。美しいです。f:id:tabikichi:20180531065603j:plain

 

サンタントニオ聖堂

日が暮れかけたところで、サンタントニオ聖堂へ行きます。

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ここは内部が撮影禁止でした。高い天井ときらびやかな装飾だったのですが、写真が撮れなかったのは残念。

もちろん、聖アントニオスの舌という聖遺物も見ました!これは観光客にも人気ゾーンで、ぞろぞろ行列しながらの参拝となりました。

魚に説教をする聖アントニオス。

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この逸話、アッシジの聖フランチェスコの「小鳥に説教する」の逸話と対になるものと、自分の中で勝手に位置付けてます。

聖アントニオスは、リスボン生まれで、フランチェスコ会の修道士となったあと、ここパドヴァで説教士として活躍したそうです。色々な奇跡も起こしたとか。今ではパドヴァ守護聖人です。

それにしても、巨大な建物です。アッシジのサンフランチェスコ聖堂などよりもだいぶ大きく、豪華な高い天井が威圧感たっぷりでした。

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夕方のミサと観光客とで、中庭やキオストロにも人がたくさんいました。

いつの間にか夜です。巡礼地らしく、広場には教会グッズを売る屋台がたくさん出ていました。f:id:tabikichi:20180531070711j:plain

夜のサンタントニオ聖堂。完全な半球のように見えるドームがみっしり集まってます。そういう積み木ブロックを置いたみたいな形が面白いです。

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(続く)

 

【パドヴァ旅行記】1:思わずため息が出る、スクロヴェーニ礼拝堂のフレスコ画

ジョットのフレスコ画が有名なスクロヴェーニ礼拝堂を見るために、パドヴァに来ました。

(旅行計画はこちら)

【パドヴァ】スクロヴェーニ礼拝堂のフレスコ画を見に、パドヴァに行く(丸1日と8時間) - 超個人的★ヨーロッパ旅行のHow To

【パドヴァ】スクロヴェーニ礼拝堂の予約方法と、パドヴァ想定観光ルート(丸1日と8時間) - 超個人的★ヨーロッパ旅行のHow To

目次

 

スクロヴェーニ礼拝堂

パドヴァ観光は、駅からスタート。最初の観光はパドヴァ最大の観光スポットでもある、スクロヴェーニ礼拝堂から。

 

スクロヴェーニ礼拝堂は駅から14分

10時半の予約時間に合わせ、パドヴァ駅を降りたところ。

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「スクロヴェーニ礼拝堂まで14分」の看板。駅を降りたのが10時すぎ。あれ、ちょっと時間ぎりぎりかも・・・

 

予約したパドヴァカードはエレミターニ博物館でピックアップ

エレミターニ博物館(市立博物館)の入り口カウンターで、事前に予約していたパドヴァカード(スクロヴェーニ礼拝堂の予約込み)をピックアップします。

引き換えには、予約時に送られてきた引換証とパスポートの提示が必要。

この日は早足で歩いて、到着したのは予約時間の10分前でした。カードの引き換えカウンターは結構混雑していて、自分の時も少し並んだので、焦りました。

余裕を持つなら、パドヴァ駅には、スクロヴェーニ礼拝堂予約時間の45分~1時間前ぐらいに到着しておいた方が良いかもしれません。

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博物館入り口と、中庭

 

まずはビデオ上映

スクロヴェーニ礼拝堂はこっちに行って、と示され、同じ時間帯の予約者グループで、近代的なスペースに案内されます。

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ここで15分ほど、スクロヴェーニ礼拝堂の歴史に関するビデオを鑑賞します。音声はイタリア語で、英語・ドイツ語字幕がありました。

見終わったら、やっと礼拝堂の中に入れます。

 

・・・青い!息をのむ礼拝堂内部

誘導係員から、見学時間は15分、フラッシュ禁止、三脚禁止、との説明があり、中に入れました。

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これは写真の明度と彩度を上げてみたものです・・・が、目で見た色は完全に再現できていません。

