超個人的★ヨーロッパ旅行のHow To

ヨーロッパに住んでいる旅行好きです。バックパッカーやキャンプなどはしません(できません)・・・。公共交通機関ばかり利用してきた、これまでの個人旅行記録と旅のHow To。

【マントヴァ旅行記】見ごたえ抜群のテ離宮と、マントヴァの街歩き

マントヴァの旅行記です。初っ端から見たテ離宮が素晴らしく、テンションが上がります。

 

目次

 

マントヴァに到着

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マントヴァ駅についたのが朝9:30頃。駅を出て最初に思ったのは、なんだか動物の匂いがするということです。馬車が走っている街にありがちな、あの匂いです。

”フントヴァ・・・”と超失礼な単語が思い浮かびました。

10月の朝のマントヴァは、朝もやと、キリっとした空気と、どこからともなく牧場っぽい香り。

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ジュリオ・ロマーノの最高傑作、テ離宮

離宮は駅から10分くらいのところにありました。

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外観は地味です。

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入り口。チケットカウンターには、日本語のパンフレットもあります。

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そしてここから、怒涛のフレスコ画と美しい天井で彩られた部屋が続くのです。

まずはじめの部屋。

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神話モチーフらしい、音楽に関連する絵が面白いです。

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次の部屋。

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こんな模様。

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次。

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ここは天井に、だまし絵っぽい絵があります。

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これです。下から天窓を覗いた風が斬新~。

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太陽神アポロンと月の女神ディアナでしょうか。

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ここで中庭に通じる通路にでました。ここも手抜きなく美しい装飾。

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次の部屋は、馬の部屋です。

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ルネッサンス時代、マントヴァは名馬の産地として有名だったらしいということを、塩野七生の本で知りました。

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そして次の部屋。

「愛人と狂人の間」と言うそうです。ここは見ごたえ抜群の部屋でした。

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壁と天井を覆う一面のフレスコ画。おそらく神話テーマだと思いますが全体的に耽美的で、かつ人物も生き生きしていて、見とれます。

この部屋に入って正面にドーンといる、巨人。

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額に第三の目がある三つ目の巨人です。

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他の三方の壁は宴会だったり、入浴だったり。

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天井も気合が入ってます。やはり、どれも下から天窓をのぞき込んでる前提の絵。

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天使のおしっこを浴びる、という遊び心あふれる絵。

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次の部屋です。

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壁と天井の境目の円の中に面白い絵がありました。釣り・・・?いや、化け物退治でしょうか。

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次です。鷲のレリーフがある部屋でした。

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次です。また外に出る廊下みたいなところに出ました。豪華~

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次。色味が少ないところとかレリーフが、古代ローマっぽい。何か床に現代アートっぽいものが置かれてました。

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次です。天井画に力が入っている部屋。

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こんな絵でした。なんの絵でしょうこれ。部屋は「皇帝の間」というらしい。

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次です。ここがテ離宮のハイライト、「巨人の間」です。

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さっきの「愛人と狂人の間」もすごかったですが、こっちは純粋にフレスコ画のみ。壁と天井の境目もあいまいです。 

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巨人。

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そして雲の上には、よく見るとドーム状の天井があります。

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手すりからのぞいているのは人なのか、神様の仲間か何かですか?

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ハイライトを見終えてかなり満足するも、まだまだ続く部屋。この先は現代アートの展示場みたいな感じになってました。

続く部屋のうち気になったのはこの部屋。

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この天井画も下から覗くバージョンですが、洗濯物を干していたりと、なんだか庶民的で面白かった。

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ここで中庭を横切って、庭の端にある部屋を見にいきます。庭も広い!

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「休息の間」という名前の部屋。

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よく見るとすごい、拷問の図がパステル調で描かれてました。

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最後に「秘密の庭」という小さい庭を見ます。

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回廊にある壁の絵。

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これでようやっと終わりです。たっぷり1時間の見学でした。

もうこれだけでマントヴァに来た価値は十分にあるというか、かなりの満足感でした。

この宮殿のフレスコ画は、すべて神話とか、キリスト教以前の異教の物語がテーマ。

画家は貴族の依頼を受けて絵を描くので、神話テーマは、それを指示したゴンザーガ家の趣味なんだと思いますが、それにしたって細部まで気合が入っています。

貴族が神話を装飾テーマに選ぶところとか、それに画家が完璧に応えるところとか、遠近法によるだまし絵とか、すごくルネッサンス時代っぽいです。そういえば「礼拝堂」とか、キリスト教関係の部屋を見なかったな。。。

 

セバスティアン宮殿博物館

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離宮のチケットがここの博物館との共通券になっていたので、道路をわたってすぐのところにある聖セバスティアン宮殿博物館に行ってみました。

彫刻のある部屋。

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フランチェスコ2世・ゴンザーガの胸像です。この髪型、この髭。すごく特徴的。

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こんな部屋もありました。

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マンテーニャのフレスコ画の部屋。

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マントヴァ街歩き

セバスティアン宮殿博物館を出て、道路向かいにあった建物。

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教会内部の主祭壇の前ですぱっと切り取ったような、断面図のようなファサード。(わかりますでしょうか?この表現・・・つまり、下の方がクリプタで、上の方に祭壇画がある、そういう教会のイメージなのですが)

面白そうだから入りたかったけど、閉まってました。横にロッジアもついています。

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マンテーニャの家

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道路に面したところにある、マンテーニャの家。室内には入れなかったけど、中庭っぽいところまで入れました。

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円形の中庭と、それを取り囲む四角い建物の対比が面白いです。

表札と、「マンテーニャの家である。」ことを証明しているっぽい文。

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テルチェックイン

ランチを取ったあとは、ホテルにチェックイン。こんな道を通りました。

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ホテルマンテーニャです。

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ジュリオ・ロマーノの家と裁判所

ホテルに荷物を置いたら、街歩き再開。

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こんな建物があった。裁判所らしいです。

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そして、その向かいにあるのがジュリオ・ロマーノの家。

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一見普通の家っぽいけど、装飾がなんか変。

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サン・バルナバ教会

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建物前にある噴水がかわいらしい、サンバルナバ教会です。内部はよくある装飾。キオストロが雰囲気ありました。

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サン・ドメニコの鐘楼

まだひたすら歩きます。途中で見たマントヴァの古い家。

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こんな道を歩いて行くと、塔がありました。昔の鐘楼だそうです。

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塔のふもとはこんな感じ。

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ジュリオ・ロマーノのロッジア

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鐘楼の向こう側に見えるアーチの建物は、ジュリオ・ロマーノのロッジアというものでした。ペッシェリーともあるので、魚市場?だったのかもしれない。

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近寄るとこんな感じ。

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ここから川が見えます。

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ランチ:Lo Scalco Grasso

マントヴァ初ごはんは、TripAdvisorで評価の高かったこのお店。

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マントヴァ旅行中で一番美味しかったです。

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注文時、お店の人にも「念のため聞くけど・・・空腹?」と心配されるほどたくさん頼んでいました。でも全皿美味しかったので、たくさん頼んで良かったと思います。ものすごくお腹いっぱいになりました。

(続く)

 

マントヴァ旅行計画≫

  1. イザベッラ・デステの時代のフレスコ画を見に行く、北イタリアのマントヴァ 
  2. 芸術をめぐるマントヴァ1泊2日観光ルート 

マントヴァ旅行記≫

  1. 見ごたえ抜群のテ離宮と、マントヴァの街歩き ⇐今ココ
  2. エルベ広場の教会と、サンジョルジョ城の結婚の間
  3. アルコ宮とテアトロ・ビビエーナ