スウェーデン旅行記。2日目の午後は半日で駆け足ストックホルム観光。
(旅行計画)
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(前回の記事)
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目次
まずはユールゴーデン島へ
12時すぎに、シグトゥーナからストックホルムに戻ってきました。中央駅から街中に少し歩いて、博物館の集まるユールゴーデン島行きのトラムに乗り、Nordiska museet/Vaasa museetの駅で下車してから、観光スタート。
13時。ヴァーサ号博物館に到着です。 マストが飛び出た建物が目印。
ヴァーサ号っていうのは17世紀にスウェーデン海軍がつくったそれはそれはでっかい船なのですが、設計段階で追加しまくった装甲が重すぎて、処女航海に出てすぐ沈んだという冗談みたいな船です。
海水の温度が低くてバクテリアがいなかったとかで、木造の船体が海中にきれいに残っていたのを、20世紀になって引き上げて展示しているものです。驚いたのはその大きさ。でっかい。
6階分くらいの高さを吹き抜けにした展示となっています。人の大きさと比べてほしい。人間、大きなものを見ると感心します。船には興味ありませんでしたが、ぜひ一度見てみることをお勧めします。
ヴァーサ号博物館を出たら先ほどのトラムを一駅分乗って、スカンセン野外博物館へ。高台にあるのでなかなか景色が良いです。
ここはスウェーデンの古い住居などを移築して展示しているのですが、ほかにも遊園地・動物園もあって、どちらかというと子供のための施設でした。
古い街並みの再現。
例によって、中世のお店で中世の製法のパンを買う、ということが一番の目的。パン屋は、お昼時ということもあって大行列でした・・並んでパンを買って、外のベンチで食べました。
食べた後は余りの人の多さに少し疲労。また、どうもここすごく広いみたいなので、奥に行って迷う前に出ることにしました。出口の横にあるお土産センターが充実しててなかなか面白かったですよ。
王宮とガムラスタンを目指す
乗ってきたトラムに乗って、駅前まで戻りました。王宮・ガムラスタン方面へは徒歩で移動。
見えてきた。ストックホルムは本当に水の都。面積も広くて余裕が感じられます。
王宮では、本体ではなく王家武儀博物館(Livrustkammaren)を見学します。
なぜならここには18世紀に仮面舞踏会で暗殺されたグスタフ3世が着ていた、血の付いた服があるからです。
このほかにも鎧や甲冑、馬具、軍馬の剥製など、生々しい展示物満載でした。
付け加えると博物館内の匂いもかなりやばいです。蒸れた靴下のような・・・すごいかび臭い。匂いだけ何とかしてほしかったー。
ストックホルム大聖堂
ガムラスタンをぶらぶら。石畳の道沿いはお土産屋やアンティークショップ、カフェなんかの集まる楽しいところでした。
行ってみたかったのは、ストックホルム大聖堂。ストックホルム最古の教会です。外見は地味です。
内部は・・・赤茶色の梁と白い天井のコントラストが素敵!
ここでは日本語パンフレットがあるので、それをもとに、大聖堂内の見どころを一つずつじっくり見て回れます。
やはりインパクトがあるのはこちら。聖ジョージとドラゴンです。キリスト教世界では超有名な、竜を退治するサン・ジョルジョ。北欧まで来ると、キリスト教の聖人も甲冑で覆われてしまう。
これは、聖ジョージの庇護下において、という掛け声で挑んだ対デンマークとの戦いの勝利を記念して製作されたものだそう。サン・ジョルジョがスウェーデンでも大人気だったのがわかります。
あとこの絵が面白かったです。1500年代に起こった、ハロー現象を絵に描いたものだそう。当時のスウェーデンの街並みが描かれています。
ガムラスタンを抜け、駅へ
ストックホルム観光もこれで終わり。駅まで戻ります。人で賑わうガムラスタン。
国会議事堂の手前の広場。
スウェーデンもこれでお別れです。ストックホルムは自然と水であふれる大都会でした。駆け足観光だったけど、楽しかったです。
≪スウェーデン旅行計画≫