超個人的★ヨーロッパ旅行のHow To

ヨーロッパに住んでいる旅行好きです。バックパッカーやキャンプなどはしません(できません)・・・。公共交通機関ばかり利用してきた、これまでの個人旅行記録と旅のHow To。

【北マケドニア旅行記】2:スコピエ近郊の3つのビザンティン教会を、タクシーで回る

北マケドニア旅行記、1日目。首都スコピエのビザンティン教会を見に行きます。

 

目次

 

聖パンテレイモン修道院@ゴルノ・ネレヅィ

ホテルにタクシーを呼んでもらって、15時頃から出発です。運転手さんは、英語でたくさん話しかけてくれて、物腰の低い、丁寧な態度のとっても好感の持てる人でした。

まずは市内から一番近いという、山の上の聖パンテレイモン修道院に到着です。

f:id:tabikichi:20190405234137j:plain

5つのドームを乗せた、典型的な美しいビザンティン教会。いい形です!

f:id:tabikichi:20190405234156j:plain

真ん中のドームを除く4つのドームが、四角柱ってところが面白い。丸いドームを乗せるため、支柱は8角形や12角形を取ったりするのが多いと思うのだけど、デザイン的にあえて四角くしたのかな~

f:id:tabikichi:20190405234225j:plain

正面です。2ユーロ(120デナリ)の入場料がかかりました。内部の撮影は禁止。

f:id:tabikichi:20190405234403j:plain

裏から見たところ。

f:id:tabikichi:20190405235025j:plain

逆光ですが、後陣部。

f:id:tabikichi:20190405235058j:plain

良いです。やはりビザンティン教会建築は美しいです。

内部のフレスコ画も凄く良かったです。

最後、修道服の人が話しかけてきました。12世紀の教会であること、地震で天井が落ちて、その部分は再建されてること。

あとで本を確かめてみたら、かなり色鮮やかで最近の絵なんじゃないの?と思ってた、壁の低い部分の絵が12世紀のフレスコ画で、色あせて古そうに見えた天井付近の絵が、再建後のフレスコ画でした。

 

アンドレア教会@マトカ渓谷

山を降りたら、スコピエ市内と反対方向に向かいます。

目的地はマトカ渓谷。マトカ渓谷というのは、週末にスコピエ市民が遊びに行くレジャー場所なんだそう。この道も土曜に来たら車だらけで全然進まないよ、と運転手。

f:id:tabikichi:20190406051809j:plain

湖や、良さげな渓流を横目に、谷間の駐車場で停車。ここから先は歩いてしか行けないのだそうです。

けっこう日が傾いてきてるので、早足にて歩きますが・・・

f:id:tabikichi:20190406051925j:plain

ちょっと早足がもったい!凄い景色。

f:id:tabikichi:20190406051939j:plain

ダムです。

f:id:tabikichi:20190406052009j:plain

せり出した崖の下を、ダム沿いに歩く。

f:id:tabikichi:20190406052041j:plain

大分行ったところに、マトカキャニオンの門。

f:id:tabikichi:20190406052112j:plain

門をくぐると、崖の下に小さなビザンティン教会がありました。このロケーション、素晴らしすぎる。

f:id:tabikichi:20190406052144j:plain

f:id:tabikichi:20190406052142j:plain

ドームが一つだけのひっそりと小さな教会です。

f:id:tabikichi:20190406052226j:plain

ここも2ユーロの入場料がかかりました。中は撮影禁止。小さい聖堂ですが、青色がキレイな、印象的なフレスコ画でした。

f:id:tabikichi:20190406052358j:plain

すぐ側にはホテルとレストラン。

f:id:tabikichi:20190406052414j:plain

カヤック体験?の案内かな。

f:id:tabikichi:20190406052459j:plain

船に乗って渓谷の奥のほうに行ってみたい!

f:id:tabikichi:20190406052520j:plain

景色を堪能してゆっくりしたい場所でしたが、日没までに最後の修道院を見学したいので、後ろ髪引かれつつ、早足にて戻りました。

f:id:tabikichi:20190406052603j:plain

ダム湖のアヒル。 

 

聖マルコ修道院@マルコフ・スシチャ

タクシーはもと来た道を戻り、スコピエ市内に向かいます。最後はヴォドノ山をぐるっと回って反対側、マルコフ・スシチャという地域にある修道院を目指すのです。

日没が近づいてきて、焦ります。中に入れなかったら、せめて真っ暗になる前に外観だけでも・・・

途中、大規模な工場の廃墟ばかり集まったエリアを通りました。社会主義だったときの、ガラス工場とか、化学系の工場でした。けっこう走ってるのに、なかなか工場地帯が終わらない。かつて国民はみんなここに勤めていたそうです。タクシー運転手の両親もここで働いていたという話を聞く。

