2016年8月。コーカサス3国(アルメニア、ジョージア、アゼルバイジャン)のうち、ジョージア(グルジア)へ、世界遺産の教会建築と復讐の塔を見に行きます。
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目次
ジョージアの世界遺産:ムツヘタ
おおよその日程が決まったところで、世界遺産をチェック。まず、首都トビリシ近郊の聖地、ムツヘタ。「ムツヘタの歴史的建造物群」の名前で登録されています。
・スヴェティツホヴェリ大聖堂
・サムタヴロ教会・修道院
・ジワリ修道院
サムタヴロ、スヴェティツホヴェリの二つの教会は歩いてまわれる距離感です。
最後のジワリ修道院は少し離れた小高い山の上にありますが、その辺のタクシーを拾って行けば良いと、ロンリープラネットが教えてくれました。
ジョージアの世界遺産:クタイシ
次はクタイシ周辺エリアです。
・ゲラティ修道院
・(バグラティ大聖堂)
注)旅行時2016年はまだ世界遺産だったのですが、廃墟だった教会の修復に当たり、ユネスコの勧告を無視して超現代的にアレンジしたため、2017年に登録抹消。
・(モツァメタ修道院)
注)世界遺産ではないけど、近くにあるので行ってみる。
クタイシからはどれも少しずつ距離があるので、タクシーチャーターで回ってもらうことを計画しました。一日で周れる距離感だと思います。
ジョージアの世界遺産:上スヴァネティ地方
最後に、上スヴァネティ地方。ここが有名な「復讐の塔」の一帯のエリアで「上スヴァネティ地方」として世界遺産に登録されてます。
このエリアの入り口にあたるメスティアに行きます。
遠いです。距離的にも遠いですが、山に入るせいか、クタイシからマルシュルートカ(乗り合いバス)で6時間とかかかるみたいです。
じつはこのメスティアよりさらに奥地にウシュグリ村という秘境の村があり、手元の雑誌「旅行人」ではこのウシュグリを紹介していました。
が、あまりにも遠いので、メスティアを見て好奇心が出てきたら行ってみることにします。
トビリシ市内の正教会建築
トビリシ市内の正教会建築は特段世界遺産登録はされてないのですよね。でも、いろんな情報を見ると、旧市街の中に古い教会がいくつかあります。
トビリシには大きな川が横切るように流れていて、川の西側が旧市街。山の上にはナリカラ要塞という昔の要塞跡が残っており、ロープウェイで上れたりと、面白そうな町。その旧市街の教会をいくつか訪れることにしました。
ジョージア正教会の総本山、総主教座が置かれている立派な教会は旧市街と反対側にあります。これは最近できたばかりの新しい教会なのだそうです。
想定ルートとそれぞれの移動手段
前記事にも書いた、ジョージア国内移動想定ルート。
1日目(木)トビリシ泊
27:30(2日目の03:30)トビリシ空港着。
2日目(金)トビリシ泊
トビリシ市内観光。
3日目(土)クタイシ泊
クタイシへ移動。クタイシ観光。
4日目(日)メスティア泊
メスティアへ移動。
5日目(月)クタイシ泊
メスティア観光後、クタイシへ移動。
6日目(火)トビリシ泊
ムツヘタへ移動。ムツヘタ観光。
7日目(水)トビリシ泊
予備日。
8日目(木)
04:35 トビリシ空港発。
それぞれの地域への移動は長距離バスを使います。マルシュルートカだと、乗ったり降りたりする人で時間が遅くなるような気がしたので・・・。(でも乗ってみるとバスと言ってもワゴン車だったり、あんまり違いが分からなかったです)
トビリシからクタイシ
トビリシからクタイシへの移動は、ディドベバスターミナルから、クタイシ往きのバスに乗ります。所要時間は事前の調べによると、3時間~4時間。
ディドベバスターミナルへは、トビリシ市内のメトロの駅の近くでした。ホテル側のメトロ駅からも行けるようです。
クタイシからメスティア
トビリシからクタイシに着くのもクタイシバスターミナル。ここから、メスティア行きバスがあるそうなので、そこから乗ります。事前調べによると所要時間は6時間、10時発というのがあるみたいでした。
メスティアからウシュグリ、またはクタイシ
メスティアからさらに奥地のウシュグリに行きたい場合も、クタイシに戻る場合も、バスの料金や時間はメスティアの観光案内所で聞くことにします。
クタイシからトビリシ、クタイシからムツヘタ
同じクタイシバスターミナルから行き先を探します。たぶんある。
(続く)
≪ジョージア旅行計画≫
- トビリシ:曲線が現代アートっぽい、近未来建築が点在するオールドタウン
- クタイシ:ゲラティ修道院、モツァメタ修道院、バグラティ大聖堂
- 上スヴァネティ地方:山の斜面に塔がにょきにょき。メスティアに行ってみた
- 最も神聖な街・古都ムツヘタ:ジワリ修道院、スヴェティツホヴェリ教会、サムタヴロ教会