超個人的★ヨーロッパ旅行のHow To

ヨーロッパに住んでいる旅行好きです。バックパッカーやキャンプなどはしません(できません)・・・。公共交通機関ばかり利用してきた、これまでの個人旅行記録と旅のHow To。

Tips★感じよく対応してもらうために気をつけたい、ヨーロッパのマナー

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マナーは大事

社会で自分も他人も気持ち良く生きていくのに必要なのがマナー。しかし、気にし出すと際限なく出てきてしまう、魔の領域に突入するのもマナー。

世間体に気を遣う日本社会では、それこそ言い出したらキリがない、目に見えないマナー縛り社会に陥りがち。最低限のマナーは必要だけど、個人的には「気にしすぎたら生きにくくなる」ことはどこかで常に思ってた方が良い、ぐらいに思ってます。

気にしすぎは自分の行動も萎縮させるし、他人の所作に無駄にイライラしたりして健康に良くないですから。

 

ヨーロッパでもマナーを言い出すと際限なし。

それで、本題です。ヨーロッパにもマナーはたくさんあります。レストランのチップや、お店の商品にべたべた触らないとか、良く知られてるものはもちろん、これってそんなに駄目なの?と思うようなものも。

試しに「ヨーロッパ マナー」で検索すると山のように情報が出てきます。こんなの全部気をつけてたら、そればっか気になって楽しめないよ。と思うようなハイレベルなものや、特定の地域限定っぽいものもありました。

 

超個人的★ここだけ気をつけたら良いと思うヨーロッパのマナー

ということで、楽しく旅行するために最低限気をつけたら良いんじゃないかな~と思うマナーを集めてみました。それがこちら。

人前で鼻をすすらない

鼻の啜る音はヨーロッパ人をかなり不快にさせるそうです。お店やレストランなどで、店員さんとの対応中にやらないのはもちろん、電車やバス内でも避けた方が良いでしょう。ただし鼻をかむのは人前でもOK。

以前イタリアで乗ったタクシーの運転手は、風邪だったのか、鼻が出て辛そうでした。どうするのか観察していると、なるべく空気音だけで吸い込む?ようにごまかし、時々ハンドルから手を離せるタイミングで、ハンカチで思い切り鼻をかんでました。なるほど~。


くしゃみはなるべく小さく

これも鼻すすり音と同じ扱いのようです。バスや電車で、くしゃみを飲み込むというか、ほとんど音を出さないで顔と体だけくしゃっとさせるヨーロッパ人をよく見かけます。すごい芸当。

それができなくても、人前ではなるべく音を出さないように気をつけるようにしてます。もし人前や、劇場など混み合ったところで出てしまった場合は、エクスキューズミーとか、ひとこと言うのが良いと思います。

それにしても、あの無音の芸当は無理。

 

麺やスープをすすらない

食事中音を立てるのは、何であってもNGです。もちろんパスタやスープも、一口で食べられる分だけ取って、音をさせないのがマナー。

ところで最近はヨーロッパでもラーメンブーム。あちこちにラーメン屋ができてますが、いくら日本人が経営してて、日本人店員しかいないようなお店でも、啜るのは避けた方が良いかもです。

フランスの人気ラーメン屋で、シェフもスタッフも日本人、お客がフランス人と日本人のほぼ半々で埋まっていた店内でのこと。

麺を啜る音が聞こえてきました。これが店内にかなり響くのです。

そのうち、啜ってる本人が店内の雰囲気に気づいたのか、啜る音は聞こえなくなりました。

(ちなみにこれはヨーロッパにあるお店の話なので、日本のラーメン屋で外国人と鉢合わせしたとしても、遠慮なく啜って良いと思ってます。)

 

お店に入ったら挨拶!出るときも挨拶!スーパーのレジでも順番が来たら挨拶!

これも日本にはない習慣なので最初は戸惑いますが、挨拶をしないというのは、かなり失礼に当たるようです。そして挨拶するときは目を見るというのが礼儀のようです。

観光客が入るようなお店ではだいたい英語が通じますが、できればその国の言葉で挨拶したら印象が良いかも。なお、お店というのは、レストランでもファッションのお店でも食料品店でも同じことです。

そうとわかっていても、挨拶をすっとばしてしまったことがあります。商品について質問することと、その英語表現で頭がいっぱいになって、声をかけられたのに、いきなり質問を投げ掛けてしまったのです。

その後は答えてもらえたものの、始めのにこやかな笑顔は消え、終始そっけない対応でした。。すいません。ほんと。

 

とりあえず、こんなところで。

 

【ペルージャ旅行記】2日目:中世の街並みが残るペルージャで、立体的な街歩きを堪能

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念願のアックエドットを存分に歩きました。立体感を堪能するペルージャ街歩きの2日目です。

(旅行計画)

【ペルージャ】街の高低差はまるでアトラクション。紀元前から続く古都ペルージャ - 超個人的★ヨーロッパ旅行のHow To

【ペルージャ】ローマからの行き方とペルージャの想定観光ルート(丸1日) - 超個人的★ヨーロッパ旅行のHow To

(前回の記事)

tabikichi.hatenadiary.com

 

目次

 

フォンタナ・マッジョーレ

朝の11月4日広場。昨日も見たけど、逆光でうまく写真が撮れなかったので、もう一度撮影。

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柵で囲まれてるのが残念ですが、レリーフや彫刻が面白いです。二段重ねのケーキみたいな形も優雅。

