超個人的★ヨーロッパ旅行のHow To

ヨーロッパに住んでいる旅行好きです。バックパッカーやキャンプなどはしません(できません)・・・。公共交通機関ばかり利用してきた、これまでの個人旅行記録と旅のHow To。

【イスラエル旅行記】3:荒野のオアシスの街、ジェリコ

イスラエル旅行、2日目。古代からの街、ジェリコに行きました。

 

目次

 

1万年前からある街、ジェリコで、崖と一体化した修道院を見たい

観光2日目。「おおっ…!」というようなものが見たくて、エルサレム観光よりも先に、ジェリコに行ってみることにしました。

この旅行で絶対見たいと思っていた修道院、「おおっ...」と思うに違いない、というのがこれ。

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ワディ・ケルトというグランドキャニオンみたいな崖っぷちにへばりつく、聖ゲオルギウス修道院。5世紀にさかのぼる、ギリシャ正教修道院です。

外側はさすがに新しそうですが、内部にはビザンティン時代のモザイクが残っています。

この修道院の立地だけでもかなりテンション上がります!(自分は「洞窟と一体化」「崖と一体化」している教会建築が大好物。)

他にジェリコではヒシャーム宮殿と誘惑の山に行きます。誘惑の山行きのロープウェイに乗りたい。

 

ジェリコシティセンター

乗り合いタクシーはこの辺で止まりました。

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ここからはタクシーで回ることにしました。ジェリコは見どころが離れているし、ちょうど雨も降ってきたので。

行きたかった修道院と、それからヒシャーム宮殿と誘惑の山の3つの行き先の他に、やたらと死海死海、と死海アピールがすごいので、そこも行ってもらうことにしました。

 

聖ゲオルギウス修道院

街の中心をちょっと離れただけで砂漠の丘が出てくる街、ジェリコ

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あと、朝出発したエルサレムは気温が低く寒かったのに、ジェリコに近づくにつれ、じんわりあったかくなってきたのも印象的でした。

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車で行けるのはここまで。ここから先は徒歩で下ります。

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凄い景色!!

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こういうのが見たかった。

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ワディ・ケルトっていう街道跡らしい。

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渓谷の脇を歩く。落ちたら痛そう。

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かなり下っていくと、もうひとつ門があります。

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修道院は毎日9時から13時まで。いつの間にか晴れてきた。

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見えてきた!あの崖と一体化している、あれに違いない。

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歩道の脇に水路があって、ずっと下の方まで流れて行ってる。これもまた素敵です。出所を辿ってみると、上の方の洞窟の中から出てきてました。

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修道院正面。

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入口には手入れされた花。

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ちなみにこの修道院、女性は長い短いにかかわらずズボン禁止です。デニムだったのを注意されましたが、首に巻いていたスカーフをズボンの上から巻いて、入場OKとなりました。

内部は撮影禁止です。

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こちらは聖堂に入る前のところ。

この修道院、聖堂の手前に広い廊下があって、修道士さんが二人おしゃべりしてました。廊下は崖を見下ろすテラスにつながってます。

テラスにはテーブルとベンチがあって、砂糖たっぷりコーヒーが自由に飲めるようになっていました。さっそく一杯いただきました。

ちょうど晴れてきたところで、なんていうか、そこはかとない秘境のリゾート感・・・

ところで聖堂内部は入れませんでした。この日を含めて1週間、お休みなんだそうです。イースターにかぶったのが残念。

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崖に飛び出すテラス。

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すごい絶景です。昔はこういうところに引きこもって修行した、ということでしょう。。でも、もし食べ物や飲み物がふんだんにあるのなら、この絶景を眺められるところに引きこもって、ただ寝たり起きたり、何も考えない1日を過ごせるとしたら、それはけっこうパラダイスだなあ。

観光客用のトイレもありました。わりときれいです。

さて、帰ります。下ってきたので、駐車場までは上り坂。

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ベドウィンがいる。

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この登りがけっこうしんどい・・・

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でも、絶景。

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登り切って駐車場へ戻ってきたときはもうへとへと、喉カラカラ。ザクロとオレンジの生絞りジュースを飲みました。うまかった。

 

誘惑の山のロープウェイ

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次の目的地は誘惑の山。Mount of temptationです。ここでは、このロープウェイに乗りたかったのです。

ロープウェイ乗ってしばらくしてから見下ろす、ジェリコ

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それから、こちらが誘惑の山。

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キリストの修行した場所に修道院が建てられているということですが、わりと低い場所で修行したんですね。

ちなみにロープウェイじゃなくても、徒歩でも登れます。

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到着。

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この崖感!たまりません。

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聖堂の入口。やっぱり崖感がたまらない。

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間近から見た誘惑の山。木が生えてません。荒野。

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そしてこれが、聖堂の一番奥にある、キリストが修行時に座っていたという岩。

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・・・岩の色とか質感が、誘惑の山と同じようには見えないのだけど。人が触りすぎてつるつるになったってことかな。

この岩がある小さな聖堂には、我々みたいな観光客のほかに、本気の巡礼者も訪れます。岩に向かってひれ伏して額を付けたりしてました。

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帰りもロープウェイ。

ところで、この山から死海が見えるらしい。写真を撮って、彩度とか上げてみたのがこちらです。

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雲の下にうすーく見える山はヨルダンマウンテン。そしてその下にうっすら見える青いのが、死海・・・のようです。

 

ヒシャーム宮殿、モザイク見られず

次の目的地はヒシャーム宮殿。8世紀のウマイヤ朝の王宮です。

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有名な、生命の木のモザイクは見られない、と言われました。えー、残念。でも星形レリーフは見られるよ、とのこと。

入って歩く。

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ど真ん中にありました!

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へえー。結構大きい。

ちょうどよく左右に階段が付いているので、

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登って写真を撮ろうとする観光客多数。ていうか、こんな手荒い扱いされてていいのかな・・・。

てっぺんを取る者も。

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床モザイクがきれいな地下の浴室。

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カラフルです。

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モザイクは見れないけれど、よく見るとけっこうこだわりのレリーフなどがそこかしこにあって、なかなか見ごたえがあります。

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これとか。

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この、塀の上のクリスマスツリーみたいなのはそこかしこにたくさんありました。アラブの定番デザインかな。

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この柱も良いです。

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四つ葉の細かい縄みたいな模様。

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モザイクは残念だったけど、けっこうおもしろいところでした。

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死海はちょっとだけ

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最後の目的地、死海。行く途中の道路で、あっちはもうヨルダンだ、と説明する運転手。他にも、そこの土地は人間は歩けないんだよ、地雷埋まってるから。とか明るく解説が入りました。

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戦争がリアル。

ところで、死海のビーチは入場料がかかるところでした。そもそも死海に入りたいとかは全くなくて、ちょっと見てみたいくらいのもの。

なので、写真だけ撮りたい、と言って、見えるところに案内してもらいました。

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これが死海!!

そして・・・死海で遊ぶ人々。

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遠景をもう一枚。あの白く泡立っているところ、波じゃなくて塩の結晶とかだったら、なかなかロマンあるなあ。

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このあと、運転手にはエルサレム行きのバスが出る場所まで連れて行ってもらいました。9時にジェリコについて、バス停に着いたのが13時過ぎ。全部で4時間くらいでした。

 

 

イスラエルに関する十の神話 (サピエンティア)

(続く)

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