ゼンパーオーパー(Semper Oper )、またはザクセン州立歌劇場は、ドレスデンにある歌劇場です。以前(東ドイツ時代)の名称はドレスデン国立歌劇場。
ゼンパーオーパーというのは、このオペラハウスを設計した建築家ゴットフリート・ゼンパーの名前をとったもの。ここを本拠地としているオーケストラ、シュターツカペレ・ドレスデンも有名です。
もともとはザクセン選帝侯国の宮廷歌劇場で、その起源は1667年にさかのぼるそう。現在のゼンパーオーパーは1841年に建設されたもので、カール・マリア・フォン・ウェーバー、リヒャルト・ワーグナーなどが音楽監督を務めてきたそうです。
実際にチケットを取って、行って観てきた感想です。
1.場所
ゼンパーオーパーは、ドレスデンの観光の中心地に位置しています。すぐそばにはツヴィンガー宮殿、アルテマイスター美術館、レジデンツシュロスなどがあります。トラム4,8,9番のTheaterplatz駅が最寄り駅です。
2.チケット購入
ゼンパーオーパーのホームページをチェック。英語に切り替え可能です。
演目とスケジュールは、上部の Calendar / Tickets を選択。スケジュールと演目を確認できます。open filters からオペラ、バレエ、シュターツカペレ、などと選べるので、観たいものが何となく決まっている場合はこちらから選ぶのも便利。
気になる演目があったら、タイトルをクリックして、その後「Buy TICKET」を選ぶとこのページに飛びます。
Best seatのページでは、座席のカテゴリー(値段が異なる)から必要な枚数を選ぶと、そのカテゴリーの空席の中から自動的に席が割り振られ、購入手続きに進めます。
自分で座席表を見ながら選びたい場合はSeating chartをクリック。
色のついている座席が購入可能な座席です。クリックすると、その座席からのステージビューが画像で表示されます。
例えば1.Rang(1階席)の2列目。結構遠いです。(Kindは子供料金が設定されている場合に表示されるようです)
Parkett(平土間席)の1列目、2.rang(2階席)の1列目。Parkett1列目はかなり見上げなければならず、首が痛くなりそう。
3.Rang(3階席)1列目と4.Rang(4階席)3列目。Parkettは別として、その他の席は、何階席であっても、1列目はわりと視界が良いようです。
購入したい座席が決まったら、画像の右下の「ADD TO CART」をクリックして、購入手続に進みます。
Continueをクリックすると、このような追加注文ボックスが出てきて、休憩時間の飲み物などをチケットと一緒にオーダーできます。
一番上はパンフレット。2番目はドイツ語のミニガイドツアー。3番目は、軽食とスパークリングワインのセット。4番目はピルスナー、ビールです。5番目はザフト、ジュースです。その下がゼクト、スパークリングワイン。ヴィラゾルゲンフライというのはドレスデン近郊の産地名かとおもわれます。
Continueをクリックして、購入手続へ進めます。このウェブサイトでは会員登録しなくとも、「ゲストとして購入する」というのが選べます。
チケットは、家で印刷するか、チケットオフィスで受け取るかを選べます。
どちらか選んで、ペイメントメソッドを選択し、チェックアウトできます。
3.座席
購入手続きまで行かずに歌劇場内の座席を見る場合は、Your Visit → How to get tickets → Seats ant Plices から確認できます。オペラとバレエ、コンサート、また演目によっても値段設定が変わります。
How to get tickets - Semperoper Dresden
例えばOpera and Ballet Iの場合はこのような感じ。
座席用語
Parkett 平土間席
1.Rang 1階席
2.Rang 2階席
3.Rang 3階席
4.Rang 4階席
Loge ボックス席
Links 左
Rechts 右
実際の座席
ステージ側から見上げてみた写真です。
手前に並んでいるのがParkett(平土間席)です。その上が下から1.Rang、2.Rang、3.Rang、4.Rangです。1.Rangの真ん中にあるせり出した部分がLoge(ボックス席)です。
この時の座席は3.RangのRechts側。一列目だったのですが、手すりの手前に赤い空調?のような台みたいなのがありました。
4.字幕
ステージ上部にある黒いのが字幕です。このときはモーツァルトのオペラで、演目自体はイタリア語。左側にドイツ語、右側に英語が出ました。
5.チケットとパンフレット
チケットとパンフレットです。パンフレットはホワイエやロビーに立っている係の人から、現金で買いました。
6.休憩時間
ドリンクカウンターは各所にある感じでした。チケット購入時に予約はしていなかったので、その場で列に並んで購入。
外観だけでなく、内装も豪華です。
7.その他
チケットオフィスが建物内にありません。チケットを持たずにゼンパーオーパーまで来てしまうと、その前の広ーいTheater Platzを道路の方に戻らなければなりません。下の地図の青い四角で囲った建物がチケットオフィスです。
チケットをネットで購入して、チケットオフィス受取にしている場合は気を付けてください。このような建物です。
また、「ダフ屋に注意、彼らから買わないように」という趣旨の注意喚起が、歌劇場入り口に表示されてました。そして、実際にダフ屋がいて、声をかけられました。けっこういるのかもしれません。
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