超個人的★ヨーロッパ旅行のHow To

ヨーロッパに住んでいる旅行好きです。バックパッカー、キャンプ、ユースやドミトリー泊などはしません・・・。公共交通機関(やタクシー)ばかり利用してきた、これまでの個人旅行記録と旅のHow To。

歌劇場★ウィーン国立歌劇場(Wiener Staatsoper)

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ウィーン国立歌劇場(wiener staatsoper)は、ウィーンオペラ座とも言われる、超有名歌劇場です。ヨーロッパのオペラ座と言えば、パリのオペラガルニエか、ウィーンのここか、というくらい。過去、古くはマーラーリヒャルト・シュトラウス、近年ではカラヤンなどの大音楽家が総監督を務めていて、この歌劇場のあるウィーンが音楽の聖地というのも頷けます。
実際にチケットを取って、行って観てきた感想です。

 

 


1.場所

ウィーン国立歌劇場は、ウィーンの中心・シュテファン大聖堂から見て南側、ホーフブルク宮殿のすぐ近くにあります。地下鉄だったらU1、U2、U4の Karlsplatz駅、バスならN60の Oper/Karlsplatz 駅、トラムだったら1番、2番、71番のKärntner Ring. Oper駅が最寄り駅です。

 

2.チケット購入

まずはウィーン国立歌劇場のホームページをチェック。英語に切り替え可能です。

Wiener Staatsoper

演目とスケジュールは、Season & Tickets から。ここを見ながら、観たいものを選択し、座席を選んで購入。・・・のはずが、座席表上は空席があるのに、どれを選んでもソールドアウトの画面になってしまって、購入できませんでした。

結局、公式ホームページでの購入は諦め、Culturallという代理店経由で購入しました。

Culturall - Online buchen, live erleben

日本語が選べます。ここで無事、チケットを購入できました。住所がヨーロッパの場合は郵送してもらえます。他は、自宅でプリントアウトして持って行く方法か、ブッキングコードを控えて歌劇場内のチケット窓口などで引き換える方法があります。

 

3.座席

劇場内の座席図は、オンラインでのチケット購入時に表示されます。購入手続きまで行かない場合は、シーズンごとに、座席とその価格を確認できます。

上の図は2022-2023シーズンの座席図。(SERVICE→TICKET SALES→SEATING PLAN & PRICES)

 Seating plan & prices | Ticket sales | Service | Wiener Staatsoper (wiener-staatsoper.at) 

 

座席用語

Parkett 平土間席
Mittelloge 中央ボックス席
Parterre グラウンドフロア(日本でいう1階)
1.Rang 1階(日本でいう2階)
2.Rang 2階(日本でいう3階)
Balkon バルコニー席(上から2番目の桟敷席。この劇場では4階部分)
Galerie ギャラリー(天井桟敷席。この劇場では5階部分)
Stehparterre  グラウンドフロア立ち見席
Proszenium Logen ボックス席
Mitte 真ん中
Halbmitte 準真ん中
Seite 端
Ganzseite 完全に端
Bühne 舞台
Rechts 右
Links 左
Sitzeplätze  座席
Stehplätze  立ち見席
Rollstuhl und Begleiter plätze 車椅子と介添者席
Sichteinschränkung 視界に制限のある席 
Reihe 列

 

実際の座席

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ステージ側から見上げてみた写真です。

中央部分の赤いところが一番良い席で、 Mittelloge(中央ボックス席)です。その下が Stehparterre 、立ち見席です。

一番下がParkett(平土間席)、その上の段がParterre(グラウンドフロア)のLogen(ボックス席)、その上2段目・3段目が1.Rang、2.Rangの Logenです。

Mittellogeの上の段がBalkon(バルコニー席)、一番上がGalerie天井桟敷席)です。

Stehparterre(グラウンドフロア立ち見席)を拡大してみました。

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座席のように見えたのは手すりでした。

他の階にも立ち見席はあります。Galerieの後ろにある立ち見席用の手すり。Balkonの後ろにも見えました。

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4.クローク

複数箇所、たぶん各フロアにありました。Logen(ボックス席)は専用のクロークがあるようです。

 

5.字幕

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Subtitles | Service | Your visit | Wiener Staatsoper

各座席に字幕モニターがついていて、なんと日本語字幕が選べました!これは良かったです。

よく見るとスポンサーにレクサスの名前。・・・そのためなのか、単純に日本人観客が多すぎるからなのか。いずれにしても特にオペラ鑑賞時にはありがたいです。

公式ホームページによると、立ち見席も含めて、全席に付いているようです。

 

6.チケットとパンフレット

Culturallで買ったチケットです。右下にバウチャー番号を手書きで書いています。パンフレットは、ホワイエの売店っぽいところで現金で買いました。これは現地で買わなくても、オンラインのチケット購入の際に、一緒に購入可能です。

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7.休憩時間

ホワイエやロビーがすごく豪華な空間で、広いです。でもその分、人も多いです。

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バーカウンターと立食テーブルは複数箇所にありました。事前に軽食やドリンクなどの予約ができるようでした。

ホームページを見ると、直接バーカウンターに行かずに、アプリで予約できたり、座席の字幕システムからも予約できたりするようです。

Catering | Service | Your visit | Wiener Staatsoper

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8.その他

私が行ったときはGalerie(天井桟敷席)に座ったのですが、立ち見も含めて混雑してました。そして、安い座席だったせいか、観客のマナーが悪かったです。

上演中にスマホで堂々と録画する人、初めて見ました。あれ、液晶が光ってて凄い目立つんですね。
他にも、立ち見席の観客で、上演と同時に通路の手すり側まで移動してきて、座って見ている観客の視界を塞いだり、通路に座りこむ人とか。さすがにスタッフが注意するんですけど、録画の方はしばらくしたらまた再開してました・・・。

たまたまこの時がそうだったと思いたいのですが、 どうなんでしょう。観光客が押し寄せる有名歌劇場ならではの事象なのかもしれません。

 

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