クロアチアの上の方、アドリア海に飛び出たイストラ半島のポレチュに行くことにしました。プーラからの行き方。
目次
プーラ到着
金曜の夕方、プーラの空港に到着。市内へのシャトルバスは到着便に合わせて運行しています。
市内に向かう道路を、バスの中から撮ったもの。
なんか、のどかです。
街の中に入ったところで路線バスとすれ違ったときは、シャトルバスの運転手はわざわざスピードを落として、窓開けて路線バスの運転手としゃべっていた。・・・のどかです!
ふいに見えてくるのは、でっかい円形劇場の遺跡。
すごい!巨大です。全然知らなかった街で、これだけ立派で大きなものを目の当たりにすると、驚きも新鮮。え・・・?こんな立派なものがあるって、みんな知ってた?知ってたの?!
円形劇場は、夜、間近でみるとこんな感じでした。
・・・迫力ある。こんなのが普通にあるって、この街、すごいなあ。
この旅行の目的は、プーラから1時間半のところにあるポレチュのビザンティン時代のモザイクなんだけど、時間がもっとあれば、プーラも隅々まで観光したかった。
シャトルバスは港のところに止まりました。
実のところ、かなり手前で、予約していたアパートメントを通り過ぎました。ここから徒歩でちょっと戻ります。
イストラ半島の観光拠点、バスターミナル近くのアパートメント
この街路樹の向こう側のドアがアパートメントのある建物でした。しょぼいって言ったらあれだけど、ほんとにここで大丈夫か・・・?と心配になる外観。
ドアを開けると共用廊下。ここでオーナー親子とご対面。Apartment Laura。ラウラ、というのは娘さんのお名前なのだそうです。
内部です!外見とは変わって、すごくきれい。
1階にリビング、バスルームとキッチン&ダイニング。
ロフトがあって、2階にベッドルームです。
テラスもある!
ここ、できたばっかりみたいで、全部新しくて清潔で、きれいでした。黄色が基調のインテリアも明るくて良い。水回りもすごく清潔。お湯の出も申し分なし。冷蔵庫に1リットルのお水が一本あったのも嬉しかった。
プーラ中心部までは徒歩で5分~10分かかるけど、長距離バスターミナルから1分くらいのところにあるので、イストラ半島を色々移動したい人にはおすすめです。
このあと市街地まで歩いて行って、ディナー。
海沿いの観光地ってかんじの雰囲気が良いです。イタリアが近いからか、イタリア料理のお店が多い。
適当に入ったレストランの適当なシーフードがすごく美味しかった。値段も手ごろだし、嬉しい。
帰りは大雨になりました。
プーラの長距離バスターミナル
この日は日帰りでポレチュを観光する日。11時30分のバスに乗ります。
プーラのバスターミナル。
チケットは中で買えます。時刻表は外に張り出されていて、わかりやすい。
バスターミナルの周りにあったパン屋と、買ったパン。
間違って・・・まさかの途中下車
バスの中でうたたねしてたら、あれ?止まってる?と思った瞬間、外から「ポレチュ!」の声が聞こえてきたので、慌てて降りました。
そして、周りを良く見渡してみたら、そこはポレチュではなくてロヴィニでした!がーん。
(ドアのところで聞こえた声は、これから乗る乗客に向けて「ポレチュ行き」と知らせるために叫んでいたようです。)
ロヴィニのバスターミナル。ショックを受けながら時刻表を確認してみたら、1時間後にポレチュ行きのバスが出ることがわかったので、とりあえずその切符を買う。
これでポレチュからプーラへの帰りのバス(15時)には絶対に間に合わないことが決定しました。出費ですが、タクシーで帰ることになります。
微妙に時間があるので、ロヴィニを観光することにしました。
ロヴィニ旧市街
もともと、ポレチュからの帰りに寄ってみようと思ってた街です。
風光明媚な街並みが見どころらしい、ロヴィニ。
天気が怪しいけど、港も素敵でした。
ここからは、街の一番高いところにある聖エウフェミア聖堂を目指します。
ちょっとわくわくする感じの細い道を登る。
塔が見えてきました。
到着です。
聖エウフェミア聖堂
立派なファサードは海に面しています。海を見下ろす。
内部です。
天井からの光が良い感じ。
この聖堂、奥に聖エウフェミアの石棺というものがあります。
コンスタンティノープルにあったものが、ロヴィニの海岸に流れ着いたという伝説がもととなっているのだそうですが・・・
実際はなにか政治的な事情で、人為的な方法で運ばれてきたんだと思います。
気を取り直して、ポレチュへ。
さて、ロヴィニのバスターミナルに戻って、ポレチュを目指します!
2階建てバスの一番前に座れました。眺めが良い!
雲行きがかなり怪しい。
天気予報では、この週末のイストラ半島は断続的な雨。
途中、こんなふうな大雨に打たれながらも、
↓ ポレチュに着くまでにだんだん回復してきて、
↓ 到着間近なところでは、雨はすっかり上がってくれました。
(続く)
≪イストラ半島旅行計画≫
≪イストラ半島旅行記≫