ポレチュのエウフラシウス大聖堂をたっぷり堪能した旅行記です。
目次
ポレチュ観光
天気がぱっとしないけど、雨が上がってくれただけでラッキーです。間違えてロヴィニで降りたりしたけど、なんとかポレチュに到着。
ロヴィニよりも人が多くて、古い建物が観光地っぽい!
このメインストリートを右手に折れると、エウフラシウス大聖堂の入口が見えてきます。金色のモザイクがあるからわかりやすいです。
エウフラシウス聖堂の司教建造物群
やっと到着~。今回の旅行はこれが目当て。このために、イストラ半島旅行に来たのです!
チケットはこちら。の案内看板の下に、この聖堂とその他の建物の見取り図がありました。
見るべきところは1から10まであり、モザイクの聖堂は一番最後。購入したチケットにも番号と場所の名前が書いてあるので、とても観光しやすいところでした。
1.Atrium(アトリウム)
一番最初に見るのは、中庭。
三角形の鐘楼が見えます。
柱とか、古そう。
柱頭彫刻の透かし彫りの感じが、ラヴェンナ様式?っぽい。
反対側を見ると、聖堂外壁のモザイクが見えました。
かなり色鮮やかです。これも古いものかな。
モザイクを見ると、テッセラの一片一片が見えるまで拡大したくなる。
2.Baptistery(洗礼堂)
天井は高いけど、装飾はなくなってしまっている洗礼堂。床には古代の洗礼槽の跡がありました。
モザイク装飾の残りとか、レリーフのかけらみたいなものを見つけた。
3.Bell tower(鐘楼)
次は階段を上って鐘楼へ。
登りたくない人は飛ばしてもいいと思います。けっこう疲れた。
バシリカを見下ろす。
反対側の景色もいいです。
4.Bichop's palace / Museum(司教宮殿/博物館)
司教宮殿に移動します。このへんにトイレがありました。
博物館は、そんなに面白いものはないので、さらっと。
5.Lapidary / Lapidarium(ラピダリウム)
床モザイクや彫刻などが展示されているところ。
ここの目玉はなんといっても、キリスト教のシンボル、魚のモザイク。
魚は4世紀の、そのとなりは6世紀のものだそうです。
魚・・・猛々しい。
古代から初期キリスト教のシンボルとして描かれてきた魚ですが、さすが港町。明らかに淡水魚ではなく、海水魚の顔をしてます。
モザイクを見ると、拡大したくなるので・・・
他にも美しい床モザイクや石の彫刻なんかがあって、面白かったです。
6.Archeological site(遺跡)
そのまま外にでて、野ざらしの床モザイクを見ます。
さっき飾られてたのと同じモチーフが見える。
7.View point(眺めがいいところ)
海が見えるところです。
レンタル自転車で走るの、気持ちよさそう。
8.Old sacristy(古代の祈祷堂)
再び屋内へ。遺跡っぽい岩の中に、モザイクが見える。
9.Cella trichora(三葉型の礼拝堂)
安置されている石棺は司教?のものらしいです。床には6世紀のモザイク。
10.Basilica(バシリカ)
最後です。
聖堂の一番奥が豪華なモザイクで彩られています。やっぱり間近で見ると迫力が違う。
12使徒とキリスト、アプスには聖母子を中心に、まわりに聖人。
エウフラシウスは左側の一番端っこ。
手前に四角い豪華な天蓋があって、それも豪華なモザイク装飾です。
正面には受胎告知が描かれていました。
きらびやか~。格式ばった動作が古き良きビザンティンって感じがして好きです。
そのほか、両脇にもかなり損傷の激しいモザイク装飾がありました。向かって左。
向かって右。
大満足です!ビザンティン時代の豪華なモザイクを堪能しました。
聖堂だけじゃなくて、いろいろな建物が残っているところも良かったです。世界遺産になるのも納得。
旧市街を街歩き
ポレチュの旧市街をうろうろ。
雰囲気ある建物。
アドリア海は水がきれい。
海辺はリゾートって感じでした。
街の中にあるローマ時代の遺跡。
ランチ(といっても15時くらい)は少し開けたところにあるレストランでたべました。イタリア料理。
けっこう美味しかったです。
歴史ある塔っぽいものは、カフェになってました。
天気が良かったらもっと素敵な街に違いないです。あっちの島も気になりました。
プーラまで帰ろう
さて、これで旅もほとんど終わり。プーラまで行く帰りのバスは、夜8時。とてもじゃないけど時間を持て余すので、タクシーで帰ります。
水上タクシーを見つけた!
けど、さすがにプーラまで海を行ってくれるというものではないらしい。残念。
バスターミナル近くのタクシー乗り場で交渉し、80ユーロで行ってもらいました。(ちなみにクロアチアのお金はクーナって単位ですが、街なかでは普通にユーロが使えます。)
タクシー運転手から、旧道を通るでいいか、と言われ、よくわからないけどOKしたら、とても風光明媚な場所を通りました。
写真があれですが、これ、リムフィヨルドという地名で、その名のとおりフィヨルドなんです。
この下深くに、水があるんですよ。
あっあれです。
走ってる車内から撮るのはこれが限界・・・
すごくダイナミックで濃い緑が美しいところでした!車で旅行する人にはぜひとも寄ってみてもらいたいです。船ツアーとかもあるみたい。
ほぼ1日だけのイストラ半島滞在だったけど、プーラもロヴィニもポレチュも、のどかだけど見ごたえがある、魅力的な街でした。またいつか、ゆっくり旅したいところです。
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