ジョットの描いた、鮮やかかつ透き通ったような青さを写真に残すのはかなり難しい。一眼レフとか、高性能なカメラだと色も綺麗に撮れたのかも。

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ジョットの描く聖書の各場面(特に洗礼)
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礼拝堂の側面に描かれた聖書の各場面です。どれもすごく良いです。

聖書の場面なのかよくわかりませんが、こういうのもありました。かわいい。

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有名なユダの接吻はアップで。

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受胎告知を受けるマリアは、真面目な顔つき。

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好きな場面は、洗礼です。

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ジョットの時代は、ルネッサンス黎明期の1300年代ですが、この洗礼の絵はビザンツ美術のモザイクや、中世の教会装飾でよく見る構図を踏襲しています。キリストの全身像と、半分くらいまで浸かったヨルダン川の描写、両岸の人々を平面的に一枚の絵に収めている構図。

ちなみに、自分の持っている洗礼コレクションはこんな感じ。

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アリアーニ洗礼堂(ラヴェンナ)、オシオス・ルカス修道院ギリシャ

ラヴェンナのモザイクは5~6世紀、オシオス・ルカス修道院のモザイクは11世紀のもの。

他にも、イタリア国内ではこんなものも。

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国立絵画館(シエナ)、パルマ洗礼堂(パルマ

シエナの国立絵画館の板絵は、クレジットの写真を撮っていなかったので時代がわかりませんが、ジョットより前のものだと思います。パルマ洗礼堂の内部のフレスコ画は12世紀のもの。

 

そして、ジョットより後の時代の洗礼では、超有名なこちら。

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ウフィツィ美術館フィレンツェ

左下の天使をレオナルド・ダヴィンチが描いたというので有名なヴェロッキオの絵。これが1470年代ごろ。背景も川の様子も、一気にリアルです。不自然なところがありません。

並べてみた。

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ジョットも、左右の岸の岩の感じに立体感を出したりして、少しはリアル感を出しています。時代のはざま感があっておもしろい。

最後の審判

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並んだ聖人や地獄の描写が賑やかです。

f:id:tabikichi:20180529101441j:plainこれがよくわからなかったのですが、Wikipediaによると、この礼拝堂を建てたスクロヴェーニの肖像画らしいです。

 

大満足の15分を終えて、スクロヴェーニ礼拝堂を後にしました。

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エレミターニ博物館(絵画館)

礼拝堂を出てすぐ、エレミターニ博物館の2階の絵画館に向かいます。

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思っていたよりかなり広かったです。

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一番下の絵はプラート・デッラ・ヴァッレというパドヴァの広場を描いたものだそうです。

エレミターニ教会

美術館を見たら、隣のエレミターニ教会へ。

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広い、一身廊式のバシリカでした。戦後に修復されたものだそうです。

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マンテーニャのフレスコ画があるというので見に行きました。

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ボロボロですが、よく見ると色がきれい。背景の建物とかも、丁寧に書き込まれていて、人物の表情とかもわかります。

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ちゃんと完成された状態で見てみたい!と思わせる、フレスコ画でした。 

 

サン・ロッコ礼拝堂

パドヴァの中心部へ行く前に、パドヴァカードで入れるというサン・ロッコ礼拝堂に寄ってみました。 

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1階はカード関係なく、誰でも入れます。見るべきところは2階のようですが、工事中か何なのか、クローズしていて見れませんでした。

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無料部分?の1階だけでも、壁面はフレスコ画で覆われていて、豪華です。

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実際の窓がフレスコ画の中でも窓っぽく描かれていて調和してます。

隣の教会はずいぶん新しそうな教会でした。

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(続く)

 

【パドヴァ】スクロヴェーニ礼拝堂の予約方法と、パドヴァ想定観光ルート(丸1日と8時間)

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2017年10月。ジョットのフレスコ画が有名なスクロヴェーニ礼拝堂は、15分~20分間隔の完全予約制なので、事前にネットで予約してから行くことにします。

 (前回の記事)tabikichi.hatenadiary.com

 

 

目次

 