工場を抜けるとだんだん田舎になってきて、途中、牛の群れに道を塞がれそうになりながら、到着しました。

f:id:tabikichi:20190406072028j:plain

ぎりぎり日が出てます。ありがとう!運転手さん。

f:id:tabikichi:20190406071647j:plain

近くに川があるみたいで、心地よい音が聞こえる。

f:id:tabikichi:20190406072059j:plain

しかも開いてました。

f:id:tabikichi:20190406072113j:plain

ドアの外側にフレスコ画

ここは3つの修道院の中でも一番大きく、内部装飾も最も素晴らしかったです。内部の壁・柱・天井が一面フレスコ画に覆われてました。

相変わらず写真が禁止なので、中の写真はありません。しかし・・・力強いタッチの絵ですごく魅力的でした。損傷している部分がほとんどなく、古そうなイコノスタシスも良かったです。

f:id:tabikichi:20190406073118j:plain

横の入口の上にも絵。

f:id:tabikichi:20190406073137j:plain

拡大してみました。

f:id:tabikichi:20190406074648j:plain

後ろからみたところ。細長い形。軍艦巻きっぽいです。

入口の三角屋根の部分は後からつけられたものだと思います。

f:id:tabikichi:20190406074724j:plain

ちょっと田舎の地域にある、大きな敷地を持つ美しい建物でした。 川の音と周りの田舎感も雰囲気良くて、大満足。

 

オールドバザールで下車

最後はオールドバザールで下ろしてもらいました。もう真っ暗です。

気になるメーターは2500マケドニアデナリでした。ユーロだと40ユーロくらいです。予定してたのより大分安かった。運転手さんに感謝。

 

ディナー

再びオールドバザールでディナー。夜も賑わってるのかと思いきや、けっこう店じまいしてて、暗くなってました。

f:id:tabikichi:20190407071957j:plain

f:id:tabikichi:20190407072001j:plain
f:id:tabikichi:20190407072006j:plain
f:id:tabikichi:20190407072027j:plain
f:id:tabikichi:20190407072024j:plain

Destanというレストランで食事。ケバブと、チキンと、マケドニアの豆のオーブン焼き。この豆料理、優しい味で美味しかった。それと、マケドニアワインがなかなか美味しかったです。

f:id:tabikichi:20190407072949j:plain

闇に浮かぶミレニアム十字。

f:id:tabikichi:20190407073012j:plain

スコピエは夜景の綺麗な街です。

f:id:tabikichi:20190407073028j:plain

 

(続く)


【北マケドニア旅行記】1:スコピエは彫像だらけの街

北マケドニア旅行記、1日目。首都スコピエのビザンティン教会を見に行きます。

 

目次

 

スコピエ空港からタクシー

スコピエに到着したのは、ちょうど昼頃。

f:id:tabikichi:20190405215704j:plain

市内行きのバスの時間まで、40分待たなければならない状況でした。

この後、お昼ご飯を食べて、ホテルにチェックインして、ホテルにタクシーを依頼して、暗くなるまでに微妙に距離のある3つの教会を回る予定です。つまり、あんまり時間がない。

f:id:tabikichi:20190405215838j:plain

バスを待っている時間がもったいない!ので、タクシーにしました。固定料金で20ユーロ。

f:id:tabikichi:20190405215918j:plain

 

噂どおり、彫像が乱立する街

f:id:tabikichi:20190405215935j:plain

スコピエは、ロンドン払い下げの赤い2階建てバスが走る街でした。

ホテルの目の前の商店街から、アレキサンダー大王の巨大彫刻が見える。

f:id:tabikichi:20190405220004j:plain

どこを見ても巨大な彫刻・彫像が乱立してます。

f:id:tabikichi:20190405223044j:plain
f:id:tabikichi:20190405223047j:plain

f:id:tabikichi:20190405223027j:plain

アレキサンダー大王の立派な彫像を見ながら思うのですが、この北マケドニアって国は旧ユーゴスラビアで、つまり国民はスラブ民族ですよね。

スラブ民族って、6世紀ごろにバルカン半島に移住してきた民族なんですが、なんで古代マケドニア王国のアレキサンダー大王を崇拝してるっぽい国づくりになってるんでしょう。

たしかに土地は古代マケドニア王国があった場所だし、その土地の偉人には違いないです。でも、このアレキサンダー大王の持ち上げっぷりが、まるで自分たちの祖先、国としてのアイデンティティアレキサンダー大王だと言ってるように外国人からは見える。

違うと思うんだけど・・・?古代マケドニア王国の末裔は一応お隣のギリシャ人ってことになると思うんだけどどうなんですかね。(そりゃギリシャも文句も言いたくなると思う)

すごい不思議です。小学校などで、自分たちのルーツをアレキサンダー大王と絡めてどんなふうに教えてるんだろう。

 

オールドバザールでランチ

巨大アレキサンダー大王のマケドニア広場を通って、オスマン時代の石の橋を渡ったら、トルコ風のオールドバザールです。

f:id:tabikichi:20190405225508j:plain
f:id:tabikichi:20190405225510j:plain

ケバブを焼いてる適当な店に入る。

f:id:tabikichi:20190405225545j:plain

f:id:tabikichi:20190405225552j:plain
f:id:tabikichi:20190405225556j:plain

安くて美味しかった。

スコピエ城壁とか、山の上のミレニアム十字とかが見える。内陸国っぽい風景です。

f:id:tabikichi:20190405225750j:plain

f:id:tabikichi:20190405225757j:plain

 

