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続きを読む【マドリードとグラナダ】マドリードの美術館とアルハンブラ宮殿に行くスペイン旅行(5日間)
2018年11月。ずっと行こうと思っていたアルハンブラ宮殿に行くことにしました。ついでにマドリードの美術館巡りも追加して、5日間で行ってくることにしました。
目次
スペインに行こう
スペイン。スペインの有名観光地と言えば、バルセロナ、グラナダ、マドリードです。このうちバルセロナだけは昔行ったことがありました。その時から、行こう、行きたい!と思って行けていなかった観光地がグラナダのアルハンブラ宮殿です。
ずっと計画だけは立てていて、アルハンブラ宮殿をじっくり観光するなら半日、最低3時間あれば何とかなる。グラナダの旧市街も合わせれば、丸1日あればけっこう堪能できるはず。つまり1泊2日で行ける、と踏んでいました。
今回、連休を生かして、アルハンブラ宮殿目当てにグラナダ2日間、美術館目当てにマドリード2日間、移動日に1日の5日間で行ってみることにしました。
グラナダの他にも。スペインの主な観光地
マドリード
首都です。今回の旅行ではここへ。プラド美術館、ピカソのゲルニカ、それから王宮があります。
バルセロナ
たぶんスペインで最も人気の旅行地ではないでしょうか。ガウディ建築で彩られた芸術の街が魅力的。でも個人的に一番良かったのは、カタルーニャ美術館です。
グラナダ
今回の行き先もう一つがこちら。アルハンブラ宮殿はあまりにも有名。
サンティアゴ・デ・コンポステーラ
スペイン北部の巡礼地です。
ミハス
スペインの白い村として有名。暖かい季節に行きたいです。
サン・セバスチャン
美食で有名なバスク地方のリゾート都市。この小さな街の港沿いにミシュランの星付きレストランが30件弱あるらしい。
マドリードでしたいこと
やっぱり美術館
今回マドリードの主目的はこれ。最も有名なところはプラド美術館です。ゴヤ、ベラスケス、エル・グレコなどのスペインの巨匠、その他にフランドル派の良い画家の作品がそろっています。プラド美術館のほかにも、ティッセン・ボルネミッサ美術館やソフィア王妃芸術センターなど、有名絵画を擁する美術館が集まっています。絵画漬けの1日、考えただけで楽しみ。
王宮と修道院
バルとタパス食べ歩き
スペインと言えばバル。マドリードでもタパス文化が普通にあるみたいなので、行ってみたいです。
グラナダでしたいこと
アルハンブラ宮殿
グラナダといえば、のアルハンブラ宮殿です。正門のチケット売り場でもチケットが買えるみたいですが、万が一を考えてネットで予約してから行きました。
予約方法は次の記事で。
アルバイシン地区をうろうろ
グラナダの旧市街、アルバイシン地区です。丘の上の街で、曲がりくねった道だらけ。街歩きが楽しそうな場所です。
バルとタパス(グラナダ風)
グラナダのバルでは、カウンターでドリンクを頼むと、タパスが1品無料で出てくるらしい。
モロッコ料理&モロッカンティー
グラナダは今でもアラブ文化が根付いていて、異国情緒を楽しめる街。あちこちにモロッコ料理のお店や、モロッコ風のミントティーを出すカフェがあるみたいです。これはぜひとも試してみたいところ。
マドリードとグラナダの観光時間と宿泊地
行きはマドリード、帰りはグラナダ空港から帰ることにしました。マドリードからグラナダへは電車とバスで移動します。
1日目(金)09:00 マドリード空港着
3日目(日)14:35 マドリード発(鉄道&バス)
18:25 グラナダ着
5日目(火)17:30 グラナダ空港発
移動時間も含めてですが、観光できる自由時間は5日間。マドリードで丸2日と午前中、グラナダで丸1日と最終日15時くらいまで、です。
マドリードのホテルは美術館に行きやすいところで、かつ、グラナダへの移動も考え、駅にも歩いて行けそうな距離のホテルを予約しました。
グラナダはたまたまセールになっていたRoom Mateグループのホテルを予約。このグループのホテルは以前バルセロナで利用したことがあって、けっこう良かったので。
観光ルートやチケットの予約方法など、次の記事に続きます。
(続く)
雑感:抹茶ラテを目指して。ミラノのスタバはグッズが可愛いアミューズメントゾーン・・・だけど注文が難しい
