2017年4月。イタリア海洋国家を訪ねるシリーズ、満を持してヴェネツィア行きを計画し始めました。限られた日程の中で悔いのないように観光するべく、やりたいことや行きたいところをピックアップ。
目次
満を持してヴェネツィア
イタリア海洋国家の中でも飛び抜けて存在感の大きい、ヴェネツィア。
行きたい~と前から思っていたけれど、満足な観光には長期的な休みが必要だと思って、なかなか旅行が実現していませんでした。
ふと、このままではいつまでたっても行けないと思い、いつもの週末とその前の金曜日の夕方から、3日間で行って帰ってくることを決めました。
ただし、見どころがありすぎるヴェネツィア。どうにかしてやりたいこと・見たいことの優先順位を決めて、コンパクトに観光する必要があります。
ヴェネツィアの観光時間と宿泊地
早速取った航空券はこちら。
1日目(金)21:25ヴェネツィア空港着
3日目(日)20:10ヴェネツィア空港発
観光できる自由時間は2日目の土曜日を丸1日と、3日目の日曜夕方17時くらいまで。合計丸1日と9時間です。
ホテルをどこにするかは、けっこう悩みました。
見どころの多いヴェネツィアで効率よく観光するためには、どうしたって観光地ど真ん中のホテルの方が都合が良いのです。
・・・が、高い!!ヴェネツィアは物価が高いとよく聞きますが、本当に高い。いつも旅行時に何となくの基準となっている個人的一泊予算を軽々と越えていきます。。。
でもこれはしょうがない。一泊予算を軽々と超えた値段で、その中でもかろうじて支払えそうな、かつ、サンマルコ広場近くのこちらのホテルを予約しました。
ヴェネツィアで行きたい、やりたいこと
そうと決まったら、行くべきところの取捨選別です。
ガイドブックも分厚く、大量に情報のあるヴェネツィア。たった2日間で全部を見ることは不可能です。
なので、まずは自分の心に忠実に、ヴェネツィアで行きたい、やりたいと思ったことを順位づけてみました。
1.サンマルコ広場周辺のドゥカーレ宮殿、サンマルコ寺院を見ること。
やっぱ一番の観光ハイライトでしょう!
2.本島各所に散らばるたくさんの教会と、そこにある絵画を見ること。
イタリアと言えば教会。ただ教会だけじゃなくて、中には素晴らしい絵画や彫刻で彩られています。もともと教会自体も好きだし、美術品目当てに訪ね歩きたい。
3.グランド・カナル沿いの豪華な邸宅群を見て、中にも入ること。
ヴェネツィアと言えば運河!その運河沿いに並ぶ豪邸群は必見です。
4.運河の街の中をうろうろ散策すること。
縦横に水路の通った細い小道やいくつもの橋。これほど散歩や街歩きの楽しそうな街が他にあるのでしょうか・・・。街歩きは必須です。
5.美術館、博物館を見学すること。
フィレンツェと並んで、ルネッサンス時代の芸術の主流となった、ヴェネツィア派。有名なところではアカデミア美術館があります。
6.周辺の島々を訪問すること。
ヴェネツィアの周りにはかなり魅力的な島がいくつもあります。喧騒を離れて、こんな島をのんびり歩きたい。
7.ゴンドラに乗ること。
ヴェネツィアと言えばゴンドラ~
上記はやりたい順に並んでいます。
まず、ゴンドラを排除しました。何となく、歩いたほうが小回りが利きそうだから。すごく疲れて、時間が余ってたら乗るかもしれない。
その次に、ムラーノ島やブラーノ島など、外の島を排除しました。2日間の観光中に行って行けないことはないけれど、本島の観光地を残したままでは心残りになりそうだったので。(島は島として、別に訪問しました。)
ということで観光はヴェネツィア本島に限定されます。
それと、美術館。ヴェネツィアの有名なアカデミア美術館については、行かないことにしました。街歩き中に入ってしまうと、体力を奪われる・・・気がしたので。やっぱり街中をうろうろして、教会や豪邸の祭壇画鑑賞を優先することにしました。
結局30か所以上の観光ルートが出来てしまいました!詳細は次の記事で。
(続く)
≪ヴェネツィア旅行計画≫