北マケドニア旅行記、2日目の続き。オフリド教会めぐり、そしてスコピエに帰るまでです。
目次
オフリド湖畔の教会めぐり
聖ソフィア教会を見たら、オフリド伝統住宅が並ぶ坂を上ります。
聖クリメント教会
急な坂を上って、登り切ったところ。門です。左方向に行くと、オフリドの要塞。
立派な門をくぐった中に、聖クリメント教会とイコン博物館があります。ガイドブックでは聖クリメント教会と紹介されてますが、もともとはパナギア・ペリブレプトス教会という名前で、そっちの名前で紹介されているものもあります。
ここも内部の写真撮影は禁止でした。入場料がかかります。
内部一面のフレスコ画は鮮やかで、見ごたえのある教会です。フレスコ画の面積が多いので、見るのにけっこう時間がかかりました。
聖堂の下の部分を囲むような部分は、後からつけられたもののように思います。
もともとの教会の外壁のフレスコ画を保護するための壁じゃないかな、と。
ちなみに、この教会の前からはこんなオフリド湖の絶景が。
上の方には要塞の壁が見えます。
プラオシュニク(初期キリスト教会遺跡と聖パンテレイモン教会)
次に初期キリスト教会の遺跡らへんを見に、坂を下ります。途中でみた古代劇場。
谷間を挟んで見える、聖クリメント教会。
拡大。その場で見上げたときよりも建物の三層構造な感じがよく見えます。
着きました。遺跡部分は、立ち入り禁止。
この辺から観光可能です。
この教会、9世紀−15世紀、と書かれたプレートが立てかけてありますが、すっごく新しい教会でした。
内部は撮影禁止だったけど、そんな撮影するようなものもないです。9世紀っていうのは、この外壁の下の部分だけじゃないだろうか。
すぐ隣の洗礼槽の遺跡。モザイクの床が残ってます。
光が当たってる部分に、鉤十字のマークも見えます。
聖ヨハネ・カネオ教会
最後に行くのは聖ヨハネ・カネオ教会です。
ゆるく下っていく道沿いは、桜っぽいものが咲いてました。
かなり湖に近いところまで降りていきます。
坂道を下っていくと、見えてきました!
入口はこちら。
良い立地です。オフリド湖に教会の建物の形が映えます!
映えるだけあって、たくさん観光客がいました。この手の教会には珍しく、観光客がティーンみたいな若者ばっかりだったのが面白かったです。流行りのインスタ映え狙いなのかも。
中央ドームの窓の上の三角ひさしがカクカクしてて可愛い。小さくてバランスの良い、美しい形です。
入口でたむろってる係っぽいひとに声をかけたら、鍵を開けて中も見れました。でも撮影は禁止だし、フレスコはほとんど残っていなくて、特に見なくても良いと思います。
帰りは、声をかけてきた水上タクシーに乗ることにしました。オフリド港まで5ユーロ。(300デナリ。)
船着き場から見上げるヨハネ・カネオ教会。
船から見る湖岸。こどもが遊んでいる。
こんな、崖沿いに板を渡した遊歩道があったみたいです。通ってみたかった。
湖にせり出すようにレストランが連なってます。この先で下ろしてもらいました。5分足らずでしたが、風が気持ちよい帰り道でした。
湖畔のレストランで豪遊
オフリドでは教会観光のほかに、湖を見ながらマケドニアワインを飲んでオフリド湖のマスを食べたい!と思っていたので、それを実行すべく、湖沿いにずらっとテーブルを並べているレストランのひとつに着席。
赤白を一杯ずつ。
ガーリックピザみたいなパンにつけて食べる、パプリカのソースはマケドニアの前菜。美味しかったです!
魚だけの予定が、肉料理も。豚肉のオーブン焼き。豚肉がとろとろで美味しかった 。魚はウェイターさんが骨を外してくれてるところ。
もともとワインも1杯だけのつもりが、ウェイターさんにすすめられるままに2杯目を飲んでしまい、会計してみたらけっこうな値段になってました。
ホテルのレストランだったみたいです。サービスもすごく良かった。
バスを乗り損ねる
レストランを出たのが17時半くらいで、来た時に下りたバス停に18時に行けばいいと思ってたんですよ。
最初調べたオフリド-スコピエ間のバス時刻表では、18時発というのがあったから。
でも、その時刻表って、オフリドのバスターミナル発で、かつ運営会社がバラバラなんですよね。
降りたところにあったバス会社Klasik Kompaniの事務所に入って聞いてみたら、今日はもうない、とばっさり。
オフリドのバスターミナルの場所もよくわかんないままだったので、その辺のタクシーでスコピエまで帰りました。
ちなみに70ユーロ、4200デナリでした。行きのバス代が2人で900デナリだったから、5倍近い出費。街灯もない真っ暗な道を3時間、オフリドからスコピエまで運転してくれた運転手さんに感謝です。到着したのは21時くらいだったのですが、彼はあのあとまた3時間運転してオフリドの自宅に帰ったのだろうか。
北マケドニア旅行、終了
翌日はチェックアウトして空港に行くだけ。かなりの駆け足でしたが、見たい教会はだいたい見れたので満足です。
やっぱりバルカン半島の教会は、面白いです。ビザンティン教会建築が好きになったのも、セルビア正教の教会がきっかけでした。
食べ物も美味しかったし、セルビア、ブルガリアとかはまたいつか計画して行きたいです。
≪北マケドニア旅行計画≫