2019年1月。ミラノに行ったら、イタリアで初のスタバというのが出来てました。じつは2018年の秋ごろにオープンしてたらしいですね。ちょっと今更感ありますが、行ってきた感想です。
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お店はいまだ入場制限あり
ミラノで一番目立つ、ドゥオモ広場の端っこから歩いて5分ほど。コルドゥシオ広場の郵便局だったビルにオープンしたスタバは、オープンから3カ月ほど経ってると思いますが、いまだに混雑。みんながカフェに入りたくなる夕方は、入場制限がかかり、列が出来てました。
スタバであってスタバではない、オシャレ内装
内部はこんな感じ。真鍮っぽいゴールドをベースにした内装でした。真ん中の方にローステリーっていうんでしょうか。コーヒー豆のロースト機械みたいなのがどでんと置かれていて、工場みたいです。
スタバのセイレーンってこんなんでしたっけ。
カウンターがたくさん
内部には、それぞれ売っているもの別?に、カウンターが分かれてます。
ミラノに行くと大抵食べに行く、ベーカリープリンチが入ってました。ここのパンは美味しいのです。
ここはスイーツっぽいものとドリンクのカウンターのようです。
こっちはコーヒー豆売り場っぽい。
奥の2階はバーカウンターでした。
スタバグッズが可愛い
フロアの至るところに、小物類などが乗った棚が置かれていて、それがどれも可愛くてセンスが良くて、じっくり見てしまいました。上はコーヒーを淹れるいろんな器具。
下の写真の真ん中にあるセイレーンポスターは限定100枚、70~75ユーロだったと思います。
服もあります。
マグカップ類はいろんな形やサイズで種類がたくさんあって、大量の品揃えでした。
ピンバッジはスタバグッズなのだろうか・・?その下に、この建物の絵が描いてあるマグカップ。
キーホルダー、というのもありました。
抹茶ラテへの道
さて、一通りグッズを見た後で、何か飲みたいと思い、一番行列が出来ているカウンターの近くに行ってみました。
店員さんがメニューを手渡してくれ、そこに「Matcha Latte」を発見。これ飲みたい!
抹茶ラテってここで飲めますか?と聞いたら、イエスともノーとも答えず、このカウンターではこれこれのコーヒーを注文できる、パンとかフードを食べたいならここじゃない、というようなことを言い出し、要領を得ない回答・・・英語だから余計によくわからない。
で、わからなかったので、他のカウンターで抹茶ラテっぽいものを頼んでる人がいないか見てみたのですが、それっぽいものを持ってる人はいません。
なんか人込みの中を右往左往しただけで、また、最初の列に戻ってきました。
違う店員さんに抹茶ラテ注文できますか?と聞くと、イエス、という答えだったので、とりあえず列に並んでカウンターに座ります。
カウンターの中のお姉さんはみんな美人でした。メニューを広げられ、ここのカウンターではこれらのどれかを注文しなければならない、ぽいことを言う。
・・・フライト&エクスペリエンスって何ですか??
抹茶ラテが飲みたい、というと、追加で注文はできる、とのこと。
よくわからないけれど、このカウンターに座った以上は、このメニューにあるコーヒーを注文しなければならないようでした。本当にそういうルールなのかはわかりません!
このメニューの一番上にあるOrigin Flightというのと抹茶ラテを頼みました。
おしゃれ過ぎて、一見してコーヒーのメニューとわからない。見ても何のことだがさっぱりなので、とりあえず一番上を注文してみたところ、やってきたのはこれです。
そういえば左右に座っているお客さんもこういうのを飲んでます。ここのスタバでローストした、種類の違うコーヒーを飲み比べてくださいっていう商品のようです。
少し遅れて、抹茶ラテ到着。
抹茶ラテは美味しかったです!
コーヒーは、スタバのコーヒーって感じの味でした。
ちなみにイタリアのカフェでほとんどの人が注文する、ブリオッシュとエスプレッソ。このセットを頼みたいときはどこのカウンターに行くのが正解なんでしょうか。
抹茶ラテだけ頼みたいときは結局どうすれば良かったのかも、謎のまま。
他のお客さんはいろいろなカウンターで買ったものを、店内の席に持っていって食べたり飲んだりしてるみたいでした。
注文が難しかったけど、店内はゴージャスで飽きないところでした!