 

エトルリア

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計画ではサン・セヴェーロ教会に行く予定でしたが、サン・セヴェーロ教会のオープンが11時だったので、先にサンタンジェロ教会を目指します。その途中に通った、エトルリア門。とにかくでかいです。

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エトルリア時代から残っているのは基礎の部分だけらしく、上のかっこよいアーチなどはローマ時代に付け加えられたもの。

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サンタンジェロ教会、サンタンジェロ門

ゆるいカーブの道を15分ほど歩くと、見えてきます。参道の雰囲気がいいですね。

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到着です。

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外円と内円の二つの円柱を持つロトンダ型。バランスが良くて、見た目にも美しい古代教会です。

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内部は中央が説教壇。内側の円の天井付近に窓がたくさんあって、明るいです。

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教会を出てすぐのところに、サンタンジェロ門があります。

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これは大きさもデザインもどうってことない感じで、あまり感動はせず。

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ただ、門の向こうが、普通の住宅地でした。普通っていうのは風情も何もない殺風景な団地、適当なコンクリートの道とかそういう感じ。一方で門のこっち側は、まだまだ雰囲気のよい街並みを維持しているんです。

明確に、ここで旧市街が終わるんだ、という境目になってました。

 

歩いてみた!アックエドット(水道橋の道)

もと来た道を戻って、エトルリア門から少し裏手に入ると、歩いてみたかったアックエドットがあります。

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スタート地点まで戻って、いざ!

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坂の上の方から始まっているので、だんだん高所を歩いてることになるのが楽しい。

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もし子供だったら高確率で走ってましたね!!(迷惑です)

そしていつの間にかまた地面が盛り上がったところで、普通の道に繋がって終わり。

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道が終わったところのすぐ脇に門がある家とか、憧れちゃう。そして戻ります。

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アックエドットから出入りできるようになっている家。ここが正面玄関になるのか、逆方向に地面に面した入り口があるのかしら。

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楽しかった!そして広場に戻るまで、魅力的な景色が続きます。

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急な階段

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アーチ越しに登ってきた階段を振り返る

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トンネル的なものはわくわくします

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目立たないところにある水飲み場

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ここの横の通路を通ると広場にでます


サン・セヴェーロ教会

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アパートメントのチェックアウトを済ませたら、サン・セヴェーロ教会へ。道が複雑で何度か迷いました。

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こんな道を通った

この教会は崖っぷちに建ってます。建物はどっしりしてあまり装飾はありません。

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内部は写真撮影禁止です。入ったらすぐに礼拝堂。礼拝堂にはラファエロの三位一体のフレスコ画が描かれています。

上段がラファエロによるもの。下段がラファエロの死後、師匠ペルジーノが描いたものですが、素人目にも、明らかに弟子のラファエロ部分の方が魅力的です。人物の表情、陰影とか、構図とか。

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Cappella San Severo - Turismo Perugia

 

大聖堂付属美術館

開いてるかと思って行ってみたけど、閉まってました。

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すぐ後ろのサン・ロレンツォ大聖堂からは、ミサの合唱が響いてきます。

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寒い!ロッカ・パオリーナ

11月4日広場をロッカ・パオリーナの方まで歩いて行くと突き当たる、イタリア広場。

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車通りが激しい広場でした。でもその先に行くと、ペルージャの高低差がよくわかる、素晴らしい景色を見られます。

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サン・ドメニコ教会とサン・ピエトロ教会の鐘楼

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左下に見えるのがサンテルコラーノ教会のてっぺんの部分

そして、坂を下ってから見上げるマルツィア門。何気ないところにあるけれど、この均衡の取れたデザイン、柱の間の人物の彫刻とか、エトルリア門よりも凝ってます。

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ここからロッカ・パオリーナの中に入ったのですが・・・寒い。風邪が治りきっていない身体にこの寒さは厳しい。

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隅から隅まで見たい、とは思うけれど、それよりも太陽が当たるところへ出たい!との願望が先に来てしまい、そそくさと地上へ戻ってしまいました。

 

ランチ  La Taverna

日曜の広場は、学生ではなく、大道芸人と家族連れ、観光客で賑わってました。

良いにおいが漂ってきたので、それにつられて入ったレストランでお昼にしました。

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美味しかったです。美味しかったし、店員さんも親切でほんとに素敵なレストランでした。でも病み上がりの体に、ロッカ・パオリーナと同じような、洞窟をくりぬいた的な店内はけっこう冷えました・・・。店内の雰囲気は素敵ですよ!

