冬のトリノ旅行記。街中を観光しながら美味しいものを食べる旅行、1日目です。
(旅行計画はこちら)
【トリノ】冬のトリノにトリュフを食べに行こう(丸1日と6時間) - 超個人的★ヨーロッパ旅行のHow To
【トリノ】美食の街トリノの1泊2日観光ルート(丸1日と6時間) - 超個人的★ヨーロッパ旅行のHow To
目次
- バスは信用ならず
- ランチ・Pastificio Defilippis
- トリノピエモンテカードのピックアップ
- エジプト博物館、混雑
- ホテル Hotel Des Artists
- マダーマ宮
- 王宮、王宮武器庫
- ドゥオーモ
- サン・ロレンツォ教会
- 夕方のトリノ
- ディナー・Vintage 1997
バスは信用ならず
トリノ空港からは空港バスでポルタヌオーヴァ駅まで行く予定でした。
しかし、バスがすごく遅れていて、バス乗り場は長蛇の列。15分間隔のバスなのですが、20分くらい待っても来ません。30分ほどしてやっと一台来たと思ったら、乗れたのは行列していた人たちの一部のみ。案内の人に聞いてみたら、次のバスも30分後ぐらいだそうで。
ランチの予約時間もあるので、タクシーで行くことにしました。37ユーロしました。高かったですが、しょうがない。
ランチ・Pastificio Defilippis
店内は混雑していましたが、予約していたのですんなり二階へ通してもらえました。お昼なので簡単に、と思って、パスタ一品ずつとトリッパの煮込みをシェアしました。このパスタが、普通のパスタのように見えて絶品でした!パスタと言ったら、しばらくここのお店のパスタを思い出すほど。
こんなお店です。トリノ、最初っから美味しい!!
トリノピエモンテカードのピックアップ
トリノピエモンテカードをピックアップしに、駅前のインフォメーションセンターへ行きました。
駅です。インフォメーションは、ガラスでできた、大き目の電話ボックスみたいな形をしています。
無事カードをもらって、いつでも観光できることになりました。
エジプト博物館、混雑
このままホテルにチェックインする前に、エジプト博物館に行ってみよう!と、テンション高く行って見たのですが・・・なんか人込みあるな、と思ったらエジプト博物館のチケットの行列でした。
トリノピエモンテカードは、博物館や美術館に無料で入れますが、入る前にチケットと引き換えが必要です。なので、行列があれば並ばないといけないのです。
土曜の午後の混雑っぷりにショックを受けて、翌日の朝、開館とほぼ同時に入ることにしました。
ホテル Hotel Des Artists
少し歩いたところにあるホテルは、道路沿いのピンクの壁が目印です。
部屋もそこそこ広くて、申し分ない感じ。
マダーマ宮
正面は優雅なマダーマ宮ですが、後ろは二つの塔が要塞のようです。
そしてこちらが正面。
展示されている美術品よりも、美しい宮殿装飾が素敵でした。
王宮、王宮武器庫
次は王宮へ。横にサン・ロレンツォ教会の美しいクーポラが見えます。
豪華な部屋をいくつか見学。
そしたら、細い渡り廊下みたいな王宮武器庫です。
武器は美術品として収集されていて、綺麗に飾り付けられていました。
すごい鎧・・・と思ったら。後ろー!
鎧兜の表情が特徴的でした。
なかなか個性的なデザインが多くて楽しめます。
武器庫の突き当りには、ヨーロッパのどの王宮・王室にも必ずある、中国や日本の陶磁器で飾り立てられた部屋がありました。
このあとサバウダ美術館を見たはずなのですが、体力を消耗していたのか、写真がありません。かなり広い館内で迷いそうになったのは覚えています。じっくり見たら、たぶんすごく時間のかかる美術館だったと思います。
ドゥオーモ
外にでてドゥオーモに行きます。いよいよ聖骸布の地へ。
内部は簡素でした。
聖骸布の展示。この箱の中に本物があるってことなのでしょうか。
ドゥオーモの一角では、テレビモニターにて聖骸布がどういうものであるかのビデオが上映されていました。
サン・ロレンツォ教会
ドゥオーモのすぐ近くのサン・ロレンツォ教会です。ここはドゥオーモと比べると装飾が豪華です。
そして、この教会の奥の小部屋に、トリノ聖骸布のレプリカが展示してありました。ここでやっとトリノ聖骸布というものがどんなものか、全貌を確認できました。
この細長い布の真ん中から左右対称に、キリストの全身像の影が映っているということなのだそうです。まあ、そういう風に見えなくもない。。
模様みたいに見えるのは、火事で焼けたところだとか。遺体を包んでいただけでなぜそれが写真みたいに写し込まれるのか?明日行く予定の聖骸布博物館が少し楽しみになってきました。
夕方のトリノ
12月なので、カステッロ広場ではクリスマスマーケットが出ていました。
ディナー・Vintage 1997
予約していたレストランにてディナーです。内装も素敵。
前菜、味よしです。
このあとはパスタです。トリュフに合うおススメのパスタを聞いて注文済み。そこに追加でトリュフを削ってもらうのです。
前菜のお皿を下げられたあとに、コトっと無造作に置かれたトリュフ。
これが、ただ置かれてるだけなのに、テーブルの側を誰かが通り過ぎるたびに、ふわっ、ふわっ・・・と香ってくるのです。たまらんです。
これがトリュフを削ってもらったパスタ!美味しい!!トリュフの香りすごい!
トリュフもピンキリっていうか、あんまり香ってこない、味のしないトリュフというものに当たったこともあるのですが、お高いお店で出されるやつは一定程度ちゃんとしています。ここのトリュフもさすがの香りでした。
メインの肉料理。このあとデザートも食べておしまいでした。お腹いっぱい。
夜のトリノ。
(続く)
≪トリノ旅行計画≫