超個人的★ヨーロッパ旅行のHow To

ヨーロッパに住んでいる旅行好きです。バックパッカーやキャンプなどはしません(できません)・・・。公共交通機関ばかり利用してきた、これまでの個人旅行記録と旅のHow To。

【イスラエル旅行記】9:聖墳墓教会と神殿の丘。異なる宗教の同一の聖地をまざまざと体感

観光6日目。エルサレムに戻って来たら、まだ行けていなかった聖墳墓教会と、時間限定の神殿の丘を攻略するため、根性の朝5時起きで出発。

 

目次

  

早朝の聖墳墓教会

 

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朝6時過ぎの聖墳墓教会。わーい!すいてる。

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まずは復活の聖堂へ。人が少なくて、よく見える!

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内部では礼拝が行われていました。複数の宗派が入れ替わりでミサとか典礼とか行っています。

復活の聖堂の後ろ側には小さな祭壇が設けられてました。

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ここで、中に入れるのは9時から、との声が聞こえる。

えっ早起きしてきたのに・・・あと2時間以上あるのか・・・

まばらにいた観光客も、何となく散っていく中、先日大混雑で十分見られなかった、ヴィア・ドロローサの11~13ステーションを見に行くことにしました。

 

ヴィア・ドロローサのステーション

入口右手にある階段を上って、かつてゴルゴダの丘だった礼拝堂へGo。さすが早朝、人が少ないです!

11:十字架に磔にされる

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ここです。モザイクに彩られた聖堂。ローマ・カトリックの管轄エリアで、ミサが行われていました。

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人がいなくなったところ。

12:十字架で息を引き取る

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隣り合うこちらはギリシャ正教管轄エリア。

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天井からなんかたくさんぶら下がってて、奥のすっきりしたカトリック空間とは明らかに異なるギリシャ正教空間を醸し出してます。

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真ん中にあるのがまさにキリストが死なれたという場所かな。早朝でもひっきりなしの巡礼者が絶えません。

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カバーで覆われたゴルゴダの丘。丘っていうか岩。

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真ん中の、跪いて入る聖堂の中はこのようになってます。

13:十字架から下ろされた場所

悲しみの聖母、という意味のスターバト・マーテルの礼拝堂。11と12のステーションの間の柱部分にあります。

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ここで聖母マリアは亡骸を受け取り、下の入口付近で亡骸に香油を塗ったとのこと。

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復活の聖堂に並ぶ

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ヴィア・ドロローサの14番目のステーションでもある、キリストの墓・そして復活の聖堂。聖堂の前ではローマ・カトリックのミサが行われてました。

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パイプオルガンの音が聞こえてきて、びっくり。各宗派が集まってる教会の中に、パイプオルガンなんて巨大なものが設置されてるの?それとも音源流してるだけ?

8時過ぎたら、なんとなく列が出来てたので、そこに並びました。

じりじり待って、ようやく入りましたが・・・見学は一瞬。

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正面から見上げる。

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入口。この時、テレビカメラのスタッフが入って、なんか撮影していきました。

キリストの墓の手前にある小部屋、天使の礼拝堂の内部。

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この先が墓です。ここから先は写真禁止。

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内部はほんとに狭くて、3~4人入って、満員。一瞬で次!次!と言われる。(修道士が列を仕切っている)

あまりにも一瞬だったので、もう一回並びました。

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前方にアルメニアから来た団体観光客、後方にインドから来た団体観光客に挟まれる。(アルメニア観光客とインド観光客の「どこから来ました?私たちアルメニア人なの」「俺たちはインドだぜ」との会話から判明。)

インド人観光客、すごい押してきて困った。世界各国から来た修道女や修道士の服装の観光客もいる。聖職者が行列してるのが見られるのも、ここくらいだろうな。

キリストの墓を2回見て、やっと満足。

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聖墳墓教会、満喫しました! 