パドヴァの観光時間と宿泊地

パドヴァ観光日程

パドヴァへは、ヴェネツィアから行くのが近くて便利です。夜にヴェネツィア空港に到着する便を予約し、メストレに前泊することにしました。

・1日目(金) 22:35 ヴェネツィア空港着
  (空港シャトルでメストレ駅へ)①
・2日目(土) 09:29メストレ発 09:43パドヴァ着②
・3日目(日) 18:21パドヴァ発 18:36メストレ着②
  (空港シャトルヴェネツィアマルコポーロ空港へ)①
・3日目(日) 21:00 ヴェネツィア空港発

パドヴァ滞在時間は、2日目(土)の朝9:40から、3日目(日)のほぼ18:20まで、たっぷり丸1日と8時間半です。

①空港シャトルバスは、ここから時刻表をダウンロードできます。

Venice Airport bus service

メストレ駅までは20分~30分くらいです。

②メストレ駅からパドヴァまでは、イタリア国鉄で、一番早いのでなんと15分くらいです。近い!
ヴェネツィア本島にあるサンタ・ルチア駅からでも特急で30分なので、ヴェネツィア旅行中に日帰りするのも便利そう。

時刻の検索はトレニタリアのサイトで。

Acquista il biglietto con le nostre offerte - Trenitalia

「DA」の欄に出発地(Venezia mestre)、「A」の欄に到着地(padova)と打ち込んで、時刻を選んで検索すれば出てきます。

けっこう本数があるみたいなので、予約はせずに駅に着いたら切符を買うことにしました。

 

宿泊地 

ホテルです。今回の旅は2泊3日。
ヴェネツィアマルコポーロ空港に金曜の夜に到着するフライトなので、ヴェネツィア・メストレ駅に前泊の宿を取りました。

www.booking.com

メストレ駅に近いホテルが良かったのですが、意外に高いのと、けっこう満室が多くて、空きが少ない・・・。駅まではバスかタクシーで行くことにして、こちらを予約。

 

パドヴァでは、じっくり観光することを前提に、観光地の真ん中のホテルを予約しました。サンタントニオ聖堂のすぐ近くです。

www.booking.com

 

パドヴァカード

スクロヴェーニ礼拝堂を含む多くの見どころなどで入場が無料、また、市内を走るバスが無料になるカードです。48時間と72時間が選べます。また、カード1枚で14歳以下の子供の同伴が可能です。

PadovaCard | Turismo Provincia di Padova

今回は見たいところも多いし、滞在時間もけっこうあるので、これの48時間を購入することにしました。

無料で入れる主な施設

・スクロヴェーニ礼拝堂
 (入場は1回のみ。予約料1ユーロは除く)
・エレミターニ博物館
・ラジョーネ宮
・サン・ミケーレ礼拝堂
・サン・ロッコ礼拝堂
・ドゥオーモの洗礼堂  など

割引になる施設

・植物園

パドヴァカードでは無料or割引にならない施設

パドヴァ大学
・サン・ジョルジョ礼拝堂とサンタントニオ同信組合  など

 

パドヴァカードはスクロヴェーニ礼拝堂のサイトで購入可能。
同時にスクロヴェーニ礼拝堂の入場予約もできます。カード本体はパドヴァのインフォメーションやエレミターニ博物館でピックアップが可能です。 (いずれも2018年5月時点の情報です。)

 

パドヴァカード購入とスクロヴェーニ礼拝堂の予約方法

パドヴァの観光の目玉であるスクロヴェーニ礼拝堂は、時間単位で入場者数が決まっています。空いていれば予約なしでもチケットが買えるようですが、訪問日は土曜日だし、混んでるかもしれないので、事前に予約することにしました。

Cappella degli Scrovegni - Home

このサイトからオンラインで予約が可能です!
BOOK NOW→Booking Onlineで、オンライン予約のページへ。
https://cappelladegliscrovegni.vivaticket.it/?Language=ENG

パドヴァカードを購入せずに、単体でスクロヴェーニ礼拝堂を予約したい場合は、ページ下部から直接購入可能。
パドヴァカードの購入の場合は、中ほどの「PADOVA CARD」をクリックで次のページへ進めます。

