超個人的★ヨーロッパ旅行のHow To

ヨーロッパに住んでいる旅行好きです。バックパッカー、キャンプ、ユースやドミトリー泊などはしません・・・。公共交通機関(やタクシー)ばかり利用してきた、これまでの個人旅行記録と旅のHow To。

【ペルージャ旅行記】2:中世の街並みが残るペルージャで、立体的な街歩きを堪能

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念願のアックエドットを存分に歩きました。立体感を堪能するペルージャ街歩きの2日目です。

(旅行計画)

【ペルージャ】街の高低差はまるでアトラクション。紀元前から続く古都ペルージャ - 超個人的★ヨーロッパ旅行のHow To

【ペルージャ】ローマからの行き方とペルージャの想定観光ルート(丸1日) - 超個人的★ヨーロッパ旅行のHow To

(前回の記事)

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目次

 

 

フォンタナ・マッジョーレ

朝の11月4日広場。昨日も見たけど、逆光でうまく写真が撮れなかったので、もう一度撮影。

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柵で囲まれてるのが残念ですが、レリーフや彫刻が面白いです。二段重ねのケーキみたいな形も優雅。

 

エトルリア

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計画ではサン・セヴェーロ教会に行く予定でしたが、サン・セヴェーロ教会のオープンが11時だったので、先にサンタンジェロ教会を目指します。その途中に通った、エトルリア門。とにかくでかいです。

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エトルリア時代から残っているのは基礎の部分だけらしく、上のかっこよいアーチなどはローマ時代に付け加えられたもの。

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サンタンジェロ教会、サンタンジェロ門

ゆるいカーブの道を15分ほど歩くと、見えてきます。参道の雰囲気がいいですね。

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到着です。

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外円と内円の二つの円柱を持つロトンダ型。バランスが良くて、見た目にも美しい古代教会です。

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内部は中央が説教壇。内側の円の天井付近に窓がたくさんあって、明るいです。

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教会を出てすぐのところに、サンタンジェロ門があります。

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これは大きさもデザインもどうってことない感じで、あまり感動はせず。

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ただ、門の向こうが、普通の住宅地でした。普通っていうのは風情も何もない殺風景な団地、適当なコンクリートの道とかそういう感じ。一方で門のこっち側は、まだまだ雰囲気のよい街並みを維持しているんです。

明確に、ここで旧市街が終わるんだ、という境目になってました。

 

歩いてみた!アックエドット(水道橋の道)

もと来た道を戻って、エトルリア門から少し裏手に入ると、歩いてみたかったアックエドットがあります。

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スタート地点まで戻って、いざ!

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坂の上の方から始まっているので、だんだん高所を歩いてることになるのが楽しい。

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もし子供だったら高確率で走ってましたね!!(迷惑です)

そしていつの間にかまた地面が盛り上がったところで、普通の道に繋がって終わり。

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道が終わったところのすぐ脇に門がある家とか、憧れちゃう。そして戻ります。

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アックエドットから出入りできるようになっている家。ここが正面玄関になるのか、逆方向に地面に面した入り口があるのかしら。

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楽しかった!そして広場に戻るまで、魅力的な景色が続きます。

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急な階段

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アーチ越しに登ってきた階段を振り返る

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トンネル的なものはわくわくします

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目立たないところにある水飲み場

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ここの横の通路を通ると広場にでます


サン・セヴェーロ教会

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アパートメントのチェックアウトを済ませたら、サン・セヴェーロ教会へ。道が複雑で何度か迷いました。

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こんな道を通った

この教会は崖っぷちに建ってます。建物はどっしりしてあまり装飾はありません。

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内部は写真撮影禁止です。入ったらすぐに礼拝堂。礼拝堂にはラファエロの三位一体のフレスコ画が描かれています。

上段がラファエロによるもの。下段がラファエロの死後、師匠ペルジーノが描いたものですが、素人目にも、明らかに弟子のラファエロ部分の方が魅力的です。人物の表情、陰影とか、構図とか。

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Cappella San Severo - Turismo Perugia

 

大聖堂付属美術館

開いてるかと思って行ってみたけど、閉まってました。

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すぐ後ろのサン・ロレンツォ大聖堂からは、ミサの合唱が響いてきます。

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寒い!ロッカ・パオリーナ

11月4日広場をロッカ・パオリーナの方まで歩いて行くと突き当たる、イタリア広場。

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車通りが激しい広場でした。でもその先に行くと、ペルージャの高低差がよくわかる、素晴らしい景色を見られます。

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サン・ドメニコ教会とサン・ピエトロ教会の鐘楼

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左下に見えるのがサンテルコラーノ教会のてっぺんの部分

そして、坂を下ってから見上げるマルツィア門。何気ないところにあるけれど、この均衡の取れたデザイン、柱の間の人物の彫刻とか、エトルリア門よりも凝ってます。

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ここからロッカ・パオリーナの中に入ったのですが・・・寒い。風邪が治りきっていない身体にこの寒さは厳しい。

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隅から隅まで見たい、とは思うけれど、それよりも太陽が当たるところへ出たい!との願望が先に来てしまい、そそくさと地上へ戻ってしまいました。

 

ランチ  La Taverna

日曜の広場は、学生ではなく、大道芸人と家族連れ、観光客で賑わってました。

良いにおいが漂ってきたので、それにつられて入ったレストランでお昼にしました。

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美味しかったです。美味しかったし、店員さんも親切でほんとに素敵なレストランでした。でも病み上がりの体に、ロッカ・パオリーナと同じような、洞窟をくりぬいた的な店内はけっこう冷えました・・・。店内の雰囲気は素敵ですよ!

 

表の道を降りて、バス停へ。

本当はまだまだ行っていない教会とかあるし、ロッカ・パオリーナももっと見てみたかったのですが、ぎりぎりの体調と相談して、観光終了することにしました。バスターミナルまで行ってバスを待ちます。

ロッカ・パオリーナの中にあるというエスカレータではなく、太陽の当たる外の道をくねくね下っていきました。

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バス。2時間半でローマです。

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ペルージャは、街歩きがいのある、遊園地みたいな町でした。目立たない道路に古代や中世の門や建物などがあったりして、そういうのを見るとテンションがあがります。機会があればまた訪問して、行ってない教会や通ってない道を歩いてみたい。

 

ペルージャ旅行計画≫

  1. 街の高低差はまるでアトラクション。紀元前から続く古都ペルージャ観光 
  2. ローマからの行き方とペルージャの想定観光ルート

ペルージャ旅行記

  1. 学生で賑わう中世の街。まずは11月4日広場周辺から観光スタート  
  2. 中世の街並みが残るペルージャで、立体的な街歩きを堪能  ⇐今ココ