 

表の道を降りて、バス停へ。

本当はまだまだ行っていない教会とかあるし、ロッカ・パオリーナももっと見てみたかったのですが、ぎりぎりの体調と相談して、観光終了することにしました。バスターミナルまで行ってバスを待ちます。

ロッカ・パオリーナの中にあるというエスカレータではなく、太陽の当たる外の道をくねくね下っていきました。

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バス。2時間半でローマです。

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ペルージャは、街歩きがいのある、遊園地みたいな町でした。目立たない道路に古代や中世の門や建物などがあったりして、そういうのを見るとテンションがあがります。機会があればまた訪問して、行ってない教会や通ってない道を歩いてみたい。


 

 



【ペルージャ旅行記】1日目:学生で賑わう中世の街。まずは11月4日広場周辺から観光スタート

立体的な古都ペルージャは学生がたくさんいて、なんか賑わってて楽しそうな街でした。 待望のミニメトロに乗って、ペルージャ観光開始。

(旅行計画)

【ペルージャ】街の高低差はまるでアトラクション。紀元前から続く古都ペルージャ - 超個人的★ヨーロッパ旅行のHow To

【ペルージャ】ローマからの行き方とペルージャの想定観光ルート(丸1日) - 超個人的★ヨーロッパ旅行のHow To

 

目次

 

乗った!ミニメトロ

ペルージャに到着。

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ペルージャ駅にのホームの端から、ミニメトロの Fontivegge駅までは歩いて行けます。写真の真ん中らへんに映っているのが一両編成の車両です。

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青い看板でチェントロはこっち、と矢印が出てます。

1両だけのミニメトロ車両。外側は灰色ですが、中は真っ赤で可愛い♪

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楽しい行程でした!

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マッテオッティ広場でポルケッタ

ミニメトロを降りてエスカレータで移動すると、マッテオッティ広場に出ます。ここに豚肉のポルケッタの屋台が出ていたので、これで遅いランチにしました。

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香辛料が効いててお腹いっぱいになりました。先客の若いお兄さんはプラスチックカップの赤ワインと一緒に食べてました。確かにワインに合いそうな味。

その後、インフォメーションで、ペルージャ・チッタ・ムゼオカードを購入。

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ここから歩いてすぐのところが、観光の拠点・11月4日広場です。

 

好立地のアパートメントは建物の最上階

早速11月4日広場へ出ました。

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人が多い!若者が多い!これが学生か。人が多いと街に活気が出るなあ。

予約したアパートメントの近くで地図を見ながらうろうろしてたら、細くてキレイなイタリア美女のお姉さんがカフェから出てきて、予約した日本人はあなた方?と英語でたずねてくれました。彼女について案内されたのが、プリオーリ宮の真後ろにある建物の最上階。

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かなりリーズナブルなのに、この立地でこの素敵なお部屋。寝室、バスルームは天窓つきです。そして・・・

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なんといっても窓からの景色が贅沢です。

 

コレッジョ・デル・カンビオ

ペルージャ・チッタ・ムゼオを使って、無料で入場。ここは写真撮影禁止でした。ペルジーノによるフレスコ画で覆われています。画家の肖像画がちゃっかり描かれているのが面白かった。

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公証人の間(プリオーリ宮)

ここは無料です。何かの会議場として今も使われているようで、椅子がセッティングされたままです。一面の壁画は、主に紋章をかっこよく飾った感じのものでした。

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プリオーリ宮の側面も、階段とその下のロッジアが絵になります。

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商人組合の間(プリオーリ宮)

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ここもペルージャ・チッタ・ムゼオを利用して入りました。内部は木製タイルで覆われた室内。フレスコ画もすごいけれど、これはこれでなかなか壮観です。

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サン・ロレンツォ大聖堂と聖母マリアの結婚指輪

こちらも中は写真撮影禁止でした。ですが、内部の素敵な天井や装飾に、たまにカメラやスマホを向ける観光客がいて、そのたびに見回っている職員から注意されてました。撮影禁止でも監視員まで置いているところはなかなかないので、かなり厳しい印象を受けました。

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側面の優美なロッジアと階段、簡素な正面ファサード

ところで、ここにある「聖母マリアの結婚指輪」という聖遺物を楽しみにしてきたのですが。鉄柵で囲まれた礼拝堂の、さらに2~3メートル先の真ん中に置かれたテーブルの上に、ガラスのケースが置かれていて、その中にある、という状態でした。本当に見せる気あるのかしら。

正直言って鉄柵の外からでは、ガラスケースと「中に何かある」ってことが確認できるだけなので、ほとんど入り口に張り付けられていたポストカード大の写真を見るしかないって感じです。下の写真はTurismo Perugia.it から。

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Cathedral of San Lorenzo - Turismo Perugia

すごく遠くにあるので正確な縮尺がわからないけど、見た感じ、指輪っていうにはかなり大きいのではないかと思いました。

ハッ( ゚д゚ )!!・・・それをごまかすためにこのような遠目からしか見られないような展示にしているのか?!

 

プリオーリ通り 

こういう観光地ではやっぱり街を歩きたい。美術館は後回しにして、気になっていた通りへ。

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緩やかな坂になっていて、中世って感じが楽しい。

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道の途中の教会。

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サン・ベルナルディーノ教会

プリオーリ通りの終点はここ、サン・ベルナルディーノ教会です。

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この芝生の広場も、学生っぽい若者でいっぱいでした。この教会のピンクっぽいファサードを見たくて来たのです。

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どことなく少女ちっくなレリーフ。色もそうだけど、可愛い。

内部はシンプルです。説教壇はガイドブックにも載っていた、4世紀半ばの初期キリスト教時代の石棺だそう。

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国立ウンブリア美術館

プリオーリ通りで来た道を戻って、(ちなみに戻りは上り坂。) 国立ウンブリア美術館に入ります。ここもペルージャ・チッタ・ムゼオカードで入場可。

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内部は作品数多めで、宗教画や祭壇画が大量にありました。ピエロ・デッラ・フランチェスカなど有名画家による祭壇画などもあったようですが、・・・手元に残っていた写真にそれらはなく、たぶんこの時に興味深々で見た名画?が残されてました。

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好きなテーマ、キリストの洗礼

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あちこちから出てくる手首が気になって

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イタリアの美術館でよく遭遇する、ヴェローナの聖ペトルス。斧がアトリビュート

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聖セバスチャンだろうか。後ろの聖人は・・・

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はっ。この頭頂部の切れ目、ヴェローナの聖ペトルスだな?!