カフェで休憩する場所、というより新しい遊び場って感じがぴったり。観光ついでに行ってみたら楽しいかもしれません。
【アレッツォ旅行記】2:聖十字架伝説ほか、ピエロ・デッラ・フランチェスカのフレスコ画を見る
ピエロ・デッラ・フランチェスカとロレンツォ・ロットの絵画を見に、ウルビーノ→レカナーティ→ロレート→アンコーナ、ボローニャを経由して最後にアレッツォに行く旅行。4日目最終日、アレッツォ旅行記の続きです。
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ヴァザーリの家
サン・フランチェスコ教会で共通チケットを買っていたので、サン・ドメニコ教会から近くにあるヴァザーリの家に行ってみました。


ヴァザーリについては「芸術家列伝」を書いた人、ということしか知らないです。本人も画家で、作品を見たことはありますがあんまり記憶に残らない絵だったような。
ウルビーノで見たラファエロの家とついつい比べてしまいますが、一軒家ではなくアパートだから?地味であんまり良い住まいという感じではないです。
ただし天井は豪華。
ラファエロの家の方は、一軒家というところも良かったし、家具や調度品もそれっぽく展示されていて、まさに家!という感じで面白かったです。
が、こっちはけっこう修復されてるみたいで、ギャラリーみたいな空間になってました。
ヴァザーリファンなら色々と興味深いのかも。
面白かったのはこの部屋の壁です。
奥の壁、右側を拡大。
もう一部屋向こうにあるみたいな絵が描いてあるのです。狭さに嫌気がさした本人が描いたのかしら。
サン・フランチェスコ教会の聖十字架伝説
いよいよアレッツォハイライト。予約していた15時に、サンフランチェスコ教会に戻りました。
フレスコ画は主祭壇の奥の空間に描かれていて、見学者はすぐ近くまで入れます。
けっこう高いところにあったりして、写真の撮りにくいものも多かったけど、良かったです!
受胎告知。
アダムの死のシーン。
真ん中が死にかけの老人アダムだそう。
十字架だった木に祈りを捧げるシバの女王。
このシーンの絵が一番良かったです。
ソロモンとシバの女王の会見のシーンです。
下は聖十字架に触れて生き返る人。派手な衣装の人が、世界で最初の聖遺物ハンター、コンスタンティヌス帝の母ヘレナです。
生き返るシーンを拡大して撮りたかったけど、ブレブレ。
ここは人数制限しているだけあって、かなり間近で見られるのが良かったです。
聖書の物語じゃなくて、聖十字架の伝説を描いているところもめずらしい。
アレッツォの大聖堂
アレッツォの大聖堂は、お昼ごろに一回行ったら、昼休みで閉まってました。


サン・フランチェスコ教会の聖十字架伝説を見た後、最後のピエロ・デッラ・フランチェスカを見に、再び大聖堂へ来ました。


観光客がたくさん。天井が綺麗でした。
この大聖堂のどこかに、ピエロ・デッラ・フランチェスカの描いた「マグダラのマリア」のフレスコ画があるというので、歩き回って探す。
・・・すぐ見つかりました。主祭壇の近くの、左の方の壁にありました。
柱のだまし絵的なものを背景にして、赤と緑の衣装を着たマグダラのマリアが立っています。
この絵、すごく好きです!
今回ウルビーノとアレッツォにて、色々なピエロ・デッラ・フランチェスカの絵を見てきましたが、その中で一番のお気に入りになりました。
衣装の色が良い。
表情もいいです。
大聖堂の他の装飾の一部みたいに、唐突にこの人物だけ描かれていて、それもまた面白いです。
大満足の大聖堂でした。
夕方に結婚式が行われるらしく、大聖堂の横にクラシックカーが横付けされてました。可愛い。
ディナー:Antica Fonte
充実のアレッツォ観光を終わらせて、旧市街を出た住宅街の中にあるレストランでディナーにしました。
パスタが美味しい!






肉とかワインとかも美味しくて、店員さんも親切で、デザートまでがっつりいただきました。週末だったので、帰るときにはすごい混雑になってました。
フィレンツェから帰る
ウルビーノから始まった今回の旅行、アレッツォで終了です。
最終日はアレッツォ駅からフィレンツェSML駅まで電車で1時間、そこからさらに空港バスで30分。フィレンツェ空港から帰ります。
鉄道駅がなくて躊躇していたウルビーノやレカナーティに、思い切って行けたのは本当に良かったです。街も絵もすごく良くて、大満足。
ただ、アレッツォからサンセポルクロやモンテルキに行けなかったのが少し心残りです・・・もしまた行けたら行ってみたい。
- ピエロ・デッラ・フランチェスカ目当てにウルビーノへ
- 小さいけどけっこう面白い。城壁で囲まれた、ルネッサンスの理想都市
- アンコーナ経由。ロレンツォ・ロットの絵を見に、丘の上の城壁の街レカナーティへ行く
- スピリチュアルってだけではなさそう。ロレートの聖なる家
- 2時間弱のアンコーナ観光。岬のてっぺんの大聖堂と、坂の途中の魅力的な教会
- アレッツォ半日観光。グランデ広場周辺と、古い教会
- 聖十字架伝説ほか、ピエロ・デッラ・フランチェスカのフレスコ画を見る ⇐今ココ