超個人的★ヨーロッパ旅行のHow To

ヨーロッパに住んでいる旅行好きです。バックパッカー、キャンプ、ユースやドミトリー泊などはしません・・・。公共交通機関(やタクシー)ばかり利用してきた、これまでの個人旅行記録と旅のHow To。

【スウェーデン旅行記】3:駅スタート・ゴールのストックホルム半日観光

スウェーデン旅行記。2日目の午後は半日で駆け足ストックホルム観光。

(旅行計画) 

【スウェーデン】カルマル城を見たい。洗練された都会と大自然、金髪美男美女のイメージの国、スウェーデンに行こう(丸1日と9時間) - 超個人的★ヨーロッパ旅行のHow To

【スウェーデン】ストックホルム、カルマル、シグトゥーナの観光ルート(丸1日と9時間) - 超個人的★ヨーロッパ旅行のHow To

(前回の記事)

【スウェーデン旅行記】1日目:ストックホルムからカルマル城へ日帰り旅行 - 超個人的★ヨーロッパ旅行のHow To

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目次

 

 

まずはユールゴーデン島へ

12時すぎに、シグトゥーナからストックホルムに戻ってきました。中央駅から街中に少し歩いて、博物館の集まるユールゴーデン島行きのトラムに乗り、Nordiska museet/Vaasa museetの駅で下車してから、観光スタート。

13時。ヴァーサ号博物館に到着です。 マストが飛び出た建物が目印。

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ヴァーサ号っていうのは17世紀にスウェーデン海軍がつくったそれはそれはでっかい船なのですが、設計段階で追加しまくった装甲が重すぎて、処女航海に出てすぐ沈んだという冗談みたいな船です。

海水の温度が低くてバクテリアがいなかったとかで、木造の船体が海中にきれいに残っていたのを、20世紀になって引き上げて展示しているものです。驚いたのはその大きさ。でっかい。

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6階分くらいの高さを吹き抜けにした展示となっています。人の大きさと比べてほしい。人間、大きなものを見ると感心します。船には興味ありませんでしたが、ぜひ一度見てみることをお勧めします。

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ヴァーサ号博物館を出たら先ほどのトラムを一駅分乗って、スカンセン野外博物館へ。高台にあるのでなかなか景色が良いです。

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ここはスウェーデンの古い住居などを移築して展示しているのですが、ほかにも遊園地・動物園もあって、どちらかというと子供のための施設でした。

古い街並みの再現。

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例によって、中世のお店で中世の製法のパンを買う、ということが一番の目的。パン屋は、お昼時ということもあって大行列でした・・並んでパンを買って、外のベンチで食べました。

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食べた後は余りの人の多さに少し疲労。また、どうもここすごく広いみたいなので、奥に行って迷う前に出ることにしました。出口の横にあるお土産センターが充実しててなかなか面白かったですよ。

 

王宮とガムラスタンを目指す

乗ってきたトラムに乗って、駅前まで戻りました。王宮・ガムラスタン方面へは徒歩で移動。

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見えてきた。ストックホルムは本当に水の都。面積も広くて余裕が感じられます。

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王宮では、本体ではなく王家武儀博物館(Livrustkammaren)を見学します。

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なぜならここには18世紀に仮面舞踏会で暗殺されたグスタフ3世が着ていた、血の付いた服があるからです。 

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殺されたグスタフ3世が着ていた服、暗殺者が使った銃

 

このほかにも鎧や甲冑、馬具、軍馬の剥製など、生々しい展示物満載でした。

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付け加えると博物館内の匂いもかなりやばいです。蒸れた靴下のような・・・すごいかび臭い。匂いだけ何とかしてほしかったー。

 

ストックホルム大聖堂

ガムラスタンをぶらぶら。石畳の道沿いはお土産屋やアンティークショップ、カフェなんかの集まる楽しいところでした。

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行ってみたかったのは、ストックホルム大聖堂。ストックホルム最古の教会です。外見は地味です。

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内部は・・・赤茶色の梁と白い天井のコントラストが素敵!

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ここでは日本語パンフレットがあるので、それをもとに、大聖堂内の見どころを一つずつじっくり見て回れます。

やはりインパクトがあるのはこちら。聖ジョージとドラゴンです。キリスト教世界では超有名な、竜を退治するサン・ジョルジョ。北欧まで来ると、キリスト教の聖人も甲冑で覆われてしまう。

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これは、聖ジョージの庇護下において、という掛け声で挑んだ対デンマークとの戦いの勝利を記念して製作されたものだそう。サン・ジョルジョがスウェーデンでも大人気だったのがわかります。

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あとこの絵が面白かったです。1500年代に起こった、ハロー現象を絵に描いたものだそう。当時のスウェーデンの街並みが描かれています。

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ガムラスタンを抜け、駅へ

ストックホルム観光もこれで終わり。駅まで戻ります。人で賑わうガムラスタン。

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国会議事堂の手前の広場。

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スウェーデンもこれでお別れです。ストックホルムは自然と水であふれる大都会でした。駆け足観光だったけど、楽しかったです。

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スウェーデン旅行計画≫

  1. カルマル城を見たい。洗練された都会と大自然、金髪美男美女の国、スウェーデンに行こう 
  2. ストックホルム、カルマル、シグトゥーナの観光ルート  

スウェーデン旅行記

  1. ストックホルムからカルマル城へ日帰り旅行   
  2. スウェーデン最古の街、シグトゥーナでルーンストーン巡り
  3. 駅スタート・ゴールのストックホルム半日観光  ⇐今ココ 

 

フィガロ ヴォヤージュ Vol.36 北欧で探す、幸せな暮らし。(コペンハーゲン/ストックホルム/ヘルシンキ)【北欧・旅行ガイドブック】 (FIGARO japon voyage)