 

夕食はCOOPで調達

実はこの旅行前まで、ひどい風邪をひいていて、そして旅行出発時も本調子ではないままペルージャまで来てしまいました。最後の国立ウンブリア美術館でけっこう体力をうばわれ、レストランとかに入っても、料理を待っている間に姿勢が保てずに突っ伏してしまいそう・・・。

ということで、夕食はマッテオッティ広場にあるスーパーマーケット、COOPで簡単にパンとかリンゴとか買ってアパートで食べました。

夕方のCOOPは激込でした。これから飲み会する学生たちがビールやワインやピザとか買い込んでたり、レジのところで、それは必要ないよ、いやこれも追加してよ、とグループでわいわい。楽しそうだなあ。


続く

【ペルージャ】ローマからの行き方とペルージャの想定観光ルート(丸1日)

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2017年3月。イタリアの中部地方の街、ウンブリア州の州都ペルージャ。ローマからは電車とバスでアクセス可能。見どころ盛沢山のペルージャの想定観光ルート。

(前回の記事)

tabikichi.hatenadiary.com

 

目次

 

ローマからペルージャへの行き方

電車

ペルージャはローマから2~3時間。乗る電車によって到着までの時間に幅があります。その辺はトレニタリアのサイトで調べると簡単。

http://www.trenitalia.com/
(“Da”にRome termini、”A”にPerugiaと入れて、日付を選択後、“CERCA”で検索。)なお、直通はすごく限られた時間しかなくて、ほとんどが乗り換えが必要。

バス

ローマからはSULGA社の長距離バスが出ています。テルミニ駅からだと3時間半~4時間くらいかかります。

http://www.sulga.eu/autolinee
ちなみにペルージャの発着場所は、Piazza Partigiani(パルティジャーニ広場)です。大きいバスターミナルで、他の方面行きのバスも出ているみたいです。

 

SULGA社長距離バス:ローマ→ペルージャの時刻表

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SULGA社長距離バス:ペルージャ→ローマの時刻表

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ペルージャ駅から市街地までの距離感 

ペルージャ駅に着いてからは、ミニメトロで旧市街へ行けます。距離感はこんな感じ。

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ミニメトロ:Minimetrò - Turismo Perugia

駅からミニメトロの駅 Fontiveggeまでは徒歩で移動。切符を買って、Pincetto方面のミニメトロに乗って、終点 Pincetto で下車。そこから徒歩でマッテオッティ広場に出られるそうです。
なお、ペルージャ市街地からバスターミナルのパルティジャーニ広場へは、ロッカ・パオリーナからエスカレーターがあるようなので、地図上に書いてみました。

 

ペルージャの観光時間と宿泊地

行き方が分かったので、今回は航空便の時間に合わせ、往きは電車、帰りはSULGA社の長距離バスという選択にしました。

 1日目(土)ローマ・テルミニ駅 11:28発 (途中Folignoで乗り換え)
       ペルージャ駅 14:25着
 2日目(日)ペルージャ(Piazza Partigiani)14:30発
       ローマ・ティブルティーナ駅 16:55着

2日目のバスはテルミニ駅まで運行しないので、面倒ですがティブルティーナ駅からメトロにのってテルミニ駅を目指します。

ということで観光可能な自由時間は、1日目の14時半~2日目14時半で、ちょうど丸1日ということになりました。

 

ホテルはペルージャ観光のど真ん中・11月4日広場、プリオーリ宮の真後ろという好立地にあるアパートメントを予約しました。

Mini Resort Fontana Maggiore

www.booking.com

 

ペルージャ・チッタ・ムゼオカード

ガイドブック情報によると、48時間有効で、5か所の美術館・博物館が入場可能なカードがあるということなので、これを観光前にインフォメーションで購入することにします。

THE CARD - Perugia City Museum

 

ペルージャ観光ルート

丸一日しかありませんが、わりと日曜でも教会などは見学できるようなので、きっと見たいものは全部見れる!と思って、想定観光ルートを作ってみました。

1日目:

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1日目はインフォメーションでペルージャ・チッタ・ムゼオを購入し、そのままB&Bにチェックイン。11月4日広場の観光地を見たら、プリオーリ通りを歩いて、サン・ベルナルディーノ教会へ。そのあとはアックエドット通りを歩いて、エトルリア門を見ながら帰る、というルートです。

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2日目はチェックアウト後、サン・セヴェーロ教会を見学。その後、サンタンジェロ教会まで足を延ばし、もどったら、ロッカ・パオリーナ付近を観光。帰る前にサン・ドメニコ教会と、サン・ピエトロ教会を見て、長距離バスターミナルへ行くというルートにしました。

 

続く

【ペルージャ】街の高低差はまるでアトラクション。紀元前から続く古都ペルージャ

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2017年3月。イタリアの中部地方の街、ウンブリア州の州都ペルージャ。ローマ時代より前のエトルリア時代から続く都市は、少し写真を見ただけでも、坂・狭い道・階段だらけ。高低差のある街並みにときめきます。 

