リヨン旅行記です。リヨン名物のブションでご飯を食べて、丘に登ったり、旧市街を散策したり。
目次
ボキューズの街に到着
リヨンに到着して、まず向かったのはベルクール広場のツーリストオフィス。ここで地図をゲットします。
ベルクール広場は広いです。何もない。
広場の片隅にあるツーリストオフィスでは、(この旅行時はまだ存命だった)ポール・ボキューズの銅像がでんと座っていて、すごい存在感。
ブションで郷土料理のランチ
もともと、ボキューズの料理学校が監修するレストランに行くつもりでしたが、週末の土曜のランチ。普通に予約がいっぱいで、無理でした。
そこで訪問したのが、ベルクール広場の東側にある、ブションの集まる通り。リヨンにはいくつかブションの集まる場所がありますが、ここもその一つ、マロニエ通りというところです。
定食屋さんがずらっと並んでいます。このうちひとつに入りました。
前菜。ソーセージのグラタンみたいなのと、鰯のマリネのサラダ。美味しい!サラダの野菜、特にジャガイモがうまかった。
メイン料理。リヨン名物・クネル(魚のはんぺんみたいなやつ)と、牛の腸のカツレツ。リヨンは内臓料理が名物なんだそうです。毎日食べたいとは思わないけど、珍しい料理で面白かったです。腸のカツレツはなかなか噛み切れなくて、やっぱり内蔵だなって感じでした。
チーズ。これすごく美味しかったです!フランスでは、メイン料理の後に薦められるままにチーズを食べたらいいかもしれない。なぜならいつだって料理より美味しいから。
あと、鉄板のデザート。これもすごい美味しかったです。さすがパンとお菓子の国。
ホテルにチェックイン
お腹いっぱいになって歩きます。6月のリヨンはけっこう暑くて、街なかの噴水がすごく涼し気。
ヨーロッパっぽい風景。素敵。
路地裏のホテルは、ビジネスホテルチェーン、ベストウェスタンです。
狭いけどリーズナブルだし、旧市街方面へ歩いて行ける立地がお得。バスルームは狭いなりに配置を工夫していて、機能的に全く問題がなかったです。
ヴュー・リヨン(旧市街)とフルヴィエールの丘
天気が良くてキラキラしているソーヌ川を渡り、いざ旧市街へ。
サン・ジャン教会
川を渡るとちょうどサン・ジャン教会です。教会前の広場ではアンティーク市が開催中。
教会の隣には、古い教会の廃墟っぽいものがありました。
公園みたいになってて、雰囲気あります。
教会内部です。上方向に向かうゴシックな線が美しいです。
立派な時計みたいのがありました。
横の方に小さいけれど宝物庫もあって、けっこう見どころのある教会でした。
サン・ジョルジュ教会
ソーヌ川に沿って南方向に歩いてみる。花が鮮やかな街角のカフェ。
途中で見つけた控えめなドアノッカー。
ドア面積に比して小さいのが可愛い。手に持った石でドアを叩くようになってる。
教会を発見したので入ってみます。
内部です。
奥のステンドグラスが現代風で可愛かった。
フルヴィエールの丘へ
ケーブルカーに乗って、フルヴィエールの丘に行きます。旧市街から乗るケーブルカーは二股に分かれていますが、とにかく人(観光客)が多い方に行けば間違いない。この時のケーブルカーも満員でした。
そびえ立つノートルダム大聖堂。真っ白な巨大な教会です。なんか、不思議な形。
この教会、19世紀の建築で、ロマネスク建築&ビザンティン建築様式で作られているらしい。ゴシック要素のない教会というのは珍しいです。
内部のモザイクはキンキラですごい豪華でした。
細部まで手抜きのない、整った装飾。
外に出たら、リヨンの街を一望できます。
真下にサン・ジャン・カテドラル。
ふもとに降りて、ヴュー・リヨン街歩き
ふもとにおりたら、今度はソーヌ川沿いの北方向へ。旧市街、って感じですごく賑わっています。
歩いてて発見した、古い邸宅の中庭。
クレープの屋台で買い食い。この日は暑くて、アイスクリームのお店に行列が出来てました。
トラブールの入口っぽい!と思って入ってみたら、中庭で行き止まり。雑貨屋さんがありました。
リトグラフのお店。古い版画とか、お手頃価格で買えます。
賑わう商店街から一本横に入ると、こんな感じの街並みでした。
裏路地にあった地ビールのお店。
並んでポーズを取ってくれたのはお店の御主人です。ホテルで飲む用のリヨン地ビールを買いました。なんかすごい種類がたくさんありました・・・美食の街はワインってイメージでしたが、ビールも作ってるところあるんですね。
それにしても、お店の人のTシャツはワイン。
少し先に行くとまた教会がありました。
ミサが行われていたので、中には入ってません。
夕方のソーヌ川。この後、ラーメン屋です。
(続く)
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