超個人的★ヨーロッパ旅行のHow To

ヨーロッパに住んでいる旅行好きです。バックパッカー、キャンプ、ユースやドミトリー泊などはしません・・・。公共交通機関(やタクシー)ばかり利用してきた、これまでの個人旅行記録と旅のHow To。

雑感:ミラノのおしゃれなお店はどこにある? おしゃれショップをリサーチして、買い物マップにしました。

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2017年9月。おしゃれな街にショッピングに行こう、と思ってミラノに行くことにしました。が、おしゃれなお店がどこにあるのか、全然わからない。

目次

 

 

ファッションの街ミラノ

イタリア・ミラノは世界的に有名なファッションの街。

雑誌のおしゃれ特集やファッションスナップでは、シャレオツ―なミラネーゼをたくさん見ますし、実際にミラノコレクションていうのも行われてます。

さて、久しぶりにおしゃれな街でショッピングとかしたいなあと思い、ミラノに行こう!と思ったのですが、具体的にミラノのどこで買い物をすれば良いのか、全くわからないことに気が付きました。

 

ミラノのおしゃれショップはどこにある?

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イタリア好きなので、北イタリアの各都市に行く中継点となるミラノは、これまでも何度か訪れています。

手元のガイドブック(地球の歩き方)には日本女性なら誰でも知っている有名ブランドがずらり。これを参考にミラノの街を歩いたことがありますが、全体的にファッショナブルな雰囲気が漂ってはいるものの、一つ一つのお店で「ここで何か買いたい!」という感じを受けないのが正直なところ。

 

これまで、モンテナポレオーネ通り(有名ブランド街)、ブレラ地区(おしゃれ地区)、ポルタガリバルディ周辺(有名セレクトショップがある新興おしゃれ地区)を歩いてみました。

・・・ですが、なんていうか、へぇーという感想で終わってしまいます。興奮するほどファッショナブル、よだれが出るほど素敵なモノに巡りあったか、というと、そうでもないのです。

 

だいたい、目立つのは超高級ブランド(プラダとかグッチとか)とファストファッション(H&Mとか)です。

デパートもありますが、うん、デパート・・・という感じ。結局中はブランドだし。

知らないブランドの小さなお店でも、ウィンドーをのぞくと、軒並み高額で、とにかくすごく入りにくそうな雰囲気。

有名セレクトショップは、感度が高すぎて現代アートの博物館といった様相。

 

・・・ミラノってこんなものなの?

ミラノのファッションスナップなどに出てくる人たちは、全員超高級ブランドとファストファッションで固めているのか??

いや。そんなはずはないのです!


自分が知らないだけなんです、何で知らないかというとガイドブック(地球の歩き方)しか見ていないから。

それで反省した自分は、おしゃれショップをちゃんと探してからミラノへ行くことを決めました。

 

ミラノのおしゃれショップについて、猛然と調査

インターネットを駆使し、こちらで手に入る情報を手当たり次第に検索。


参考にしたのは、
・ミラノ特集のあるファッション雑誌のバックナンバー(キンドルでゲット)
・ファッション関係の人(バイヤーなど)のブログ検索
・「ミラノ 古着」などのキーワードの検索結果や個人のブログ情報
です。

特にファッション雑誌は、お店情報以外も大変参考になりました!めくるだけでうっとりさせるのはさすが・・・。旅行欲・買物欲が高まります。

CREA Traveller ”ミラノから始まるもう一つのイタリア ”(2014年秋号)

FIGARO Voyage ”ミラノ、ヴェネツィア、北イタリア巡り。”(2016年6月)

そして、セレクトショップ、古着、アウトレットを中心に、このようなミラノファッションマップが出来上がりました。

 

 

そして実際に行ってきた結果は・・・

短い滞在期間では、これらのお店の半分も回れませんでした。でも、調査のおかげで満足のいくショッピングができました!

今後もミラノに行くことがあれば、このマップを頼りにちょっとずつ回って見ようと思います。


調べてみて、行ってみて思ったこと

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ミラノ、というかイタリアは紳士服が強い?

ブログ検索すると紳士服、紳士靴のオーダー体験談や、そのような靴や服の職人と会えた、みたいな体験談がたくさん出てきます。そうした情報の発信者はみな男性。一方女性もののオーダーメイド系の情報はすごく少ない印象でした。

どうもミラノには有名テーラーや靴職人が何人もいるみたい。おしゃれ男性にとっては、すごく楽しそうでうらやましいです。

 

ブランド街にも個性的なお店はあった

調べてみると、モンテナポレオーネ通りや、その横のスピーガ通りなどにも、高級でありつつもこじゃれたセレクトショップやこだわりブティックがあることが分かりました。

なんとなく通るだけじゃ気が付かないし、実際今まで通り過ぎていました。

 

見るだけじゃダメで、コミュニケーションが必要なのかも

いくつかのセレクトショップに入ってみて思ったのは、「見てるだけなんです~」じゃ、ほんとに素敵なものは見れていないかも、ということです。

最初に入ったセレクトショップで一通り店内を見て、あんまりほしいものなかったな~そろそろ出よう、というときに声をかけてきた店員さん。

そこではとりあえず「見てるだけなんです」と言ってそそくさと出てきてしまいました。

が、次に入った店で同じように声をかけられたので、ためしに「アーリーウィンター用のコートを探しています」と行ってみたところ、すぐにお店の地下からたくさんのコートを出してきてくれました。

それが全部、さっきまで見ていた店内にあったものとは別の商品で、かつ、すごく素敵!

いくつか着てみて、こっちよりこっちが良い、こういうのが好き、と好みを伝えると、またもや素敵なものを出してきてくれる。そしてコートに合わせたスカーフやアクセサリーなんかも出してきてくれます。

結局そのお店でコート買いました。こちらのお店です。

www.biffi.com

最初に予算を伝えるとかしても良かったのかも。

また、ほとんどの店員さんは英語で話しかけてきてくれます。拙い英語でも、コミュニケーションを試してみると良いことがあるかもしれません!

 

古着が面白い

もともとアンティーク市なども大好きなので、古着に抵抗はありません。ミラノの有名古着屋は、品ぞろえも豊富でおしゃれな服や小物、ドレスが豊富に揃っていて、とても面白かったです。

西洋人のサイズは日本より大きいイメージがありますが、イタリア人は余り背も高くないので、そこまでガバガバのものはありませんでした。あくまで自分比ですが・・・

それと、イタリアは職人の街ということなのか、店員さんも、「こことここを詰めればいい」みたいなアドバイスをくれます。「この街では古着をちょっとした修理に出すのはすごく簡単で当たり前のことよ」とのことでした。

 

アウトレットも楽しい

行ったのはエトロのアウトレットですが、やっぱりこういうところも古着と同じく、掘り出し物を見つけたい欲が働くのか、楽しく過ごせてしまいます。

たまたまかもしれませんが、このときは日本人の店員さんがいました。

 

何度も行きたくなるミラノ

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こうやってちゃんと調べてみると、まだまだ面白そうなお店がたくさんありそう。今回行けなかったお店も行ってみたいし、アウトレットもめぐってみたい。

お財布に余裕が出来たら、また行こうと思います!

 

Booking.com

ミラノのショッピング旅行が決まったら、ホテル探し。 

 

CREA Traveller Summer 2019 (ダ・ヴィンチの愛したイタリア)