目次

 

ペルージャってどんな街

もともとアッシジについてガイドブックを見ていたときに、すぐ近くの街としてペルージャが紹介されていたのを見たのが、ペルージャに興味を持ったきっかけでした。

当初、アッシジペルージャをセットで観光することを考えたのですが、ネットなどでペルージャのことを調べてみればみるほど、ペルージャペルージャアッシジアッシジで観光しなければ満足できない!と思ってしまって、それぞれ別個の旅行となりました。

ペルージャがどんな街かというと・・・、

ウンブリア州の州都で、崖の上にある街で、ローマ時代の前のエトルリア時代から栄えていた都市であり、今は大学があるので学生たちでにぎわう、坂や階段の多い、中世の街並みが残っている、とにかくすごく面白そうな街!です。

 

高低差のある街が好き

 

自分は「高低差のある街」が大好物。

日本の街並みの中でも、神社までの急な階段とか、先の見えない急な坂道とかがすごく好き。

もちろん海外でも坂だらけの都市は大好物です。ポルトガルポルトとか、台湾の九份とか、イタリアのシエナとかベルガモとか・・・。地図で見ているだけではわからない立体感に毎回興奮します。

立体的に広がっているのにちゃんと都市として機能しているという、そのこと自体がすごいし、景色も好き。街並みの雰囲気が良ければ、さらに非日常感が加わって、遊園地のアトラクションっぽく楽しめてしまうのです。

 

ペルージャで絶対行きたい、楽しそうなところ

ガイドブックやインターネット情報を調べて知ってしまった、ペルージャの楽しそうなところ。超個人的に行ってみたい順、やってみたい順に列挙しました。

ミニメトロ

イタリア国鉄ペルージャ駅に着いてから、ペルージャの市街地まで連れて行ってくれるモノレールっぽい乗り物。途中トンネルを通ったり、高架線を走ったりするみたい。この小さい乗り物からして、ディズニーリゾートのモノレールみたいじゃないですか?!ぜひとも乗りたいです。

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http://perugiainumbria.it/minimetro/#

 

アッピア通り(アックエドット)

ペルージャの観光の中心、11月4日広場。ここに彫刻の美しい噴水、フォンタナ・マッジョーレがあります。

13世紀、この噴水に水を引くために造られた水道橋が、今ではそのまま街路として使われているという魅力的な道です。聞いただけでわくわくする道。是非とも歩いてみたい。

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http://turismo.comune.perugia.it

 

ロッカ・パオリーナ

1500年代の要塞跡地のようです。陸上の要塞部分はなくなっていますが、内部に造られた部分には、当時の街並みや通りがそのまま残っているらしい。洞窟の中に?!・・・ここもまた、すごく探検したくなる感じの観光地です。

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http://turismo.comune.perugia.it

 

ペルージャの主な観光地

ここからはペルージャの主要な観光地を列挙してみます。

11月4日広場(Piazza IV Novembre)周辺

観光の拠点ともなる、ペルージャの中心地、11月4日広場。ここに大聖堂・美術館・噴水・歴史的建造物など、主要観光地がぎゅっと集まっています。

国立ウンブリア美術館

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13世紀~18世紀のウンブリア派やシエナ派などの祭壇画や教会美術を集めた美術館。

サン・ロレンツォ大聖堂

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ペルージャの大聖堂。マリアの結婚指輪という聖遺物があるらしい。

プリオーリ宮

「公証人の間」「商人組合の間」の装飾が豪華そう。

コレッジョ デルカンビオ

ペルジーノのフレスコ画が有名。

 

ペルージャの魅力的な教会群

続いて、個人的な大好物・教会シリーズです。さすが古い街だけあって、魅力的な教会がたくさんあります!

サンタンジェロ教会

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初期キリスト教教会によくある、ロトンダ型。5世紀末から6世紀に建てられた、ペルージャ最古の教会だそうです。

9:00-16:00

http://turismo.comune.perugia.it/poi/chiesa-di-san-michele-arcangelo-000

サン・ベルナルディーノ教会

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ペルージャルネッサンス芸術の最高例との紹介でした。15世紀の建築のようです。このファサードは見てみたいです。

8:30-12:30、15:30-17:30 
(サンタンドレア礼拝堂はイースター休暇から10月4日までオープン)

http://turismo.comune.perugia.it/poip/oratories-of-san-bernardino-and-santandrea-or-dell

サンセヴェーロ教会

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建物は16世紀のもの。ここは、ラファエッロによる三位一体のフレスコ画が有名です。なお、彼の死後、師匠でもあったペルジーノが聖人を書き加えて完成したものだそう。これはぜひとも見たいところ。

1月~3月、11月・12月 11:00-13:30、14:30-17:00 月曜休み。
5月・9月・10月  10:00-13:30、14:30-18:00 月曜休み
6・7月 10:00-18:00 月曜休み
4月 10:00-13:30、14:30-18:00 毎日営業
8月 10:00-18:00 毎日営業
料金:4€

http://turismo.comune.perugia.it/poi/cappella-san-severo

サンテルコラーノ教会

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13世紀~14世紀に建てられた教会。八角柱の形が印象的です。