 

ユダヤ人地区を抜ける

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さすがに早朝から疲れた。ジャッファ門近くのカフェで休憩。

次の目的地はムスリム地区にある神殿の丘です。一般観光客は午前中4時間と、お昼1時間しか入れません。お昼の時間に間に合うように並ぶ予定。(この日は行列する日と決めてきた。)

神殿の丘への入口まで行く途中に、ユダヤ人地区のカルドという場所を観光。

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6世紀頃に完成したエルサレムのメインストリートで、最近発掘されたものらしい。

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ツアー客がたくさん。

壁に貼られているモザイクは、madaba mapと呼ばれる世界最古のモザイク地図・・・の、複製。オリジナルはヨルダンのマダバという街にあります。ギリシャ正教会の床モザイクだそうです。

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これは6世紀のエルサレムで、真ん中を東西に走るのがカルドです。

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解説もある。

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なかなか面白いところだった。

そのまま城壁外へ出て、神殿の丘のセキュリティチェックを目指します。

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シオン門の外から城壁を歩く。神殿の丘の金色のドームが見えました。

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神殿の丘に並ぶ

神殿の丘はムスリム以外は入れません。観光客は入れる時間帯が決まっており、さらに入口はモロッコ門だけ。

ロッコ門は嘆きの壁の右上、ウッドデッキの先にあります。

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で、どこから並ぶのかというと、嘆きの壁ゾーンへのセキュリティゲートの一番端の列でした。

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電光掲示板に、入場できる時間が表示されてます。

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お昼は13:30からです。1時間前くらいに、列が出来ていたので並びました。

嘆きの壁への入口でもあるので、たくさんのユダヤ人が通り過ぎていく。

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集団でも通り過ぎていく。

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並んでいる間に気づいた、警告看板。

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「トーラー(律法)により、その神聖性のため、神殿の丘への立ち入りは固く禁止されています。」

これ、誰から誰への警告なの?観光客?入るなってこと??それとも一般ユダヤ人に向けて・・・?

 

厳戒態勢・ユダヤ人の失われた聖地

セキュリティチェックでカバンの中身を検査され、いざ、モロッコ門へ。

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上から見る嘆きの壁

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今日も大混雑です。

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ロッコ門には、ちょっと引くぐらい武装した警察だか兵士だかがうじゃうじゃいました。入る前に服装をチェックされます。半そでの人は長袖を着たり、足が出てる人はロングスカートを履いたり。

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広い!

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広いです!

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旧市街のごちゃごちゃしたところに面積を分けてあげたい。この広大な敷地が、今自由に入れるのはイスラム教徒だけなんですね。モスクや岩のドームなど建物の中は、ムスリム以外入れません。

岩のドーム

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岩のドーム接写。

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この岩のドームユダヤ教的にはソロモンの神殿だったところ。それからダビデが契約の箱を置いたところ。ということでユダヤ人の聖地です。かつ、イスラム教的には預言者ムハンマドが昇天したところ。なので、ムスリムの聖地でもあります。

端っこには巨大なモスクがあって、こっちは地味。

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岩のドームの前の東屋っぽいところに集う女性ムスリム、遊ぶ子供。

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オリーブ山を眺める観光客。

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広場の奥の方に、何やら集団を発見。ユダヤ人っぽい。

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ユダヤ人だった。それにしても、警察?何人態勢?すごい守られている。

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気になるユダヤ人の一行は、護衛されながら奥の方へ歩いていきました。

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そういえばこの人たち、自分たちの聖地でもあるのに、一般観光客と同じ時間帯にしか入れないのですね。

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厳戒態勢です。

壁際を歩いている。ムスリムとの余計な衝突を避けるためかもしれない。

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同じく壁際を歩いていて発見。エルサレムの城壁で唯一閉じられている黄金門です。

救世主が来るときはここから入ってくる、という伝説のある門なのですが。内側から見ると、ムスリムが門番をしていて、中に何かありそうでした。

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ひたすら城壁沿いを歩くユダヤ人と、護衛の警察。

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ちょっと前にも神殿の丘でイスラム教徒とイスラエル警察との衝突があったらしいから、怖いです。(大使館の安全情報メールに書いてあった。)

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そういえば、岩のドームの見えるあたりで、にこやかなムスリム女性から、頭をカバーせよ、ここは神の前だから。と声をかけられました。(風も強かったし、かなりボサボサだったと思う。)

こういうの、前もどこかで言われて、なんでそこにいるショートパンツのパリピっぽい金髪白人女性には声をかけないで、自分だけ言われるんだろう。気が弱そうなアジア人だから?反論してこなそうだから?とか不満に思ってました。

でも最近は、(あっちはもうダメだけど)こっちはまだ改心の見込みがある、と思われている、と前向きに考えるようにしてます。

ということでスカーフで頭を覆って即席ムスリムみたいな感じにしました。

でもそろそろ観光も終了。出るところはChain Gate(鎖門)というところでした。

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護衛されて聖地の端っこを歩くユダヤ人の集団はなかなか衝撃的でした。やっぱイスラエル、色々半端ない。と思いました。

 

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 (続く)

 

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