スコピエのビザンティン教会めぐりはメータータクシーで

ホテルに戻って、フロントに行きたい教会リストを見せて、タクシーチャーターをお願いします。この交渉にちょっと時間がかかりました。

何しろ行き先がバラバラなんですよね。山の上、山の向こう、山の反対側っていう。

f:id:tabikichi:20190403051954j:plain

フロントのお姉さんはけっこう長いことタクシー会社と電話してましたが、どうも、全部回っていくら、という風には決められないそう。

金曜の夕方で、道が混む時間帯だから。ずっとメーターを回してるならいい、とのこと。でも合計いくらになるのかはわからない、教会の見学中もメーターは回しっぱなしになる、と。

マケドニアは物価の高くない国だし、この教会を見るために来たようなものだから、連れてってくれるなら何でもいいです。一応、80ユーロくらいが上限かな、と思ってました。空港から市内までが20ユーロだったことを考えると、何とかなりそうな気もする。

ということでタクシーを呼んでもらいました。

その後も、お姉さんが何度も、合計金額がいくらになるかわからないと繰り返すので、値段が高くなってもあなたの責任じゃないです、と言って安心してもらいました。

そんな親切なホテルはこちら。

f:id:tabikichi:20190405232814j:plain

www.booking.com

★が4つついてますが、アメニティは壁に備え付けられた液体ソープだけだった。笑。でも湯沸かし器と冷蔵庫と、冷蔵庫の中には有料ドリンクも入ってました。

すぐ向かいにマザー・テレサ記念館があって、バルコニーからはこんな教会が見えます。

f:id:tabikichi:20190405233142j:plain

教会めぐりの様子は次の記事で。

 

(続く)


【北マケドニア】スコピエとオフリドのビザンティン教会を辿る。行き方と観光ルート(丸1日と半日)

f:id:tabikichi:20190402193847j:plain

2019年3月。ギリシャのすぐ上に位置する、旧ユーゴスラビアマケドニア共和国。最近国名が北マケドニアに変わりました。11世紀~12世紀のビザンティン教会建築を見に行きます。

 

目次

 

北マケドニアの観光日程

航空券は以下を予約。

1日目(金)11:40 スコピエ空港着
2日目(土)オフリドに日帰り
3日目(日)12:35 スコピエ空港発

観光できる自由時間は、1日目の昼から2日目の夜まで、丸1日と半日です。3日目は帰るだけ。

本当は世界遺産の街、オフリドに泊まりたかったけど、3日目の飛行機の時間までに無事にスコピエに戻れるか不安なので、スコピエに2泊します。

宿泊地はスコピエ中心部のこちら。

www.booking.com

 

スコピエ観光ルート

スコピエでは、聖パンテレイモン修道院、聖アンドレア教会、聖マルコ修道院の3つの教会に行ってみることにしました。

f:id:tabikichi:20190403051954j:plain

ホテルのある市内中心部から、どの修道院もそれぞれ、車で片道30~40分の距離です。

調べた感じ、どの行き先へも一応路線バスが出てるっぽい。しかし、市内中心部から山の上(聖パンテレイモン修道院)、山向こうの渓谷(聖アンドレア教会)、山の反対側(聖マルコ修道院)を効率良く回ってくれる路線バスなど、あるはずもなく。

ホテルでタクシーをチャーターして、3つの修道院を回る予定にしました。微妙に距離あるので、これを回りきるだけで、1日目の午後いっぱいかかるんじゃないかと予想。

オフリドへはバスで日帰り

オフリドへはスコピエからバスで日帰りする予定。片道3時間半です。

スコピエオフリド間のバス時刻表

スコピエオフリド間はバスで3時間30分。バス時刻はここで調べました。

https://www.balkanviator.com/en/

OriginにSkopje (MKD)、DestinationにOhrid (MKD)を入れれば検索できます。

f:id:tabikichi:20190403053300j:plain

朝9時発のバスで行くことにしました。12時のお昼時に着く予定です。スコピエのバスターミナルはここ。鉄道駅の中にあります。

f:id:tabikichi:20190403054154j:plain

ホテルからはぎりぎり歩ける距離。タクシー乗ってもいいけど。

同じサイトで復路も検索できます。帰りは18時のバスに乗ることにしました。

f:id:tabikichi:20190403090038j:plain

スコピエには夜21時半着の予定。

ところで、オフリドのバスターミナルの場所はよく分かりませんでした。これじゃないかな?と思った場所はあるけれど、確定的なことはよくわかんないままだったので、当日行って確かめようと思います。

オフリドの観光ルート

オフリドに着いたら、徒歩かタクシーでオフリド湖まで出ます。

そのあと、オフリド湖畔の教会を歩いて回ろうと思います。もし時間が余ったら、タクシーなどで聖ナウム修道院まで遠征するのもありかもしれない。

f:id:tabikichi:20190403055147j:plain

事前調べによるオフリドのバスターミナル(仮)は観光地からけっこう離れてました。タクシー移動が簡単そうです。 

 

(続く)