金曜日 16:00-18:30、土曜日 9:30-13:00

http://turismo.comune.perugia.it/poip/chiesa-di-sant-ercolano-000

サン・ドメニコ教会

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ペルージャで最も目立つ鐘楼を持つ教会。

7:00-12:00、16:00-19:00

http://turismo.comune.perugia.it/poi/basilica-di-san-domenico-000

サン・ピエトロ教会

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ペルジーノの壁画やカラヴァッジョの作品があるようです。中心地から一番遠いですが、見てみたい。

11月~3月 9:00-18:00 日曜午後は予約のみ
4月~10月 月曜~土曜 9:00-19:00
日曜 15:00-19:00(ただし6月~8月の日曜は16:00-19:00)
料金:5€

http://turismo.comune.perugia.it/poi/san-pietro-cathedral-and-abbey

 

アウグストゥスの門(エトルリア門)とそのほかの門巡り

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ペルージャの街には、ローマ時代より前のエトルリア時代の城壁や門が残っています。

ガイドブックではエトルリア門だけ紹介されていましたが、その他にもたくさんあるみたい。こんなのが街歩きの途中にあったら思わず見上げてしまいますよね。

公式サイトには詳細なペルージャ門マップが掲載されています。この地図を使って門巡りするのも楽しそう。

http://turismo.comune.perugia.it/pagine/city-doors

 

 

続く

【アッシジ旅行記】その2:日曜のアッシジを後にして、ローマ・テルミニ駅から徒歩圏内の観光地めぐり

アッシジの旅行記、2日目は午前中のうちにローマに戻って、テルミニ駅周辺を観光しました。

(旅行計画) 

【アッシジ】清貧の聖地にジョットの絵を見に行こう(丸1日と6時間) - 超個人的★ヨーロッパ旅行のHow To

【アッシジ】ローマからの行き方、アッシジの想定観光ルート、テルミニ駅周辺の観光地(丸1日と6時間) - 超個人的★ヨーロッパ旅行のHow To

(前回の記事)

tabikichi.hatenadiary.com

目次

 

日曜午前中のアッシジ

この日は朝から雨。雨が余計に音を消すというか、日曜の朝のアッシジは、ほとんど静まり返ってました。f:id:tabikichi:20180413063348j:plain

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前日に通っていない道を歩きたくて、あえて知らない道を歩きました。本当に人がいません。

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雨のコムーネ広場

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ピエトロ門

でも、教会の前に行くと大合唱が聞こえてきます。この辺の人たちは朝早くから家を出てそれぞれの教会にいるのかもしれません。

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サン・ピエトロ教会

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サン・ピエトロ教会の鐘楼と・・・クーポラ?

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坂道

 

サンタ・キアーラ教会

前日に観光しそこなったサンタ・キアーラ教会。ここはそこまで大規模なミサは行われていなかったので、こっそり入って、こっそり中を見せてもらいました。

サン・フランチェスコ聖堂とは異なり、内部はシンプルかつ装飾も少なめ。質素な女子修道院そのものという感じでした。まさに清貧。

サン・フランチェスコ聖堂の素晴らしい絵画作品の価値は置いておいて、聖人のための大聖堂ということならこれくらいの質素さが妥当な感じがする。

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ところで、建物の横から伸びているこれが気になってしょうがなくて、写真を撮ってしまいました。

ガイドブックによると、1970年代の地震で被害を受けたとあるので、耐震構造的な何かなのかもしれない。

 

さよならアッシジ

ということで午前中のアッシジを一回りして、天気も悪いことだし、ローマに戻ることにしました。

ちなみに・・・計画段階からスルーしてましたが、少し離れたところにサン・ダミアーノ教会、カルチェリの庵、という巡礼地があります。

どちらも森の中にあるみたいなので、もう少し暖かい季節で、天気も良ければ、フランシスコ会派の如く巡礼してみるのも楽しそうだな、とちらっと思いました。

でもとりあえず今回はジョットの絵が目的だったので、これで終わりにします。

 

アッシジ駅の中のカフェは日曜でも営業してました。

そこで買ったのがこれ。

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聖フランチェスコのパン

電車の中で食べました。フルーツケーキみたいな感じで美味しかったです。

 

テルミニ駅周辺の観光(約4時間半)

ローマにもどると、すっきりと晴れ。14時です。18時半発の空港行き電車に乗るまで、約4時間半のローマ観光です。

サンタ・プデンツァーナ教会

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ガイドブックによると、4世紀に創建された、ローマで最も古い教会のひとつとのことで、けっこう楽しみにしてました。

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期待の膨らむ、古そうな外観。

しかし、何かのイベントが行われているみたいで、内部は子供と保護者と、食べ物の用意されているテーブルなどで混雑していたので見学はできませんでした。

 

サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂

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大きな教会です。

入り口で勧誘を行っていたので、英語による簡単なツアーに参加してみました。30分くらいの簡単なもので、ツアーでしか行けないところに案内してくれるそう。

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2階に上がって、正面からも見えるファサードのテラス部分からスタート。これらのモザイクは13世紀のものだそうです。

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顔がどことなく東方風の雰囲気。

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続いて法王の間。

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最後はベルニーニの設計したらせん階段。この、中央の支柱がない螺旋階段というのが画期的だったらしいです。