この予約サイトがけっこう分かりにくくて混乱したので、分かりにくいポイントについて、少し説明します。(以下、2018年5月時点の情報です。)

 

パドヴァカードの種類

パドヴァカードの購入ページでは、以下の4種類を選べるようになっています。

・PADOVA CARD 48 H + SCROVEGNI 1 ADULTO + 1 UNDER 14
・PADOVA CARD 48 H - 1 INGRESSO SCROVEGNI
・PADOVA CARD 72 H + SCROVEGNI 1 ADULTO + 1 UNDER 14
・PADOVA CARD 72 H - 1 INGRESSO SCROVEGNI

パドヴァカードの有効期間(48H/72H)と、14歳以下の子供を同伴する場合とそうでない場合とで分かれています。

48Hパドヴァカードを14歳以下の子供と一緒に利用する場合、
「PADOVA CARD 48 H + SCROVEGNI 1 ADULTO + 1 UNDER 14
を選択。ここで注意するのは、スクロヴェーニ礼拝堂の予約料(1ユーロ)は人数分かかるということ。
合計金額は、カード本体16ユーロ+予約料1ユーロ×2人で、18ユーロ支払うことになります。

48Hパドヴァカードを大人のみで利用する場合は、
「PADOVA CARD 48 H - 1 INGRESSO SCROVEGNI
を選択します。
この場合はカード本体16ユーロ+予約料1ユーロ×1人で、合計17ユーロとなります。

それぞれの必要なカードの「BUY」をクリックし、さらに次のページでも「BUY」をクリックしたら、「SIGN IN OR REGISTER」の表示が出てきます。ここから先、アカウントを作ってログインしないと、パドヴァカードの購入枚数の変更や、スクロヴェーニ礼拝堂の訪問日時の選択などができません。

 

スクロヴェーニ礼拝堂の予約

購入するパドヴァカードの枚数を選択して、次のページに進んだら、ようやくスクロヴェーニ礼拝堂の予約時間を選択できます。ここで「BOOK EVENT」をクリック。

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画面の例

クリックすると、以下のようなページに。

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画面の例

ここに3つのイベントが出てきます。

・SCROVEGNI CHAPEL VISITS FROM TUESDAY TO SUNDAY
・GIOTTO SOTTO LE STELLE
・SCROVEGNI CHAPLE MONDAY VISITS

「GIOTTO SOTTO LE STELLE」というのは、春夏期間限定の、夜間(19時~21時)の見学のことのようです。他の2つは朝から夜19時までの時間帯の予約で、文字通り、火曜~日曜の予約と、月曜の予約とで分かれています。

パドヴァカードではスクロヴェーニ礼拝堂は1回しか利用できないので、このうちどれか一つしか選べません。

 

自分の場合は、パドヴァ観光の1日目となる、土曜日の朝10:30を予約してみました。スクロヴェーニ礼拝堂はパドヴァ駅の近くにあるので、パドヴァに着いたらまず一番に見にいくつもりです。

 

パドヴァの観光ルート

駅スタート、駅終わりの1泊2日のパドヴァ観光ルート、1日目です。

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移動はすべて徒歩の予定。パドヴァに着いたら近い順にスクロヴェーニ礼拝堂、博物館、エレミターニ教会を見て、ラジョーネ宮を見た後にホテルにチェックイン。その後、サンタントニオ聖堂とその横の礼拝堂などを観光します。

 

2日目です。

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植物園を見たら、サンタ・ジュスティーナ教会を見学。その後、プラート・デッラ・ヴァッレを通って、サン・ミケーレ礼拝堂へ。サン・ミケーレ礼拝堂はガイドブックなどには特に載っていませんが、パドヴァカードで入れるらしいので・・・。その後ドゥオモと洗礼堂を見学したら、カフェでまったりするという予定です。

なんとなくルートを作っては見たものの、全体的に時間に余裕があるので、あまりこだわらずに好きに歩こうと思います。

 

(続く)