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ツアー解散後、聖堂内部を見学しました。ツアーの説明によると、この重たそうな天井は、スペインがアメリカ大陸から初めて持って帰ってきた金を使って作られたそうな。

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重くてたわんでいるように見える

それと、聖遺物。イエスの生まれた飼葉桶の木片の一部だそうです。やっぱりこういうのがないと盛り上がりません。

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それにしても、この豪華さ。こういうのが街のあちこちにあるのが、やっぱりさすがローマです。

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主身廊の窓の下にあるモザイクは5世紀のものということで、アプスやファサードのモザイクよりもこっちの方を興味深く見学しました。

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サンタ・プラッセーデ教会

地味な外観のここは、9世紀のモザイクが有名な教会だそうです。

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内部は装飾が可愛らしいバシリカ型のシンプルな教会です。

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床のタイルも素敵。

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主祭壇うしろアプスのモザイクが9世紀のもの。見ごたえがあります。

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主身廊の横には小さな礼拝堂があって、そこの天井が金ぴかのモザイクで一面装飾されていて、圧巻でした。

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ガイドブックによると「天井の園」と称賛されたらしいです。

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一面金ピカでまぶしい。

一部を拡大するとこんな感じ。聖人たちの顔、表情。

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奥に、「キリストが鞭打ちされたときに縛り付けられた柱」という聖遺物(?)がありました。

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そして、その下にそれが本物であること証明するかのような絵が!!

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マッシモ宮(国立博物館

最後、軽くご飯を食べても1時間半くらい時間が余ったので、駅前のマッシモ宮に行ってみました。

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紀元前時代からのローマの彫刻、モザイク、壁画などが展示されています。どれも保存状態が良く(修復したものもあるかもしれませんが)、何より作品自体のクオリティが高くて、作品数も多くて、やっぱりローマってすごいなあと思いました。

動物のモザイク。

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発掘された宮殿の壁画だそうです。色がきれい。

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描かれているモチーフも興味深い。紀元前のものだそうです。

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抱き合う男女・鶏を仕留める動物

庭や床にあったと思われる大型のモザイク画。人物の表情、微妙な陰影。先ほどサンタ・マリア・マッジョーレ教会で見た13世紀のモザイクより、サンタ・プラッセーデ教会で見た9世紀のモザイクより、上手い・・・と思う。

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「考古学博物館」という名前で、ローマ時代の発掘品を展示する博物館は、イタリアの各都市にありますが、やっぱ本場ローマはモノが違うな、と思いました。(もしかしたらイタリア中から集めてきてるのかもしれないけど)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【アッシジ旅行記】その1:漂う清貧の雰囲気。凛とした佇まいを保った中世の街

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アッシジの旅行記です。中世の街並みの中を凛とした空気が流れていて、不思議に襟を正したくなるような、まさに巡礼地って感じの街でした。

(旅行計画) 

【アッシジ】清貧の聖地にジョットの絵を見に行こう(丸1日と6時間) - 超個人的★ヨーロッパ旅行のHow To

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目次

 

アッシジ

事前の計画どおり、ローマに前泊の後、朝一の電車に乗ってアッシジへ。

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テルミニ駅とアッシジ

到着は10時過ぎです。アッシジのホームにある看板のフォントが独特。
ここのホームにはトイレがあって、観光客がたくさん利用してました。

 

 

サンタ・マリア・デッリ・アンジェリ教会

駅からてくてく歩いて、ポルツィウンコラ礼拝堂のあるサンタ・マリア・デッリ・アンジェリ教会へ。内部は写真撮影禁止です。

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頂上にあるマリア像。 

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教会はかなり巨大で、クーポラは電車の中からも遠くから良く見えました。
教会の中にあるポルツィウンコラ礼拝堂は、古びた外観が巨大な教会に似つかわしくない、本当に小さな礼拝堂でした。
ここは聖フランチェスコがかつて修復した礼拝堂だそうです。彼が死ぬときもここに戻ってきて、この礼拝堂の中で生涯を終えたそうです。熱心に祈りを捧げる信者たちがたくさんいました。
写真がないですが、礼拝堂の外側の壁や主祭壇の板絵などが素晴らしく、信者に混ざって目に焼き付けておきました。

申し訳ないと思いつつも、修道士の服装が気になって激写してしまった。ロープがフランシスコ会っぽい。

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教会前にはキリスト教グッズの出店が出ています。また、入場するのに簡単な荷物検査がありました。

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B&B クオヴァディス 

駅に戻って、丘の上のアッシジまでバスで移動。

予約したB&Bの建物は、バス停のあるマッテオッティ広場から数分の場所です。サン・ルフィーノ教会の近くの細い路地にありました。

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路地だけで雰囲気抜群です。事前に到着時刻を伝えていましたが、ドアが開かないので電話を掛けると、ご主人が出てきてくれました。

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部屋の中はこんな感じ。

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窓からは他の家の屋根とその向こうの景色。

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朝食会場がすごかったです。オーナーご家族はワンフロア下の階に住んでいるようで、こういう家が日常使いってすごく贅沢だと思いました。でも冬は寒そう。

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サン・ルフィーノ大聖堂

荷物を置いたら、まずは一番近くの教会、サン・ルフィーノ大聖堂へ。

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教会内部はかなり新しい。

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ただ、せっかくだからと入ってみたここの付属美術館が良かったです。地下の広い空間に彫刻や絵画や、初期の遺構などがあり、たっぷり見学できました。

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建物自体の中世ロマネスク装飾も、見ごたえがあります。

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あいにくの空模様ですが、観光客はけっこういました。サン・ルフィーノ教会の前から、ロッカマジョーレを見上げることができました。この後お昼ご飯です。

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ランチ Osteria Piazzetta dell'Erba 

宿泊地からほど近い地元オステリアを訪問。

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地元住民らしいお客さんもたくさんいました。ハーブ使いがオシャレなカフェ風です。

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コムーネ広場

アッシジの街の真ん中にあるコムーネ広場に出てみました。ここだけローマ時代の神殿風の柱が目立つ建物があります。

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中は教会になってました。主祭壇のマリア像の後ろがワイルドな感じ。

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うろうろしてたらロッカマジョーレに行き着く

お腹がいっぱいになった後は、アッシジの街を散策。全体的に整っているというか、イタリア各都市の「中世の街並み」よりも土着臭が少ないというか。これは清貧のフランチェスコのイメージが先行するせいなのか、巡礼地としての努力?によるものなのか。

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道もキレイだしゴミとか落ちてないし。落書きもないし、座り込む若者もいない。

丘の上の斜面にある街なので、あちこちに階段や細い路地があって楽しい。

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楽しそうな道に気の向くまま歩いたり登ったりしていたら、いつのまに街を見下ろすところに来てました。

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引き返さず、道なりに歩いて行ったら、ロッカマジョーレに到着。 

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天気は良くないけれど、良くないなりに感動した景色がこちらです!

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サン・フランチェスコ聖堂

ここも内部は写真撮影が禁止。なので素晴らしかったフレスコ画、装飾、色鮮やかな天井画などはすべて自分の記憶の中オンリーです。

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素人的に思うのはやっぱり、清貧を主張して、貧しい生活を良しとしていた聖人のために建てられた大聖堂がこの豪華さってどうなの。ということです。

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この疑問に対して、シンプルに納得できる答えって誰も出せないんじゃないかなあ。「財産を持つのは悪」という考えって、一人一人が勝手にやる分には良いことかもしれないけれど、大勢でやり始めた途端に現実離れしますよね。

 

ところで、内部の絵画は本当に素晴らしかったです。一番のお目当て「傾いたラテラノ大聖堂を支えるフランチェスコ」(の夢を見るインノケンティウス3世)の本物フレスコ画とも対面できて大満足。ジョットの連作は興味深いエピソードが鮮やかに描かれていて、面白かったです。

 

ところで、このフレスコ画の連作の中で面白い場面がありました。

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小鳥に説教するフランチェスコ (ジョット)

小鳥に説教する聖フランチェスコ

・・・こんな人が現代にいたら、ただの頭おかしい人扱いですよ・・・。小鳥にキリスト教の素晴らしさを説いたってことでしょうか。「餌を見つけたら独り占めせずみんなに分け与えなさい」とか言ってたのだろうか・・・。小鳥からしたらたまったものではないような。

後から知ったのですが、このエピソードも大変有名な話なのだそうです。ジョットにも、他の画家たちにも描かれたモチーフです。たしかに、小鳥に説教ってインパクト大きいです!

なお、このように自然を愛する聖フランチェスコの姿勢が評価(?)され、今では環境保護守護聖人ってことにもなっているらしいですよ。

 

ちなみに聖フランチェスコとほぼ同世代で、パドヴァの聖アントニウスという聖人がいます。彼はフランチェスコを大変に尊敬して、フランシスコ会の修道士となった人ですが、この聖人には「魚に説教する」という逸話があるらしい・・・。師匠フランチェスコへの対抗意識??と疑ってしまいます。

(こういうのは、得てして本人の意図しないところでの、熱心なファンによる印象付けだったりするので、対抗意識を持ったとしたらきっと聖アントニウスのファンでしょう。エピソード自体もファンが作り上げたものかも、と想像。)

どこかの美術館でまさに「魚に説教する聖アントニウス」という絵も見たことがあります。

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これこれ。チューリッヒ美術館でした。

と、こういう感想は置いておいても、とにかく素晴らしい教会です。聖フランチェスコのことを全く知らずに入っても感動する、絵画で埋め尽くされた見ごたえ抜群の教会でした。

 

行きそびれたサンタ・キアーラ教会

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サン・フランチェスコ聖堂を堪能した後は、とうとう雨。

ロッカマッジョーレなどでふらふらしていたので、サンタ・キアーラ教会に行ってないことに気がつきました。

しかし、例によって土曜の夕方のミサっぽいものが執り行われていて、入れませんでした。17時前くらいです。

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明日、もし行けたら行ってみようと思います。

 

ディナー Taverna dei Consoli

夜はホテルの近くのレストランに行ってみました。

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なかなか美味しかったです。

店内に、アッシジの街や修道士を描いた絵が飾ってあって可愛かった。アッシジ生まれのイラストレーターとかの作品かも。

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聖人ビール

サン・フランチェスコ聖堂までの道沿いにはたくさんのお店やお土産屋さんがあって、宗教グッズから食料品、服や食器などいろんなものが売っていました。

そのうちの食料品店で買った、聖フランチェスコビール。

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王冠にも似顔絵がついていて可愛い。

ご当地ビールって、旅行に来た!て感じがするから楽しくて好きです。

 

(続く)